お友達が映画「フォードVSフェラーリ」のDVDを貸してくれたので、日曜の午後に家族揃って鑑賞しました。
エンジン音にしびれました。とてもおもしろかったです。
優勝が黒の2番だった意味もやっと分かりました。
しかし、ハリウッドにかかるとドイツ兵も、イタリア人レーサーもみんな悪い人みたい。
ああいう単純な人間像の描写は、今どき日本でも欧州でもしないと思います。
家族みんなで楽しめてわかりやすい。これぞアメリカン娯楽映画ですね。
さて、うちのオールドフェラーリ。
引き続き小物のお仕事。神は細部に宿るというそうです。
頂上目指して、投げ出して走り出したいのを我慢。丁寧に、と自分に言い聞かせます。
ボンネットを止めるベルト。
ちょっと厚いけど、このキットの造形で問題ないと思います。
ピンの円形の座は0.04mmのアルミテープをやめて、¥100均のガス台用アルミガードをポンチで抜きました。
当たり前ですが、中華製ポンチは吊るしのままでは使えません。
内径をドリルでさらって、外側のテーパーはボール盤に咥えて刃付けしないとナマクラで使い物になりません。
このアルミ材もt0.1mmないですが、テープよりはしっかりしています。合格。
これでだめなら、ビール缶と考えていましたが。
それとピンの奥のエアインテイクの網。
カバーは透明樹脂ですが、網はムクの樹脂パーツ。
GT40の時に買って余ってたハセガワのメッシュMで置き換え。
メッシュに両面テープでパーツを貼り付けて、ハサミで切り出すだけ。
塗装で孔が小さくなっていたので、ひと回り小さくしました。
それと鼻先のエンブレム。
t0.1mm以下のSUSの薄板にデカールを貼って、ハサミで縁ギリギリにカット。
水性クリアを原液で盛りました。
老眼鏡では完璧だと思ったけど、写真に撮って拡大したら四角くないじゃん。
左辺と下辺が要修正。
3倍のヘッドルーペを掛けて、さあ修正。
2mmX5mmくらいです。最初ハサミで駄肉を切り取ろうとしましたが、無理でした。
なので、油目のヤスリやフッキットとというペーパーで削りました。
まあまあかな。
デカールより板がはみ出しても、均一の幅ならおかしくないようにSUS板にしたので、この位は想定内。
完全にクリアが乾いていなかったのかしら。
摘まんで作業していたら、表面が濁ってしまったので、もう1層クリアをかけておきます。
次はウインカーやドアノブなどのメッキ剥がさなくっちゃ。
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まるで七宝焼きみたいです。
こういう細かい拘りと仕上げは重要ですね。
私も見習います。
ベルトのパーツも出来が良いです。
これなら、ちょっと墨入れとドライブラシを掛ければ十分、革ベルトに見えます。
ネットの工作もいいですね。
完成まで、もう一息です。
焦らずに頑張ってください。
エンブレムは水性クリアの原液をつま楊枝で乗せただけのテキトー仕事です。
緊急事態解除になったので釣りに行っても良いんですよね?県をまたいじゃダメ?それじゃまるで海無し県いじめだ!