心の風景 認知的体験

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食こそ我が命  1

2019-10-21 | 
1)10時
連載を宣言したものの、
昨日あまりにしっかりと食べたためか、
朝から全然食欲がわかない。

庭に2年ぶりにたわわに身を付けたみかんを2個ほど食べただけ。
このみかんがとっても美味。


なお、「上げ膳、据え膳効果」なるものに気がついた。
「さー、食事ですよ!」といわれて食卓についてたっぷり食べて、
「ごちそうさま」で終わる食習慣が、しみついているのだ。
だから「はい、ごはんですよ」と膳を据えてもらわないと、食べるきが起こらないのだ。
昨日一日はそれで過ごしたので、たっぷりと食べたが、
今日はすべてを、といっても冷蔵庫に入っているいる料理を並べるだけなのだが、
自分でやらねば、というバリアーが、摂食行動の前に立ちはだかっているのだ。



2)10時半
このままではいかんと、
いつものようにワインを炭酸でわってアピタイザーにして
おにぎり茶づけを流し込む



これが成功。食べているうちに食欲復活。
サラダまで全部、たべてしまった。
命と元気回復





3)1時半
散歩を兼ねた用事で、2時間。
帰路、定番おきに入りのコンビニ昼食。
おでん(卵、昆布、糸こんにゃく、餅をあぶらーげで包んだもの)
肉まん



それにしても、
コンビニおでんって秋口に売り出し、冬に入ると終わりのはず。
この時期がおでんの売れる時期なのだそうだ。
自分ではまったくそんなことは意識していないが、
データがあるのだろう。

4)夜7時20分
食欲もわかず気力も萎えがちなので、
夕食なしで寝るつもり。
庭のみかんで口をだますかなー


法則10 集中力は発揮すべきときに発揮できればよい

2019-10-21 | 健康・スポーツ心理学

法則10 集中力は発揮すべきときに発揮できればよい

 集中力は、必要なときに発揮できればよいということは誰でも承知している。「集中力がなくて」とか、「集中できなくて」とか言うのは、集中すべきときに集中できないからであり、朝から晩まで、年がら年中、集中していたからではない。
 人原は、むしろ、集中していない状態のほうが時間的には長く、集中していないほうにあらかじめバイアスがかかっているようである。そして、いったん事が起こると、集中していない間にため込んだエネルギーを爆発させて事に対処するようにできているらしい。
 この爆発のさせ方が、集中力のコントロールの方法である。これについて、いくつかはっきりさせておきたいことがある。 
 第一には、集中力は、自分の力でコントロールできるところと、自分ではどうにもならないところがある、ということである。「人差し指の先端に注意を集中」と思えば、誰でもそこに注意を集めることはできる。
 しかし、好きな歌手の歌が聞こえてくれば、どんなに集中して本を読んでいても注意がそちらに移ってしまう。あるいは、10分間、人差し指の先端に注意を集中したままで、ということになれば、よほど訓練しないと自分の力だけではむずかしい。集中力コントロールは、この2つの側面をよく考慮して、その方策を考える必要がある。
 第二には、集中力を自分でコントロールする力は、ある程度までは訓練によって養うことができる。一点に注意を集中するのも、うるさい環境の中でも本が読めるようになるのも、訓練によっては、ある程度まではできるようになる。
 しかし、だからといって、集中力コントロールの訓練にひたすら精を出すというのも考えものである。これが、第三のはっきりさせておきたいことである。なぜかと言うと、集中力は、あくまで何かをするための手段にすぎないからである。集中力ばかりに気を回してしまって、肝心の本業がおろそかになってはどうにもならない。集中力の訓練も、その本業をしながらやるのが本筋である。
 これらのことに配慮しながら、あなたの集中力コントロールを考える手助けをしてきたつもりであるが、いかがであったろうか。
 繰り返すが、集中した状態は人間にとっては不自然な状態である。集中した状態があまり長引くと、精神的にも肉体的にもやられてしまうし、肝心のときに集中力を発揮できなくなってしまう。集中力は、それが必要なときにだけ発揮できればよいのである。


高齢者の活躍」10年前の今日の記事

2019-10-21 | 高齢者
郵政の社長にあの斉藤氏が登場とは
72歳
うーん
昨日、自分とおなじ年のひとに頼みごとで電話
「まだ、そんなことやってるの!」
うーん
生涯現役 というほど仕事熱心ではない
すでに、学会は引退
講演も引退
戦線を縮小はしてきてはいる
でも、きっぱりすべてを とまでは決断できない
公園のベンチで一日過ごせる自信がないから

それにしても、72歳できったはった
その力の源泉はなんなんだー
西川社長もかなり高齢とお見受けしたが
そうそう、藤井財務大臣だっておいくつ?
そうそう、今日のNHKスタジオパークに出演の
アンパンマンの作者
90歳

年齢なんてあまりこだわる必要はないのかなー
考えさせられる一日でした

食こそ我が命

2019-10-21 | 
食こそ我が命
―――1人の癌患者の食生活と食行動 2019年10月21日

まえがき
 ほぼ2年前、2017年10月下旬に、大腸癌が発覚し、同時に、ステージ4の肝臓への転移もみつかった。
大腸癌は、ただちに切除。
肝臓癌のほうは、ほぼ半年にわたる抗がん剤投与で患部を縮小させてから切除。これが、2019年1月であった。
さらに、2019年8月、右手右腕部の骨への転移が起こり、右手の使用がほとんどできなくなった。
再び、抗がん剤の投与により、ほぼ1月で、右手機能の80%の回復をみた。

食環境

 たべるときは、ほとんど一人。したがって、食べる時間も、かなりばらついている。
 食を整えてくれる人は、料理の天才、家政婦(週1)さんと娘(週末にまとめて)が冷蔵庫と冷凍庫を一杯にしていってくれるものと、もっぱらコンビニで売っているものである。
なお、自分では、一切料理はしない。火事が怖いからである。

本連載の意図

 癌闘病2年がたった。その間いろいろあったが、衣食住の中で「食」は、日常的にいつも陰に陽に頭のなかを占領し、行動をも左右し、突き詰めると命にさえ影響を及ばしているに気が付き、驚いている。
 夜中にトイレ起床をすると、そのあとで朝食のために冷凍ものを保温器に入れる。これが日々の食生活のスタートとなる。1食すむと、次食どうするかを考える。外に出れば、食の用意のためにコンビニに立ち寄る。という具合である。
 頭のなかも、同じである。
  食が生存を支配している
  食が生きる意欲に直結している
  食こそ日々の楽しみ
  食の苦しみは、解決作は簡単だが、実行が難しい(食べさえすればよいのだが、それができないのだ)。

ならば一層のこと、食日記でも書いてみたらどうかと、友人に示唆されて、
「なるほど」得心した次第である。

何を食べ、その時の思いを簡単に記すくらいなら、できそうと思い、やってみることにした。

〇食べようとしたときの食欲(気持ち)
〇食べ終わったときの満足度
〇その他の思いや行動

写真付きで記事にしてみたい。
カテゴリーにも「食」を用意してみた。


法則2 集中力は能動的部分と受動的部分とがある

2019-10-20 | 健康・スポーツ心理学
法則2 集中力は能動的部分と受動的部分とがある

 集中力に限らず、人間は自分の心を完全にはコントロールできない。だからこそ、心のコントロールを願い続けてきた。自分で自分のコントロールができたら、というのは人類の夢と言ってもよい。集中すべきとき集中でき、リラックスすべきときにリラックスできたらすばらしいことである。
 催眠研究の世界的権威である九州大学の成瀬教授は次のような興味深い実験を行った。
「195379654」「478231635」・・・といった9桁の数字を中学生に記憶させる。普通に覚えさせると、最初の桁がもっともよく覚えられて6桁~7桁目となるにつれて、次第に成績が悪くなり、最後の2桁は少し成績があがる。これは、初頭効果・終末効果といい、すでに説明したとおりである。
 ところが、もっとも成績が落ちる7桁目を赤でよく目立つようにしておくと、その桁の成績が高くなる。目立つところには、自然と注意が向けられるからである。これは、受動的注意集中と呼ばれる。もっとも、あらかじめ7桁目を特によく覚えておくようにと指示しても、これと同じような効果が得られる。これは、自ら注意をコントロールして7桁目に向けた結果であり、能動的注意集中と呼ばれる。
 能動的注意集中は自分でがんばればできるわけであるから大いにやったらよい。自分の好きなものを選び、じっくりと大事なところに注意を集中したらよい。イメージを頭の中に描くのも、緻密な論理を展開するにも、この能動的注意集中が必要である。
 これは成瀬教授によると、心の体操によって訓練できる。たとえば、ヨガ、座禅、瞑想、催眠法などである。ただ、筆者の立場としては、これらによって集中力が養成されるとは考えたくない。むしろ、これらは集中力の乱れを通常に戻すのに、効果があるのではないかと思う。
 では、受動的注意集中のほうはどうなのかというと、これは、自分ではどうにもならない。だから、受動的なのである。しかし、集中力コントロールを考えるときには、この受動的注意のコントロールは、能動的注意集中のコントロールよりもはるかに簡単に効果が期待できる。
 なぜなら、注意力が自然と発揮できるような環境の設計をすればいいからである。本書では、むしろこちらを強調してきたつもりである。つまり、やるべきことだけを目立たせる、応答する環境を設計する、早朝を利用するなど、すべて自然に注意集中ができる環境とは何かを考えてきたつもりである。

続く

精緻化リハーサル(elaborative rehearsal>」学生が解説すると

2019-10-20 | 心理学辞典

精緻化リハーサル(elaborative rehearsal>
 リハーサルとは短期記憶に貯蔵された情報を、意図的にまたは無意図的に、何度も反復して想起することです。リハーサルによって、短期記憶内に記憶を維持し忘却を防いだり、長期記憶に転送したるすることができます。前者のリハーサルを維持リハーサル、後者のリハーサルを精緻化リハーサルと呼びます。維持リハーサルとは、単に反復を行うだけのリハーサルである一方、精緻化リハーサルとは、情報に対するイメージの構成や意味的処理によって、既有知識と関連付けながら行うリハーサルです。処理の浅い維持リハーサルよりも、処理の深い精緻化リハーサルのほうが、短期記憶を長期記憶に転送しやすいのです。
例えばこんなことはないでしょうか、英単語を覚えるときに単に反復するよりも、その単語と今現在覚えている単語と結び付けて覚えたほうが覚えやすいなんてことないでしょうか。これが精緻化リハーサルを行っての記憶の向上です。 (NS)
  

法則1 集中力は心のエネルギーの爆発である

2019-10-19 | Weblog
法則1 集中力は心のエネルギーの爆発である。

 何やら冒頭から、岡本太郎風のセリフになってしまい、おおよそ科学的らしからぬことになってしまったが、注意集中力の問題には、科学だけではいかんともしがたい部分があることも、あらかじめ心にとめておいてほしい。
 さて、機会でも、人間でも、およそ動くものは何でも、エネルギーが必要である。自動車にはガソリン、帆船には風、水車には水、そして人間の心には注意集中、という次第である。
 エネルギーをたくさん使えば速く強力に動くことができる。速く強力に動き回るためにエネルギーをたくさん注ぎ込みたいのだが、使えるエネルギーには限界がある。そこで、できるだけ少ないエネルギー消費で最大の効率を、ということになる。
 この効率を上げるにはどうすればよいかをいくつかあげてみよう。
 まずは、エネルギーを限られたことだけに使うことである。同じエネルギーの量なら二つのことに使うより、一つのことにそのすべてを使えば、倍の力が出ることは小学生でもわかる簡単な算術である。10個の英単語を覚えるよりも、5個の英単語を覚えるほうがよく覚えられる。
 次は、自動車で言えばエネルギーの交換効率、燃費を上げることである。わずかな集中力で、たくさんの事が覚えられたり、楽に問題が解ければありがたい。
 このように、集中力コントロールには、注意エネルギーの配分コントロールと、交換効率コントロールの二つがある。いずれも、意識的にできるときと、できないときとがある。
 もちろん、エネルギーの量にも、人によって豊富な人と少ない人がいることは言うまでもない。それは、どうにもならないことのようでもあるし、がんばれば多少のエネルギーを入れる器を大きくすることは可能である。しかし、それにも限界がある。その限界の中で、じょうずに集中力をコントロールしていく技術の数々を本書で紹介してきたつもりである。

続く

カーナビ購入」10年前の今日の記事

2019-10-19 | 心の体験的日記

8万円で買えるとはねー
早速、使ってみたが、
使い勝手は抜群
わかりやすい
もうーこれなら、この前のような大失態はない
しかも持ちびもできる
家でTVも見ることができる

楽しみである

ただし、わき見運転には相当の注意をしないと
音声依存
画面無視
すこしなれる必要がありそう

ネガティブ引力

2019-10-18 | ポジティブ心理学
人間の心は、どうもネガティブなほうにバイアスがかかっているようです。 放っておくと、どうしても悪いほうへ悪いほうへと展開してしまうようなのです。
 いわば、ネガティブ引力ですね。
 どうしてなのでしょうか。

 たぶん、こういうことではないでしょうか。
 「勝ってかぶとのおを締めよ」という戒めがあります。
慢心の戒めですね。慢心すると、生き方が甘くなります。見えるものも見えなくなります。やるべきことも雑になります。さらには、努力もしなくなります。挙句の果ては、どうなるでしょうか。

 これでは、生物種としての生き残りもままなりません。
そこで、黙っているとネガティブ方向へと心がいくように仕向けておくのです。心がネガティブになれば、あれこれと考えざるをえません。深く自分の心を内省もします。そこに世の中をより深く知るきっかけがあります。

 さらに、こんなことも考えられます。
 ポジティブ志向には、がんばっての色合いがあります。一生懸命にやってやっとそこまで、という感じですね。
 引力に逆らって打ち上げられるロケットのイメージです。

 人は誰しも、自分の限界を知りたい気持ちを持っています。ここまでと思っていた限界を超えるとうれしくなります。それがまた次の挑戦につながります。これが人類を進化させてきたのだと思います。
でも、いつもいつもずっと一生懸命も大変です。疲れます。いずれ破綻してしまいます。
そこで、ちょっと一服しませんか、ということで、心をネガティブなほうに引き戻すのです。というより、ここでも、黙っていれば、心が休める方向、相対的にはネガティブな方向へといくようにしてあるのです。
 いかがでしょうか。納得してもらえたでしょうか。

「YESMAN」という映画を見てきました。
 なんでもYESといえば、人生変わるというセミナーに参加して洗脳された銀行員。
 YES,YES,を連発することで確かに人生がポジティブな方向へと変化はするものの、最後は、「あなたのYESは、主義からなの? 本音なの?」と彼女から問い詰められて窮地に陥ってしまいます。まー最後は、なんとかハッピーエンドにこぎつけました。

 心を元気にする習慣づくりためのあれこれの心がまえや心理技法を紹介してみました。
それらをヒントにして、ネガティブ・バイアスの世界から時には抜け出して、ポジティブな世界に飛び出して、メリハリのある人生をおくってください。
そして、また時々はリラックスしてください。