天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

久々にTVを見る

2006年11月03日 | 駄ネタ
三連休初日。

姑が趣味でやってる「コーラス」の発表会があったので、花束抱えて鑑賞に行く。
いわゆる「妻のお勤め」というヤツですね。
ちなみに明日は義祖父(ダーの爺さん)の17回忌法要。
・・・どーにもこーにも華のない三連休を過ごしております(涙)


で、家で久し振りにTVなんぞ見てみる。
普段ネットばっかりやって全然TVなんて見ないんだけど
たまーに「ネットもちょっと飽きたな」という気分の時もあり(嘘じゃないって!)
そういう時はTVも見るのだよ。

見ていたのは「金曜プレステージ・泣きながら生きて」

1989年に北海道・阿寒町が中国人向けに誘致した「日本語学校留学」に入る為に
親戚中から金を借りて来日した中国人男性(妻子は本国に置いてある)が
想像と余りに違う現実に、学校を辞めて不法就労の身になり、せめて一人娘には
学を身に付けさせる為に日本で働き続ける・・・というドキュメンタリーだった。

実に15年もこの親子に張り付いて撮影し続けている。
撮影スタッフがべったりとこの家族に張り付いてるのに、よく彼は不法就労が
バレずに日本で生きて来られたものだと、まずそこに感心した訳だが。






号泣だ。こりゃー



タイトルは「泣きながら生きて」だけど、見てるコッチもマジ泣きだ。
確かに不法就労はいけない事だけど、こんな人を見たら思わず
自分も不法就労を応援しなくては!
と思ってしまうではないか! ←それは間違っている(苦笑)

日本にいる不法就労者の中には、悪事を働いて手っ取り早く金を稼いで
本国に戻って楽して行きようという不心得者が沢山いる。
でもこのドキュメンタリーの親子のような不法就労者を見ていると
あまりに気の毒で思わず応援もしたくなるというものだ。
・・・本来は絶対にダメなのは百も承知ですよ。それでもそう思っちゃうんだよ。

ああ、マスコミに誘導されてるのか?<自分


なんかね、こーいう貧しいのに一生懸命頑張ってる人達を見てると
自分の今の生活は一体何なのだ?と思ったりする訳ですよ。
毎日ネットゲームやって、気晴らしにスポーツクラブ行って、映画見て、
友達と飲んで、ブランド物着て、腹の足しにもならない物をコレクションして、
年に数回は国内・海外に旅行して・・・

と、書いてる今もビール飲んでる段階で、まるで反省の色はない訳だが(苦笑)


コメント
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