心の風景 認知的体験

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2016年1 0月08日 に書かれた記事

2017-10-09 | Weblog
2016年1
0月08日 に書かれた記事をお届けします。

めいわくだもの」秀逸コピー?

TX自社の車両広告。しかも、一両全部、この類の広告。めいわくだもの」声が大きイヨカン」車内マナー向上を訴えているのかなーなお、この種の表現、他にもあった。流行なのかな?やきとリンピック


記憶」司馬遼太郎の世界を心理学で読み解く

記憶というのは、その記憶が生じた日の気分よって、ずいぶん現実とはちがう。(司馬遼太郎)@@記憶・再生がビデオカメラの再生ではないことは、よく知られている。その一つとして、気分が記憶・再生に影響していることも、よく知られている。それにもかかわらず、自白誘導による冤罪事件が起こる。このことも、よく知られているが、......
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わかりやすい解説とは

相対貧困率をめぐっての解説のさまざま①OECD(経済協力開発機構)では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算出)が全人口の中央値の半分未満の世帯員を相対的貧困者としている。②全世帯を所得順に並べ、その真ん中に位置する世帯の半分(2012年は122万円)に満たない「相対的貧困」状態③平成......
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衣替え余話

昨日は30度超え。もちろん、自分は、半袖の夏スタイル。でも会議に集まった5人の男、全員が衣替え。今日はかなり涼しくなった。電車内、あるいは街中でみかけるサラリーマン、4割はワイシャツ姿。もちろん、自分は、上下背広でばっちり。衣替え。なかなか難しい。女性はあまり関係ないのかなー


2015年10月07日 に書かれた記事

雲が素敵な季節秋空に浮かぶ雲思わず見とれてしまうことが多い雲の「形」の、名称や類型なんてあるのだろうか?入道雲なんていうこともあるから、典型的なものについては名称がありそうこれだけバラエティあると、類型化は無理かなーそれにしても、もう異常気象は終わりいい季......
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とっさの行為とミス

作業現場や日常生活の中では、とっさの行為を求められることがよくあります。それが不適切だと、事故なります。 とっさの行為が求められるのは、事態の進行速度が速いときです。鉄板の倒れる速度よりも速くとっさに止める行為が求められます。その時間速度は日常の速度ではありませんから、いつも適切に発揮できるわけではありません......

国保年金課からのお知らせ

2017-10-09 | 健康・スポーツ心理学
ある月の医療費明細が届いた。<<毎月ではないと思う。

歯の治療が入った月だったので、かなり額が大きくなった。

総額 77030円
うち国保からの支払い 53921円
自己負担額 23109円

なお、保険料は、月にすると4万円くらい。
結局、自分で支払ったのは、6万円余り。

これが妥当な額なのかどうか、実感としてわからないが、
来月から後期高齢者で3割自己負担になる。




「あわて事故を防ぐにどうしたらよいのでしょうか」安心・安全の心理学

2017-10-09 | 安全、安心、
「あわて事故を防ぐにどうしたらよいのでしょうか」
 あわて事故を、あわてている本人が一人で未然に防いだり、事故対応をすることは期待できません。
 したがって、それぞれの状況で発生が予測されるあわて事故を防ぐ安全工学的な手立てや表示はきちんとしておく必要はあります。電車への駆け込み防止策やその危険性の表示や警告のようにです。
 しかし、あわてるような状況を作らない自己努力はできます。
 特に、あわて事故を起こす頻度の高い人は、時間に遅れそうな状況や仕事が間に合わない状況をみずから作り出してしまっているようなところがないでしょうか。点検してみる必要があります。
 さらに、あわてそうになりそうになったなら、その時点ではまだ、自覚できる機会はありますから、あわてるようなことにならないように、考え方を変える、というより、開き直ることもあります。
 時間に遅れそうになったら、遅れてもどうということはない、あるいは、遅れたときにどうすればよいかを考えるのです。あまりたびたびでなければ、意外にそれでなんとかなるものです。

愛「それはポジティブ感情が湧き出る天使の泉」(再掲)

2017-10-09 | ポジティブ心理学
愛「それはポジティブ感情が湧き出る天使の泉」

● 「愛と憎しみーーその心理と病理」
 愛について書かねば、という気持ちはどこかにありましたが、あまり深く大きいキーワードなので、躊躇してきました。
 ところが、これがセレンディピティ(偶然の発見)というものでしょうか。ふとみた本棚に小見出しにあるような本が目に飛び込んできました。こういう経験、結構あります。
 故宮城音弥先生の岩波新書(1963)です。(値段はなんと130円!)早速、ぱらぱらめくり読書。
 病理法、つまり心の病理の世界に証拠求める研究法ですので、どうしても、愛の異常や憎しみのほうが強調されていますが、幅広く愛の諸問題を扱っていてとてもおもしろかった思い出があります。
 気持ちの元気づくりという観点に絞ってなら、愛を考えてみることもできるだろうということで挑戦してみます。
 研究者の悪いくせで、何事も定義から、との思いはありますが、こと、愛に関しては、やめておいたほうが無難そうです。それでも、気になるので、Wikipediaをチェックしてみました。そこで見つけたのが、次の1節。爆笑でした。
「一般に、愛は非常に多義的で複雑な概念であり、普遍的な定義ができない、そのような試みは不毛である、とさえ言われてきた。」(私が書き込んだものではありません。念のため)
 
● 愛は、ポジティブ感情の源泉
 たとえば、あなたに大好きな人が出来たときのことを思い出してみてください。
 そんな時って、世の中がばら色に輝いていませんでしたか。見るもの、聞くことすべてが愛に満ち満ちていませんでした。
愛には、感情全般へのそうした強い波及効果があります。愛は、ポジティブ感情の源泉なのです。愛なくしてポジティブ感情はありえないとさえ言えます
まず、何を愛するかです。
 乳幼児期の親子関係あたりに愛の淵源を求めるのが心理学では一般的ですが、
今さらそんなことを言われても困りますね。
 それはそれとして、今、愛に満ち満ちた気持ちにさせてくれるものがほしいと願うのが当たり前です。つまり、愛の対象探しですね。
 となると、ただちに頭に浮かぶのが、異性ですね。
 異性愛は、愛のなかの親玉です。愛する異性を持つ人は元気です。
 でも、愛は異性愛だけに限りません。
 わが子への愛、親への愛、友人への愛もあります。もっと大きくは、人類愛もあります。
こうした人への愛以外にも、日本を愛する、地球を愛するなどなどもあります。さらに、心理学を愛する、ピカソを愛する、神を愛する、なんてのもあります。
あなたの愛の対象は、今、何でしょうか。
 愛する対象は、ありとあらゆる、「ひと、もの、こと(情報)」におよびます。多彩です。可能性としては無限かもしれません。
 なぜ、それがあなたの愛の対象になったのでしょうか。
それは、その対象と接触したときに、まず、宗教心に近い真善美の感覚、あるいは崇高な感覚が湧くこと、そして、それに「強い」快感情が伴なったからです。
 
●愛で心を元気にするコツ
① 真善美を求める
 まさか、婚活のすすめ、というわけにはいきませんが、心を開いて、真善美を感得できる場に出向くことをすすめます。人から、仕事から、旅行から、音楽会からなどなどなんでもいいと思います。家に閉じこもり、自分の心に閉じこもっていては、愛の対象探しは無理です。

②穏やかで持続的な愛を
 愛には強弱があります。持続の長短もあります。
 愛を気持ちの元気づくりにしようとするなら、穏やかで持続的な愛がふさわしいと思います。
 愛の発露には、エネルギーが必要です。
 激しい愛なら、一気にエネルギーが費やされて終わりです。たとえば、熱烈恋愛で結婚。3年で破局では困ります。
これでは、気持ちの元気づくりにはなりません。
先ほど真善美、という表現を使いました。穏やか持続的な愛の対象は、これしかありません。これが見つけられれば、あなたの人生、磐石です。



遊び「それはポジティブな気持ちへの誘い」

●遊びの効果
 ホモ・ルーデンスなる言葉もあるくらい私たちは、遊び好きなようです。でも、遊びが好きなのは、人に限らないようですが。
あまり本筋には関係ありませんが、哲学者カイヨウによる遊びの4分類を紹介しておきます。
・ 競争に勝つ スポーツなど
・ 運をためす ギャンブルなど
・ 真似をする 演劇など
・ 幻惑される ジェットコースターなど
いずれにしても、人間が遊び好きなのは、当たり前かもしれません。だって、遊びには、その心理的効果だけに限定しても、びっくりするくらいあれこれあるからです。
「気持ちに対する遊びの効果」
 遊びには、日常とは違った、心理的には「はれ」の意味合いがあります。さー遊ぼうとなると、自然に心うきうきですね。それには、場の変化が大きく貢献しています。いつもと違う場があります。旅行にしても、一杯飲むにしても、普段とは違った場で遊びます。それが気持ち元気のベースになります。
「頭に対する遊びの効果」
普段は、論理や達成目標の制約にがんじがらめです。そこに、遊びが入ると、制約を飛び出して自由な発想ができます。連想や回想が活発になります。そこから新たな発想が生まれます。
「周りに対する遊びの効果」
遊びには、一人でするものも仲間と一緒にするものもあります。仲間と一緒の遊びは、普段とはちがったものが入りこみます。それが、対人関係をより親密なものにし、さらに、質のちがったにします。いわば、遊びが対人関係を活性化してくれます。
 
●遊びで心を元気にするコツ
①遊べる習慣をつけておく
 この年になって、「若い頃しておいて、よかったなー」とつくづく思うことがいくつかあります。
 一つは、読書。本が大好きでした。今書斎や研究室にある本の半分は若い貧乏な頃、購入したものです。
 2つは、遊ぶ。貧乏でしたから限定はされていましたが、マージャン、テニス、ドライブです。
 さらに、本当は、もう一つ、2つ挙げたいのですが、余談が長すぎますのでやめておきます。
 なぜよかったかというと、充実した暇づぶしができるからです。もし、これらがなかったらどれほど貧しい老後になったかと思うとぞっとします。あの皮肉屋バーナード・ショウがこんなことを言っています。
「年を取ったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年を取るのだ。」
 心を元気にできる遊びができる力?は、ですから、若いうちにその基礎、レパートリを増やしておくことをおすすめします。

②積極的に遊ぶ
 私はごろ寝が大好きです。疲れたときなどは、一日、万年コタツにもぐりこんでうたたねして至福のときを過ごします。
 でも、これは心身の元気にはつながりません。疲れをとる名目でのぐーたらですが、こうしたパッシブレストだけでは、休息の取り方としては失格です。疲れを取りすぎてしまうと?心のはりがなくなってしまうからです。月曜日スタートで出遅れることになります。
 やはり遊びも、積極的にやるようにしないとだめなようです。
 それには、遊びにお金をおしまない習慣をつけることですね。この年になって、私もやっと心から遊びが楽しめるようになりましたが、昔の貧乏がたたってか、遊びにお金を使うのには、まだ抵抗があります。

③ できるだけ仲間と一緒に
今の私の密かな?楽しみの一つが、書斎でパソコンを立ち上げて一番にする一人マージャンです。もう何年になるでしょうか。
昔、大学生時代に馬鹿みたいにやった経験のなごりでしょうか。
でも、一人マージャンは、さみしいですね。ゲームそのもののおもしろさを堪能できるからいいものの、やはり、4人でジャン卓を囲んでのゲームに限ります。いずれ、退職したら、近隣でメンバーをつのってと、これもひそかに思っています。
同じ楽しみでも、一人より仲間と一緒のほうが楽しいです。仲間が楽しい世界に引きずりこんでくれることもあります。これが、心、元気にしてくれます。

④ いろいろの遊びができるようにしておく
 遊びのレパートリは広いほうがよいと思います。遊びには、前述したように、さまざまな効果があります。その日の気分で、あるいはTPOに応じて、遊びの種類を変えられれば、効果抜群です。

⑤ 結果ではなく、プロセスを楽しむ
 スポーツやゲーム遊びには結果が伴います。出来不出来、成功不成功、勝ち負けがあります。それが遊びの楽しさにつながってはいますが、それだけにこだわると、遊びの効果を十全には享受できません。そこに至るまでの過程をじっくりと味わい楽しむ気持ちが必要です。