「ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一髪!」
2019年に劇場公開されたフィンランド発の話題作(謎)「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」の続編だそうです。すいません前作知りませんでした💦
前作未見ではあるものの、このクソB級感漂う邦題は明らかに私を誘って来ている…映画配給会社の思うツボだとは思いつつも無視は出来ぬっ!←ナニコレw
あらすじ
ヘヴィメタルバンド「インペイルド・レクタム」はドイツで開催されるメタルフェスティバルへの出演をオファーされるが、フェスが過度な商業主義であることや、自分たちが獄中にいることを理由に出演を断念する。しかし、ギターのロットヴォネン(サムリ・ヤスキーオ)の父親が病気になり、彼の実家のトナカイ粉砕場兼スタジオが地上げ屋の手に渡るおそれが出てきたことから、彼らは脱獄を決意する。(Yahoo!検索情報から丸パク)
前作未見なのでどういう過程を経てなのかはよく分からないのですが、どうやら前作の最後でバンドメンバー全員とっ捕まってノルウェーの絶海の孤島にあるアルカトラズのような監獄に収監されて終わったらしい…という訳で本作は監獄生活しているバンドメンバー達の様子からスタート。出だしから飛ばしてましたw
ココで登場するクセ強めの女看守(前作から出演しているらしい)と、この監獄の所長のキャラが良かった。特に所長の主張「皆が入りたくなるような監獄を目指す✨」という、頭のネジが吹っ飛んだパワーワードには大いに笑わせてもらいましたわw
さて、まあ有り得ない馬鹿馬鹿しい展開を経て脱獄したインペイルド・レクタムのメンバーご一行の珍道中がメインの話なんですが、そこに「売れたいバンドと売りたい(商業ベースに乗せて稼ぎたい)プロモーターとの軋轢」だったり、バンドとしての方向性の考え方の温度差によるメンバー同士の軋轢だったり、割と真っ当なテーマで展開していて…アホアホドタバタコメディを想像して観に行った自分、結構面食らったというか「いやまともな話やん…(←あかんのか!w)」と思ってしまった。
バンドメンバーあわや空中分解か!?のギリギリまで行くんだけど…というくだりなんてちょっと「アオハル系ヒューマンドラマ」を彷彿させる。マジだからね!💦
そして…日本人にとって本作最大のサプライズ(堂々と宣伝しまくってるからサプライズでも何でもないけどw)は、「BABY METAL」が本作にカメオ出演されているという事!…と言うか、自分てっきりフェスのシーンでチラッとベビメタちゃんの演奏しているシーンが写る程度なんだろーなーと思っていたのでSNSで「BABY METALがカメオ出演しているらしい」って書いたんだけど、蓋を開けたら勿論曲のパフォーマンスシーンもモリモリだったんだけど、それだけじゃなくて結構ガッツリメンバーと絡んでセリフもあって(皆さん英語セリフもお上手だったぁー)結構いい役ドコロでしっかりご出演されていてビックリした!何でも本作の監督さんがベビメタちゃんの大ファンで出演交渉を直談判しに行ったそうで。めちゃ可愛かったですぅー♪😊
という訳で、多分1作目からちゃんと観ておいた方がもっともっと楽しめたんだろうと思うけど、本作だけでもちゃんと楽しめるように作られています。
そして…コレ、多分完全にシリーズ化して更に続編作られるよね?明らかにそういう空気感バリバリでしたし…Part.3も是非お待ちしています!!
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