心の風景 認知的体験

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環境に馴れれば気も散らない

2008-07-10 | 健康・スポーツ心理学
1  環境に馴れれば気も散らない

 人間は、暑さも寒さも、痛みも快楽も、美しさも醜さも、貧しさも豊かさも、ほとんどありとあらゆることに馴れることができる。馴れることは人間の特技のようなものである。
「馴れる」とは、同じことに何度もふれているうちに、初めは色々とそれに対して反応が生じていたのに、次第に何も起こらなくなることである。
馴れるというこの人間の特技は、集中力を発揮したい人にとっては見逃せない。集中力を妨げていると思い込んでいる環境にも馴れてしまえば、それが気になって集中できないということはなくなるからである。
 よくぞこんなところで仕事ができるもの、というような環境があるが、多分、慣れてしまって気にならなくなっているのであろう。もちろん、最初はそれになり苦労はしたと思うが。
 そこで、たとえば、音に馴れるコツ。
 まずは、徹底してその音の意味を考えてみることである。そして、それが結局は自分とどこかでつながっていないか、もしかして自分もそのような音の発生源になってはいないかを徹底して考えてみる。
 カラオケを自分でも楽しんだ経験はなかったか、騒音のうるさいあの工場で作っているものは何か、それは自分にとってもなくてはならないものではないかなど。
 もし、それによって何かが見つかれば、きっとそれらの騒音に寛容になれるはずである。
 さらに、どうしてもダメという人には、耳栓や厚手のカーテン、あるいはバックグラウンド・ミュージックという手もあるが、そうしたことにあまり意をくだき過ぎると、騒音にとらわれてしまって、馴れるわけにはいかなくなる。
 他人が作り出す環境を自分の都合のいいように変えさせることができるなど、ごく一部の場合を除いて、無理というものである。これを自分を鍛える試練と達観し、とりあえずがんばってみるのも、あなたにとっては悪い結果をもたらさないはずである。
 逃げずに、その中に自分をどっぷりと浸し込んでみたり、あるがままに受け入れてみると、必ずよい結果が生み出されるはずである。
 ただし、馴れには気をつけなくてはならない側面もある。批判精神や「なにくそ」という向上心を削ぐ恐れがあるからである。「生活上の不便、不満のあらゆることに馴れよ」ではなく、本質的ではないこと、どうでもいいことにまで肩ひじをはらずに、ともかく馴れてしまったらどうかというのが、ここでの話である。


想像すること

2008-07-09 | 心の体験的日記
想像したことが実現するのではない。
想像していたからこそ、実現したことがわかるのである。
真理というのはあらかじめ存在するのではなく、構築するものなのである。
宿命もそうである。
それは自由に空想する人の身にのみ到来するのである。
(内田ブログより)
**
うーん、とうならせられるねー

理香ちゃんは、何を想像しているのかなー

休業補償

2008-07-09 | 心の体験的日記
油の値上がりで漁業が深刻な状態らしい
政府よ、なんとかしてくれ、とばかりに、一斉休業
民主党は、関連法案を準備しているとか。

でも、もしこれが通るなら、
運送業も、
車通勤者も、
はたまたーーーー
となりはしないか」

自分たちは、日本の基幹産業だからだとでも言うのであろうか

圧力団体のごね得ではないのか
自助努力する余地はないのだろうか

統計学の枠組

2008-07-09 | 心理学辞典
14.代表的な心理統計法  海保博之
●心理統計の枠組
心理統計は、記述統計と推測統計とに分かれる。記述統計は、集められたデータに基づいて、そのデータを発生させた集団や個の特性を記述することをねらいとする。
推測統計は、データを発生された集団(標本)が抽出された元になる集団(母集団)の特性を、一定の仮定と約束事に従って、推測することをねらいとする。推測統計のイメージは、図1のように示すことができる。


図1 統計的推論の枠組み

ここで、統計量とは、標本の分布の特性(平均や分散など)にかかわる数値指標である。仮想的に、そうした統計量を無限に採取したときに得られる分布が標本分布である。標本から得られた一個の数値指標が、この標本分布のどこに位置するかを調べることによって、母集団についての一般化された結論を出そうするのが、推測統計である。

●代表的な心理統計法
「記述統計」
1)平均と標準偏差——記述統計
たくさんのデータを小数個のカテゴリーにまとめあげることによって、度数分布が得られる。度数分布の特性を数値的に表現するものとして、代表値と散布度とがある。代表値は、分布を代表する値、散布度は、代表値のまわりにデータがどれくらいちらばっているかを示す値である。平均xと標準偏差SDは、一番よく使われる代表値と散布度の指標である。Nをデータ数とすると、
x=

SD=

2)相関係数——記述統計
1つの対象(人)から、たとえば、身長と体重と足のサイズというように、複数のデータを取ることがある。その時、2つのデータの間に、全体としてどれくらいの関連があるかを知りたいときに、ピアソンの相関係数rが計算される。相関計数がプラスで高いほど、一方の値が大きくなれば他方の値も大きくなる傾向が強くあることになる。

r=

3)因子分析——記述統計
相関を計算できる特性が10個以上になることがごく普通にある。たとえば、子どもの学業成績と健康診断と意識調査を一緒にするような場合である。10個あれば、45対の相関が計算できる。これを行列の形にしたものが相関行列と呼ばれる。
この相関行列の中から、特性間の類似性の構造を探り出す手法の一つとして因子分析がある。そして、特性間の類似性の基盤にある潜在因子を推定することによって、複雑に関係する特性間の本質的な関係が見えてくる。
「推測統計」
1)母散の推定値——統計的推定
標本分散は前述の標準偏差を2乗したものである。母分散は、Nの代わりに、(N—1)で平均平方を割ったものである。これが、標本から推定された母集団の散らばりの推定値、母分散になる。
ちなみに、母平均と母比率は、標本平均、標本比率と同じになる。
これは、統計的推定の中でも、点推定と呼ばれる。推定には、もうひとつ、区間推定がある。内閣支持率が45%というのは点推定、45%支持率は、信頼度95%(または99%)で、43%から47%の間にある、が区間推定になる。
2)t−検定、F−検定——統計的検定
 たとえば、治療的な介入をした群と介入しない群との間に、統計的に有意な差があるかどうかを判定したい、というような時に、2つの平均値、分散を使って次のような統計量を計算し、それが、理論的に計算されている値よりも大きければ(棄却域に落ちれば)、「統計的に有意」という一般的な結論を出す。

t=

F=

3)分散分析——統計的検定
3個以上の平均値間の差が統計的に有意かどうかを知りたい時に使うのが分散分析である。t−検定を繰りかえす方法もありうるが、これ以上の分析ができるので、分散分析のほうが望ましい。
分散分析の原理は、複数個要因の平均値間の差の散らばりが、個体差など、偶然の散らばりより大きいかを判定するところにある。
分散分析の長所は、2つある。一つは、複数個の特性(要因)を同時に取り上げて差を分析できることである。たとえば、ある心理療法の効果を病歴の長短も考慮に入れて分析する、といったことができる。
もうひとつの長所は、交互作用効果の分析ができることである。ある心理療法の効果が病歴の長さによって違うかどうかを知ることができる。
4)ノンパラメトリック検定——統計的検定
以上述べた推定は、すべて標本分布に依存した検定であった。そこでは、前提を満たすための厳しい制約条件があった。とりわけ、標本数は、少なくとも20個以上が確保されなければならなかった。
ノンパラメトリック検定は、10個以下くらいの少数個のデータだけからも一般的な結論が引き出せるような工夫をした検定である。

写真
昔の広告
東芝科学館

「ネットで稼ぐ」

2008-07-09 | 心の体験的日記
認知的体験03/10/17海保
「ネットで稼ぐ」
そのサイトをみるには、年間8000円の会費がいるというのがある。それで気がついた。仮に、1000人が登録してくれたら、800万円が手に入る。経費はネットだからそれほどかからないはず。充分にそれだけで食べていける。
やってみるかなー。でも自分のHPのアクセス人数は300人程度。それでは商売は無理か。というより、誰も、それならやめたーとなること確実

馬鹿な妄想でした


写真
わが愛車
シールをはがしたら、こんなにばっちりとした
映像になりました

わかりにくい表現は高コスト負担になる 

2008-07-08 | わかりやすい表現
わかりにくい表現は高コスト負担になる 

社会保険庁からの年金特別便がわかりにくくて再送、億単位の支出増とのニュース。さもありなんと思う。先日おくられてきた簡易保険満期の通知もそれで何をしてよいのかさっぱりわからないので窓口にいったら、書かれていることとは別の手続きでよいと言う。
さらに、税金の確定申告の説明も、何度も読まないと理解できない指示で満載。ほとんどが毎年同じはずなのに、説明の仕方が異なる。違ったところだけ強調して書いてくれれば余計なところは読まなくとも済むのだが。
 官僚文書は、官僚だけが作るわけではない。これを真似するかのようにして、民間でも似たようなわかりにくい文書が出されている。
 わかりにくい文書は、読み手、ひいては社会に高いコストを負担させることになる。今回の社会保険庁のケースはそのことをはっきりと認識させた点で効用ありである。再送の金銭コストに限らない。わかりやすく書けば、5分で読み終える文書が、わかりにくく書かれていたために倍の時間を費やす、さらには、回りの人に聞く、あげくの果ては、書き手に問い合わせることになる。この時間コストは、いかほどになるか見当もつかない。
 どうしてこうした悪文書が出回るであろうか。
これらの文書の多くは、ちょっとした間違いが大変なことになる文書である。誤りを恐れて、なんでもかんでも書き込んでおこうとすることが、こうしたわかりにくい文書を作り出してしまうのであろう。
筆者は電子機器の取扱説明書をわかりやすくする研究をしてきた。30年前、なんでも知っている技術者が書いたものが、素人ユーザにはちんぷんかんぷんで、クレームがメーカーに押し寄せた事情と似ている。
さらに、文書は形として残る。前例、慣習でもっぱら動いている官庁では、過去の悪文書が参照されてそれが一種のマニュアル(表現文化)になってしまっているのだと思う。
改善の方策は大小とりまぜればたくさんあるが、ここでは、「大」のほうを3点だけ指摘しておきたい。
 第一には、誰に当てた文書なのかをしっかりと意識して文書作りをすること。高齢者相手の文書ならそれなりの作り方があるはず。
2つ目は、読み手に近い周辺の人に事前にチェックしてもらうこと。一人でも2人でもよい。ちょっとみてもらうだけでも独りよがりの表現のまずさが指摘してもらえる。取扱説明書の作成には、こうした役割と果たすテクニカルライターが介在するのが一般的になっている。
3つ目は、やや具体的な方策であるが、メリハリ表現をすること。書いてあることが全部大事ということはない。読み手にとって大事なこととそうでないことがみてわかるようにする。文書の「みえる化」である。今、金融商品の説明が参考になる。

携帯写真の画像がぼける

2008-07-08 | 心の体験的日記
添付写真のようになってしまう
どうしてなのか、不思議だった
窓口にいってきいてみた
あれこれ想定される原因を並べる
その中に、レンズ保護のためにシールがはってある
があった
そう、その通りであった。

渡すときに、シールくらいはがしてください
渡すときに、電源のことはちゃんと説明してください

キムタク広告

2008-07-08 | 心の体験的日記
キムタク総理
おもしろいのだが、まもなく終わってしまうといううわさもある
まさか、政界、トヨタの圧力
なんてことはないだろうとは思うが、
本当に久しぶりに楽しんでいるTVドラマ
ぜひ、もうちょっと続けてほしい

それはさておき、
CMに、クムタク+カローラの画面
さらに、キムタクがトヨタ車にのって出てくる
これって、ありだったけ?
コード違反すれすれではないかなー
効果はあるだろうが、
本体とCMは別、
が普通ではないか

教育崩壊

2008-07-08 | 心の体験的日記

大分教員不正採用、合格者の半数口利き 100点加点も
(朝日新聞) 2008年7月8日(火)03:02

 大分県の小学校教員の採用を巡る汚職事件で、収賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)が、県警の調べに、今年度の採用試験でも「約20人を合格させるよう上層部から依頼され、15人くらいに加点した」と供述していることが分かった。>>gooニュースより
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こりゃーすごい事件だ!
不思議に全国的にはあまり騒がれていないが
大分県の教育、これじゃーやってられないのではないか
小学生でもことの善悪がわかる単純な事件。
まさか、全国どこでもということはないだろうなー

情報に流されないようにする

2008-07-08 | 健康・スポーツ心理学
「集中力を高めるトレーニング」より

7 情報に流されないようにする

 情報化社会とは、過剰なまでに情報が生産・流通・消費される社会である。そのような社会では、たくさんの情報に対処するために次のようなことになりがちである。
 まずは、一つ一つの情報を処理する時間が短くなる。
 これによって、情報の量の多さに対処しようというわけである。人が死んでも、さっと悲しんで翌日は忘れる。飛行機が落ちても、二、三日大騒ぎして次のニュースを追いかける。目新しいテーマもすぐに陳腐化してしまう。
 次に、情報の価値を瞬時に判断して、あまり大事でないものはどんどん無視してしまうようになる。
 週刊誌の記事も、二つか三つ読んで残りは捨ててしまう。本も、大事そうなところだけ拾って読むようになる。余計なことにはあまり関心を持たず、かかわりを持たないようにする。
 いずれもせわしくて味気無いが、情報化社会に適応して生きていくには確かに巧妙な知恵になっているし、集中力のコントロールにも好ましい。
 ただし、これとて自分である程度まで意識的にできればの話である。情報過多に流される形で、つまり知らずしらずのうちに行なわれるとすると、あまり好ましくない事態が起こる。
 情報処理の時間が短縮されると、結果として一日で処理する情報の量が増えることになる。処理された情報は頭の中に蓄えられて、貴重な記憶の倉庫をふさぐことになる。それが、意識的に取り込んだ情報なら問題はない。いずれ生きた知識として使われるからである。
 しかし、無自覚的に取り込まれた場合、あなたの頭の中はがらくた情報ばかりになり、本当に大事な情報が隠されてしまい、将来、知識として生かすことができなくなる恐れがある。
 

ランク入りならず、連続12日

2008-07-08 | Weblog
2008.07.07(月) 1408 PV 329 IP - 位 / 1051378ブログ
2008.07.06(日) 884 PV 271 IP - 位 / 1050832ブログ
2008.07.05(土) 1189 PV 253 IP - 位 / 1050284ブログ
2008.07.04(金) 1277 PV 284 IP - 位 / 1049756ブログ
2008.07.03(木) 1417 PV 317 IP - 位 / 1049251ブログ
2008.07.02(水) 1197 PV 296 IP - 位 / 1048689ブログ
2008.07.01(火) 1155 PV 317 IP - 位 /

株価が連続下落している日数とほぼ同じ
まさか、因果関係があるとは思えないが。
でも愛読感謝です
ますます、意気軒昂です


模擬授業

2008-07-08 | 健康・スポーツ心理学
8月24日 東京成徳大学 健康・スポーツ心理学 模擬授業

「心の悩み、落ち込みからの回復を手助けするのが臨床心理学と福祉心理学。
それに対して、心をよりいっそう元気にするのを手助けするのがポジティブ心理学や健康心理学。その一端を紹介します。」

古い古いパソコン
東芝科学館にて