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「修羅場体験」

2021-02-26 | 名言の心理学
「修羅場体験」

修羅場体験を一緒に乗り越えていくことは、連帯感、一体感を共有する大きなきっかけになっていきます。(高橋克徳「職場は感情で変わる」講談社現代新書)

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皆と一緒は気持ちのよいもの。
家族でも職場の仲間たちとの連帯感、一体感は、強弱こそあれ、欠かせない。
それを作り出すものの一つが修羅場体験である。
ともにつらい練習をして優勝した。
ともに切磋琢磨して合格した。
ともに助け合って生き延びた。
それがメンバー間の強い絆となる。
それが、次への新たな挑戦を生む。
それが、心の元気を作り出す。

そのためには、皆が納得できる目標がいる。目標達成への強い意欲が必要。
それを示すのがリーダーの役割。
そして、目標達成までの道のりの中で出現する数々の修羅場を乗り切るための勇気と方策と示すのも、リーダーの役割。

強いリーダーあっての修羅場体験こそ、連帯感、一体感を生む。

非問題

2021-02-26 | 認知心理学
非問題

巷で議論されている問題のほとんどは、経済学的にはtrivialな非問題である。
(池田信夫ブログより)

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問題でないことをあたかも問題、それも大問題であるかのごとく
喧伝してり、論じたり、解決しようと努力したりすることがある。
擬似問題ともいう。
壮大な無駄である。
研究者は、そういうことにならないように、精緻な文献検索をして
自分のしようとすることが、真の問題なのか、それとも解決ずみの
(trivial;自明な)問題なのかを執拗に吟味する習慣がある。
学者、研究者の社会的使命として、世の中で擬似問題が問題とされる
ときには、その旨を公言しなければならない。