心の風景 認知的体験

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あれこれやってもだめ

2009-10-06 | 心の体験的日記
・ブログ解析
・ブログ有料化
・メルマガ登録などなど
あれこれやって、それなりに完了しているつもりなのだが、
いざやると、だめ
ID違い
pswがだめ
などなど
これって、個人情報収集のためのトリックなのかなー
もうやめよう
無料にだまされないようにしよう

私語

2009-10-06 | 教育
最近は私語に強くなった
いくら私語があっても気にしないで話せるようになった
今日は、前列に座った学生
最初か最後まで横を向いたり後ろ向いたりの私語のしほうだい
ときおり、爆笑も
授業終了後に呼んで聞いたみた
「どうしたの?」
学生いわく
「今日は、この授業がはじめてなので
あれこれ話したいことがあったので」

注意してやめさせないでよかった!
学生の楽しみの一つを奪ってしまうところだった

ハエが一匹、ゴキブリが一匹

2009-10-06 | 心の体験的日記
ハエが元気に部屋中を飛び回っている
うるさいがしかたがない
ごきぶりも一匹
これはここ2日くらい、行方不明
どこからきたのかなー
まーいいか
彼らも生活があるだろうしなー
しばらく共存することにしよう

学術の国際化

2009-10-06 | 教育
学術の国際化
---異質が触発するもの

●学術の国際化の現状
 文部省関係に限って、学術の国際化 の一端をみると、次のようになる。
 ・平成8年度で、派遣が12400人、受  け入れで6742人。
 ・派遣国では、アメリカ27.4%、中  国、7.2%、以下、ドイツ、英国、  
   韓国、フランスと続く
 ・受け入れ国では、中国19.9%、ア  メリカ18.6%、勧告10.8%、以下、  ドイツ、英国、ロシア、フランス  と続く

 大学では、これに加えて、留学生の受け入れがある(平成8年度で、受け入れ数52921名)。これとほぼ同数が海外の大学などへ留学している。
 さらに、人物交流以外に、情報による国際交流も、インターネットの普及によって新たな交流の手段となっている。
 なお、かつてのように、学術の面だけが特化して国際化が進んでいるわけではない。社会のいたるところで国際化が進んでいる中での学術の国際化という現実も忘れてはならない。
 交流と共同研究にわけて、その望ましいあり方を考えてみたい。

●学術の交流がもたらすもの
 国際交流を考える前に、学術における交流の持つ意義を考えてみる必要がある。
 学術の交流の形態は、大は国際学会から、小は、ちょっとした研究会まで実に多彩である。なぜ、これほどまでに多彩になるか。
 それは、研究の展開のためには、「生の」情報収集と、異質なものとの直接接触ややりとりとが必須だからである。
 「生の」情報収集とは、研究活動のいわば「スパイ的」側面である。そこで収集される情報とは、たとえば、
 ・あの人があんな顔でこんなことを  言っている(人物評価)
 ・あの研究室であんなことを考えて  いる(動向)
 ・あの研究の現場ではあんな風に実  際の研究がなされている(研究のノウハ
   ウ)
 ・あの話のときの周囲の関心や反響
  がどうであったか(評価)
 もう一つ、異質なものとの直接接触
ややりとりとは、日常の研究現場で凝り固まってしまった頭をほぐしたり、アイデアチェックをしたり、新たなアイデアの創発を生む。
 こうしたことをするには、学術雑誌は、あまりに公式的過ぎる。また、インターネットも、言葉依存の限界にぶつかる。かくして、研究者は、情報交流と接触の現場に直接出かける、それも頻繁に出かけることになる。

●「国際」学術交流のもたらすもの
 外国との学術交流とて、国内でのそれと本質的には同じである。
 もっとも、国内だけだと、専門を同じくする人のサークルは限定されていて、そのサークルに所属して5年もすると、情報交流が陳腐化してくる。交流する相手も同じ、話すことも同窓会的内容になってくる。
 その点で、世界は広い。あらゆる点で異質な国際的な学術の社会と直接に接触することで、「生々しい」情報の収集ができるし、研究者の日常の知の枠組を壊し、それが新たな知の創発の契機にもなる。

●国際共同研究がもたらすもの
 個人の特性と分離できないところもあるが、研究心(考え方、研究の進め方など)は、人種や文化や教育によって微妙に違ってくいる。
 この違いは、共同研究には利点にも欠点にもなる。
 研究心の異質さが創発を生むきっかけを提供してくれる利点や、その国、その大学、その社会・文化がもっている情報の蓄積と交流の拠点ができる利点がある一方では、研究面だけでなく生活面でも、その異質さを受け入れるための手続きコスト(諸事務手続き、生活環境の整備など)がかかってしまう欠点がある。
 一時的な交流なら、利点のみのつまみ食いですむが、一定期間の間、共同で研究するとなると、欠点のほうにも十分な配慮をしておかないと、足もとを救われかねない。
 研究には「国境」はないが、研究者には「国境」がある。この齟齬が、国際化が進行してくると目立ってくる。この齟齬を埋めるのが、国の国際学術研究行政であろう。
 これまでは、相手国に出かけての共同研究が圧倒的に多かった。この場合には、もろものの成果は、相手にほとんど帰属してしまう。高々、出かけた人が個人的に持ち帰る「知」が細々と蓄積されるだけである。国の政策としては、費用対効果比は低い。
 これからは、来てもらう国際共同研究が気楽に行なえるような国内の環境整備に重点を向けるべきであろう。
 人で言うなら、トップレベルの研究者の招聘・雇用はもとより、大学院生や博士号取得者レベルでの優秀な外国人の発掘・雇用。
 そして、金・物・制度で言うなら、
研究者が気楽に来てもらえるようなものにすることにつきる。<--126行


注 今、日本では、科学基本計画や学術審議会の建議に基づいて日本学術振興会が中心となって実に多彩かつ精緻な事業展開が行なわれている。その一端を列挙しておく。人数は平成9年度実績。
・若手研究者海外派遣 138名
・外国人研究者招聘 
  短期  379名
  長期  111名
・外国人特別研究員 843名
・二国間学術交流
  受入れ  440名
  派遣   1007名 <--123行
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