24時間横臥療法
2018-06-08 | 癌闘病記
力が入らない、
何もする気が起こらない
食べるのもおっくう
という状態に陥った。<<これまでにも何回かあったような気がする。
ベッドに横臥して
TVを友達に、<<こういうとき、TVは助かる。
24時間すごした。
今朝5時。目覚めると、やる気満々。
早速、やや早かったが、ごみ出し。
なんと庭の草取りもやってみようかとさえ思った。<<思っただけですが。
副作用効果と性格とが微妙にコラボレーションしているような感じ。
ところで、6日の診断では、肝臓転移癌のほう、かなり小さくなってきた。
W医師「これなら、手術でとれるなー」と、恐ろしいことをつぶやく。
外科医だから、切りたいのだろうなー
そろそろ、自らの死生観をしっかり確立して医師・治療対応をしていく時期にきたのかも。
それでも、考えるのが、面倒だし怖いしわからない。
「元気なうちに死にたい」
「延命だけの治療は勘弁してほしい」<<延命治療だけはしないでくださいとの書面は書いてあるのだが。
「家族に迷惑はかけたくないが、家族の思いもあるからなー」<<死は自分の問題よりも、社会のほうが問題
などなど
とりとめもなく考えるが、はっきりしない。
●状況の力
人がしかるべき状況におかれると、いかにその状況にふさわしく行動してしまうかを実証した実験の、忠実な再現映画「es(エス)」が話題になった。
人が社会的動物といわれるのは、こうした「状況の力」に強く影響される存在だからでもあるが、同時に、そうした状況をつくりだせる存在でもあるからである。