ショッピングモールで奥さまの買い物を待つ間、本屋で時間つぶしをしている時に偶然の出逢いがあると、つい本を買ってしまいます。
この前は脚が痛くて歩きたくなかったので、本屋にずっといました。
買ってしまったのは、
いつもの今尾さんの新刊と復刻版時刻表(東海道新幹線の開業月)。
今尾さんは略歴に文学部と書いてあったので、専攻は地理学科かと思ったらドイツ語学科だそう。
学問ではなく趣味で地理好きなんですね。
復刻時刻表は読んでみると、紙も新しくて(そりゃそうだ)読みやすく、ポケット版のように省略もないので気に入りました。
そうとわかったら、大切に保管してある茶色く焼けた古い当時の本物は、破れやすくて読みにくいので、売っ払って全部復刻版に更新してもいいなと思いました。
別に古物収集癖があるわけではなく、列車が運行していた史実に興味があり読んでいるので、古い本物である必要はないのです。
そしたらタイミング良く、市内に鉄道古物出張買取が来ると新聞広告が入りました。
早速、思い入れの少ない6冊を先鋒としてチョイス。
A4の大型のものもあるのですが、売らずに残しました。
右上の1962年10月がもっとも古く、30年近く前に古本屋で買った時でさえ3000円以上したので、それを含め6冊で最低でも3,000円は楽勝だな、と皮算用していました。
手前右の1967年8月はSL9600牽引の臨時急行「はしだてビーチ」が出ているので、古本屋かオークションで買ったもの。
手前左も1965年4月で結構古い。何かとの抱き合わせで買ったもの。
残り3冊は自分で子供の頃に使った70年代のものです。
小型なので地方のローカル線などに省略が多く、単線の交換駅を予想したり、途中折り返しの運用を想像したりするには、資料として物足りないのです。
さて鑑定額は!全点¥100だそうです。ガッカリ。復刻版も買えない。
こういう趣味性の濃い品物は、金銭的に余裕があり、趣味に全力投球している30~40歳のマニア層の嗜好・流行に合致するかどうかが価格に大きく影響するそうです。
時刻表を集める趣味の中心だった年齢層は、私よりももう少し上の年齢で、既に趣味からリアタイヤしているせいで古書の相場が下落し、仕入れても売れないそうです。
言われてみれば、TVのなんでも鑑定団に出る人は、最近年寄りばかりですよね。
古物に興味のない若者が増えているということか。
ということは、そのうち骨董も値崩れするんだろうなあ。
もっと早く売っておけばよかった。
今日11/14は埼玉県民の日です。公立学校がみんな休みになります。
私が子供の頃からそうでした。
今どきは、千葉にある東京Dランドに埼玉県民が押し寄せる特異日になってるそうです。
埼玉から中部の山奥に引っ越して、真っ先に冬の寒さに精神的なダメージを受けたので、自分が家を建てる時は暖かい家にしようと、心に決めたのでした。
それで現在、住んでいる家は高気密高断熱住宅にしたのですが、24時間強制換気が必須です。
窓を開けないと自然には空気が入れ替わらないのですが、冬は窓を開けたくないですから、電気の力が必要なのです。
25年間も休まず働いた家の集中換気装置がそろそろ寿命なので、完全に壊れる前にとセントラルヒーティングシステムごと交換しました。
前と同じ三菱のエアリゾートの後継機です。
軽自動車の新車が買えるほどの費用が掛かりました。
調子の悪かった冷暖房も一新できたので、年々暑くなっている夏も快適に過ごせそうです。
10年ほど前までは夜中にクーラーを入れるなんてことはありませんでしたが、最近の暑さでは寝られない日が増えましたから。