税金には、見えない税もある。
社会保険の類である。
消費税や所得税のように見える税の増税は、大反対されるが、
見えない税の増税は、みえないだけに、反対しずらい。
第一、増税されたのかどうかもあまりはっきりしない。
退職してみると、その見えない税が見えるようになるのだ。
そして、その額の凄さを実感させられる。
見えない税の税率などは、省庁レベルできめることができるのかなー
あまり国会議論では聞いたことがない。
「参考」
サラリーマンの所得税は「天引き」されるが、その源泉徴収票をよく見ると、所得税より大きな額が書かれているはずだ。所得税率は年収300万円だと10%だが、健康保険料は11.5%、厚生年金保険料は18.3%である。
これは税とは書かれておらず、労使で折半ということになっているので負担感がないが、事業者負担分は企業にとっては法人税と同じで、それだけ労働者の可処分所得は低くなる。したがって社会保険料は約30%の国民負担で、これは支出に8%かかる消費税の約3倍だ。
(池田信夫)
社会保険の類である。
消費税や所得税のように見える税の増税は、大反対されるが、
見えない税の増税は、みえないだけに、反対しずらい。
第一、増税されたのかどうかもあまりはっきりしない。
退職してみると、その見えない税が見えるようになるのだ。
そして、その額の凄さを実感させられる。
見えない税の税率などは、省庁レベルできめることができるのかなー
あまり国会議論では聞いたことがない。
「参考」
サラリーマンの所得税は「天引き」されるが、その源泉徴収票をよく見ると、所得税より大きな額が書かれているはずだ。所得税率は年収300万円だと10%だが、健康保険料は11.5%、厚生年金保険料は18.3%である。
これは税とは書かれておらず、労使で折半ということになっているので負担感がないが、事業者負担分は企業にとっては法人税と同じで、それだけ労働者の可処分所得は低くなる。したがって社会保険料は約30%の国民負担で、これは支出に8%かかる消費税の約3倍だ。
(池田信夫)