心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

福祉の世界

2012-08-23 | 心の体験的日記
● 経済が好調の波にのってきた昨今、格差拡大論議がかまびすしい。その真偽のほどはさておくとしても、福祉の対象とされる、「弱い立場に置かれがちな人々」は、いつの時代にも数の増減はあっても一定割合で存在し続けてきたし、今後も存在し続けることは間違いない。それは、いつ何時、みずからがその一人になる可能性を内包していることに留意する必要がある。
● しかし、その時々の政治的、経済的、社会文化的な情勢によって、誰がどのような弱い立場に置かれがちな人々になるのか、また彼らに対する世の中の見方や処遇は、かなり異なってくる。
助けられる者と助ける者という単純な2項関係でとらえるモデルはもはや古典的なものとなり、現在では、弱い立場に置かれがちな人々も含めてすべての人々がそれぞれの自己実現と幸福をめざして人間的な生活を営むことを願う民主主義的なモデルが一般的となってきている。


検索トップ10

2012-08-23 | Weblog
順位 検索キーワード 閲覧数
1 認知機能 5 PV
2 海保博之 5 PV
3 メタ認知とは 4 PV
4 指差呼称の効果 3 PV
5 仕事日記をつけよう 3 PV
6 裏切り者検知 2 PV
7 素朴心理学 2 PV
8 声かけ 共同作業 表示 2 PV
9 指差し呼称 2 PV
10 思い込みエラー

400台快復へ
お盆休みからそろりと

愛読感謝です

福祉心理学

2012-08-22 | 心理学辞典
● 福祉心理学(welfare psychology)
2003年に日本福祉心理学会が設立された。このあたりから関連する大学、学部、学科が多数設置され現在に至っている。
福祉心理学のねらいは、福祉対象者の心を踏まえて彼らの自立と自己実現を支援する最適な福祉ケアーとはどんなものであるべきかを探るところにある。
研究の領域は、大きくは、社会的に弱い立場に置かれがちな人々の心と行動を知ることと、福祉ケアーをする人々の心を知ることとに分けられるが、具体的な研究領域は多岐にわたる。さまざまな社会保障制度がもたらす心理と行動、医療にかかわる心理と行動、家族やコミュニティにかかわる心理と行動などなど。

ワードマップ「安全・安心の心理学」

2012-08-22 | 安全、安心、
心理学の立場から安全と人のかかわりを考えるためのキーワードを取り上げて解説。
危険の予知・いざというときの対策から安全・安心が脅かされたときのケアまで、
認知心理学が教えてくれる心の技法を紹介。


誘拐児

2012-08-22 | 心の体験的日記
久しぶりの推理小説
読了はした
しかし、これは間違いなく、自分の理解力の問題であるが、
実は後半最後の犯人探しのところにくると
あまりに複雑いろいろの人間がからんでいて
結局、すっきりと何がどうなって解決したのかが
わからないままだった
もう一度よんで というほどのこともないので
なんとなく釈然としないまま、この本とおさらばする

そこで一つのアイディア
としより向きの推理小説の必要性である
シンプルでわかりやすさを売りにしたもの
懐古趣味も満たせる>>誘拐児」も、戦後の混乱期が一つの場面
それでも退屈させないサービス精神に富んだ趣向がある

実は、TV映画なども、筋書きがちょっと複雑になると
もう追えない ということがしばしば

ないものねだりかなー
昔読んだ本を読み返すのがよいのかも




仕事日記をつけよう」なんと3刷りに

2012-08-22 | 心の体験的日記
地方紙への宣伝効果があったらしく
3刷になったとのこと
うれしい

自分の仕事日記は、手帳の片面を使っている
ほとんど他人がみてもなんのことかわからないほど
雑然としているが、自分では実によくわかる
それがよいのだ

今構想中なのは、学生に「学習日記をつけよう」「頭脳日記をつけよう」 笑い 嘘
@@@@@@@@@@@@@

アマゾン、レビューより

By ビタミン・トム トップ500レビュアー
仕事日記で、p33「目標や願いを意識する」こと、読み返すことの大切さ、他人には見せないことの意図を知る。

営業日誌や業務日誌と、上司がチェックする日誌とは違い、自分自身の「仕事日記」の効用が説かれています。

日記と手帳のタイトルが書棚にあると、目に飛び込んできます。
「朝日記」「未来日記」など、日付と時間のある予定に書き込むと、締め切り効果で、行動が決まってきます。

p87「絶対に人に見せない」の「仕事日記」は、この本の特徴のように思いました。
「有言実行」と「不言実行」の考え方に迷う事もあるけど、ある目的のために、他人に対する説明で、エネルギーを消耗してしまうことを、多くの人は体験しているかも知れませんね。

仕事の多くは、他人に説明することでもありますが…
ここでは、全体的な個人の方向性の「仕事日記」です。

日記を読み返す力は、軌道修正のようでもあります。
日記は、心の「鏡」ですね。

25歳からのお仕事クリニック

2012-08-21 | 教育



就職活動中の悩み

相談者:
新規開拓営業 / 35歳 / 男性


前職の先輩から受けた嫌がらせが原因で、
人間不信から逃れられません。


悩み:
現在無職で、就職活動をしています。
前職は新規開拓営業で、半年間勤務しました。
その会社は人生初めての営業職でしたが、以前勤めていた会社(営業所閉鎖のため退職)と業界が一緒だったので、面接時に現場での実績を評価され、新規開拓営業の職に就きました。

当初は「新人ながら勢いのいい営業」と上司に評価されるほど、新規獲得件数も伸ばし、顧客として大手メーカーなども獲得しました。それによって、自分の評価はますます高まったと思っていました。
しかし、その頃から、同じ部署の先輩から嫌がらせをたびたび受けるようになりました。「自分だけに会議の日どりを前日に連絡する」など、悪質な嫌がらせです。上司に相談したのですが、上司は相談にのってくれるどころか、いつの間にか退職の方に自分を誘導し始め、結局、そんな会社や人間関係が嫌になり退職しました。

それから約半月、数社から内定を頂きましたが、人間不信がつきまとうために踏ん切りがつかず、辞退しています。
半年で前職を辞めた理由も、面接では家庭の事情と偽っていますが、やはり印象が悪く、面接官の方は不信感を抱くようです。
自分自身の心の問題であることは分かっているのですが、先輩から受けたいじめのような嫌がらせがトラウマになってしまい、決断ができません。それなのに、就職への気持ちは焦る一方です。こんな私にアドバイスお願いします。



社会人3年生からのお仕事クリニック
タイトル「トラウマは思考停止用語」

● 有能であるがゆえの悩みか
新規開拓にも成功したり、数社からの内定をいただいたり、ということからあなたの有能さぶりがみえてきます。成果主義を標榜している会社なら、こんな有能な社員一人を失うことがどれほどの損害かがわかるはずですが、不思議ですね。
仕事以外の原因があなたの有能さの足をひっぱっている現実になんともやりきれないものと感じてしまいます。「過去は忘れて、前向きでがんばって」と忠告して終わりにしたいところですが、そうもいきませんので、2つほど、あなたの現状を打開する手助けになるようなことを述べてみたいと思います。

● 突然のいやがらせの原因は?
先輩のいやがらせの原因はなんだと思われますか。
有能なあなたへのねたみですか。それとも、あなたの有能さが、その先輩にとって何か不都合があったのでしょうか。さらに、もうひとつ不思議なのは、なぜ、上司は業績をあげているあなたからの訴えを取り上げなかったのでしょうか。
時間がたちましたので、こうしたことを冷静に分析できる時期ではないかと思います。自分、先輩、上司について、時系列的にどうしてこういうことになってしまったのかを分析してみてはいかがでしょうか。頭の中だけであれこれやっていると、堂々巡りになりますので、紙に書き出すか、友人かカウンセラーに話を聞いてもらうようにでもすれば効果的です。

● 自分自身の心の問題ではないかも
最近、心理学が世の中に普及してきました。あなたの言うトラウマ(精神的外傷)のような心理学用語も、そのまま一般に通用するようになってきました。それはそれで結構なのですが、一つ、気をつけなくてはいけないのは、トラウマという用語で、あなたの心の問題すべてに片を付けてしまうことです。それ以外のことを考えなくなってしまうことです。思考停止ですね。
対人関係は、なかなか難しいものがあります。誰もがいつかどこかで失敗するのが常です。しかし、その失敗から、対人スキルを学んできたのです。ですから、その失敗の原因は何か、それを解決するにはどうすればよかったのかを、あれこれと考えてみることはとても有効です。トラウマという用語だけで片をつけてしまうと、見えるものも見えなくなってしまうことがあります。
新しい職場には新しい対人関係が待っています。そこで同じことが起こるかもしれませんし、起こらないかもしれません。それは誰にも予測はできません。飛び込んでみるしかありません。
同じ事が何度も続いて起こるようなら、あなたの対人関係スキルに問題があるのかもしれません。試してみる気持ちで、ぜひ、再度の面接に挑戦してみてください。









ひさしぶりのusb忘れ

2012-08-21 | 心の体験的日記
明日から2日、自宅研修
ところが、usbを研究室に忘れた
でも、よくよく考えたら、それを必要とする仕事はない
今日、いわせさんに頼む仕事はファイル転送したし
朝倉へも最終原稿を送ったし
まさに天使のいたずら 
仕事をやすみなさい
暑いからやすみなさい ということと
感謝して、
あすから2日はオフオフ 笑い

社会的知性 EQ

2012-08-21 | 心理学辞典

● 社会的知性(Social Intelligence)
EQ(Emotional Intelligence)を広めたD.ゴールマンが、脳科学の最新の知見に基づいて提案しているもう一つの知性。IQに示される一般的な認知的知能とは異なった、社会生活を円滑かつ効果的に営むために必須の、共感、同調、対人関係スキル、などにかかわるものである。これらは、IQから推測できる、測定が難しい、ほとんど、無意識の能力であるなどの理由から、長年にわたり、心理学の中心的な研究ターマになりえなかった。しかし、近年、社会神経科学の著しい発展によって、こうした能力が、脳の特定部位の働きと対応づけられることがわかってきて、新たな脚光を浴びている。

広告と認知心理学

2012-08-21 | 認知心理学

日経広告研究所 インタビュー原稿

第1 認知心理学とは何か

一言定義「人の頭の働き(知の世界)を研究する心理学の一分野」

歴史的なことを言うなら

●50年代から70年代にかけて、
知的人工物・コンピュータの進化とともに、活発な研究が行われてきた。
そこからの要請もあって、人の頭の働きをコンピュータの情報処理になぞらえて考えてみようという研究が活発に行われた。
たとえば、
○頭の中にある知識には、「ーーについての知識」と、「何かができることを支えている知識」があるとか、
○知識獲得のモデルとして、短期記憶と長期記憶があり、その間で情報のやりとりをしながら、知識の獲得や更新をしているとか

●80年代
知が頭の中に自閉的にあるのではなく、「人は状況の中の知を巧み利用して生きている」ことを主張する状況論的認知研究が強くなった。
たとえば、
○適切な行為を自然に誘う物理的な仕掛けの利用ーーーアフォーダンス
○人の知識の活用ーーー知識の社会的な分散
○状況の中での学習ーーー正統的周辺参加

●90年代
関心が分散している時代
○心は脳なり、心は遺伝子なりーーー還元主義
○心は進化するーーー進化心理学
○心にはハートもあるーーー日常認知、温かい認知の研究

第2 広告とのかかわり

「人は広告をこのように見ているのだから、広告はこのように制作すれば
効果的なものになるはず」という原則を掘り起こすことが、課題になります。

「日経リサーチ」で、2,3年前に広告クリエター・山田氏と一緒にした仕事の一部を紹介させていただくのがよろしいかと思います。

その仕事では、山田氏がいろいろの観点から試作した広告を,たくさんの方々にみていただき、
○注目したか
○覚えられたか
○好きか
など、いろいろの観点から広告の効果を評価してもらいました。

その結果と、認知心理学の知見とを合わせて、効果的な広告表現の設計のための認知心理学的ガイドラインを提案させていただきました。
たとえば、
○有名人と動植物は注目される
○未完のヘッドラインはビジュアルに誘導するに効果的
○ボディコピーをわかりやすくにするには、タイトルを付ける
などなど。詳しくは、
日経広告手帖98年6月号から11月号まで連載

こういうものを提案させていただくことによって、
○広告制作者に消費者志向の広告作りへのヒントになる
○若い広告クリエーターの訓練プログラムとして使える

第3 今後、認知心理学は広告といかにかかわっていくか

●消費者サイドに立った制作ガイドラインの提供
 第2で述べたような形の研究をさらに続けていく必要があります。心理学のほうには、広告制作の力がありませんから、広告制作者と共同研究を続けていく必要があります。
とりわけ、新しい情報メディアにおける広告の制作ガイドラインの提案は焦眉の急ではないかと思っています。

●広告の中に作り込まれている説明と説得のために表現ノウハウの啓発
 これまで20年間、マニュアルについて研究してきましたが、マニュアルの中に作り込まれている表現技法が、普通の文書においても効果的に活用できることがわかりました。
 それと同じことが、広告についてもできると思います。
 誰もが情報発信者の時代、広告表現のノウハウは誰もが共有すべきものとして、その役割を増しているとも言えます。広告本来の機能ではないでしょうが。

xpとのつきあい

2012-08-21 | 心の体験的日記
日によって調子がまったく違う
今晩は、絶不調
調子がよくなるまで90分くらい
その間に本が読める 
しかし、調子がでてきたころ、こちらが今度は不調
ねむくなる
ここで寝てしまうと仕事にならない
もうすこしがんばります

CR=V運転記

2012-08-21 | 心の体験的日記
CDを聴くとそれがハードディスクに自動的に録音される
したがって、ディスクが不要になる
ひたすら聴いて、かなり整理できた
でもあと50枚くらいある
入れ終わる頃には、廃車かも 笑い
そろそろハードディスクの音楽も聴くようにっするかなー

読書のすすめ

2012-08-20 | 教育

●私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからである。(アナトール・フランス)
●読書をして考えないのは、食事をして消化しないのと同じである。(バーク)(1729-97、英:思想家.政治家)
●徹夜で難解な本を読むことも体力である。---考える訓練を積むことで、考える筋肉や持久力がどんどん鍛えられていく。(中谷彰宏「運を味方にする達人」PHP文庫)
* ******