天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

7回忌

2006年11月21日 | 駄ネタ
先週の日曜日、ちょっと早いがパパの7回忌法要をやった。

本当は来年1月なんだけど、その頃はちょうど親族一同忙しくて
集まれない&お寺もなにやら行事があるそうで坊さんが忙しい
という事で、命日前なら多少早くても大丈夫だという事なので
早々に法要をやってしまえ!という訳だ。


もうすぐパパが亡くなって丸6年経つって事です。
本当にあっという間だったなぁ、という感じ。

亡くなった当初は、ママの落ち込みがヒドくて
「このままこの人も後を追うように逝ってしまうのでは・・・」
なんて心配をした事もあったけど、女の人って強いですよねぇ~。
今では誰よりも元気ハツラツ♪それどころか
「パパがいなくなって、随分自由になったわぁ~♪」
等と罰当たりな事も平気で言うようになりました(苦笑)

連れ合いを亡くして意気消沈するのって、圧倒的に男性ですね。
男性は結婚するとドップリと奥さんに依存しちゃうんだろうなー。
その点、女性は経済的には男性に依存しても家事は全部自分でやってるから
生活自体は「お金さえ潤沢にあれば男性は必要ない」くらいに
精神的にも自立しているんじゃないかと思う。

ダンナ働かせてちゃっかり趣味のお教室通ったり、お友達とランチしたりして
自分1人が楽しめる世界を着実に作っているのも女性。
男性はその点、定年までは仕事・仕事でコレと言った趣味も持たず、
いざ定年して悠々自適になってしまうと、何をしていいか判らずに
ひたすら奥さんにぶら下がろうとする人が多いってよく聞きますしね。


実際、うちのダーがこのタイプにバッチリ当てはまるなぁ、と思う。

最近定年して家でブラブラしているダンナに辟易して離婚する夫婦が
増えているとTVでよくやっている。
気持ちは判らなくもないなぁ~・・・うちも週末ダーが帰って来ると
それこそベッタリ貼り付いて離れないもんな。
あんなのが1年365日延々続くと思うと遣り切れませんよ。


私のパパは、生涯現役のまま亡くなった。
会社を経営していたから定年がなかったというのも幸いしたし、
そもそも65歳で亡くなったので、会社を後任に任せて引退する程の
年齢にも達していなかった。

男は生涯現役か、それとも現役の間に死んだ方が絶対に得だよな、と
パパを見て思いましたよ。
お葬式なんて、花輪が会場に入りきらなくて何件も丁重にお断りする程だったし、
会葬に来て下さった人数もすっごく多かった。
皆さん一様に「まだまだこれからだって言うのに」「本当に惜しい人を・・・」と
言ってくれて涙してくれた。男冥利に尽きるというモノだろう。


ちなみにダーの婆ちゃん(92歳)がまだお達者。
お達者と言うか、歩けるか歩けないかの超微妙な状態で介護施設に幽閉されている。
姑は「まだ元気なのよぉ~(溜息)」とよくグチってますね。

人間、男も女も「死に待ち」されるよーになったらおしまいです。ホント。

コメント
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