成人式には出ないらしいが、同窓会があるというので大学生の娘が帰省しました。
外で飲んだ時のドライバーにするために免許を取らせてやったので、こういう機会に使わない手はないと、焼き鳥屋やイタリアンで晩ご飯にしました。
正月からの暴飲暴食がたたり、胃壁がボロボロのようで、夜中に苦しくて目が覚めるようになりました。少し気を付けましょう。
3連休は穏やかに晴れ、日向ぼっこの気持ち良い休日になりました。
ボーっとして何にもやる気が起きないので、小田原出張の際に仕入れてきたキャスティング用の新しいラインシステムを組んでみました。
海の大物ルアー釣りでは通常メインラインはPEの編み糸で、リーダーにナイロンかフロロカーボンのモノフィララインを結びます。
スピニングルールで投げる際は、PEが傷まないようにリーダーかノット部分に指を掛けてキャストする人が多いようです。
リーダーに指を掛けると、PEとのノットの部分はまだスプールに巻かれていて、放出する際にライントラブルになる不安がありました。
その不安を解決するために、太いナイロン25号から細いPE6号に急激に変化させるのではなく、その間に中くらいの太さの部分をセットするシステムがあるそうです。
要は、ノットの部分から数10cmくらいPEラインにもう1層PEの管を被せて太くするというものです。
このスクラム16というアシストフック製作用の、中空のPEを被せて2重にするわけです。
まずラインにラインを通すための針になるものを家中で探しましたが、無かったので作ってみることにしました。
0.9mmの真鍮線の端材があったので、少し短いのですがけち臭く廃物利用しました。
0.5mmで孔を明けます。ラインを傷つけないように念入りにバリ取りします。
反対側の先端を尖らせますが、あまり鋭いとスクラムを突き破ってしまうので弾丸位のイメージにしました。
やっぱり短いけど、試作品だからいいや。
孔にメインラインのPEを通します。
これで70cm位に切り出したスクラムに通します。
スクラムのテンションを緩めると少しほぐれてこの針が挿せるようになります。
あとで固定するためにスクラムの途中から挿します。
8号の方はスクラムもメインラインも青で見難かったので、白とピンクの組み合わせになった6号の画像がこちら。
出口の方も固定用に端部まで行かずに数cm手前で抜きます。
そしてここにナイロンリーダーをFGノットで結んでノット部分にスクラムも固定します。
キャスティングの際はスクラム部分に指を掛けます。
そうすると、スクラムが1回転くらいスプールに巻かれていて、リーダーとのノット部分は一番手前の大きなガイドあたりにある状態になります。
まだ実戦で使用していませんが、飛距離も伸びるし、1日中投げてもラインにダメージが無いので、船上でのノット組み換えも不要という話です。
今年はキャスティングも頑張ります。