天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

帰国しました

2011年01月10日 | 旅・おでかけ



画像は説明するまでもないだろうけど・・・フランスの誇る世界遺産「モン・サン=ミッシェル」


そんなこんなでフランス&オランダから帰国しました。
携帯から投稿した1月1日の記事に書き込み下さった皆さん、どうもありがとう!
今更レス付けるのも間延びし過ぎてマヌケなので、こちらでお礼申し上げる事で
レスに代えさせて頂きます。本当にありがとうございました。

実は昨日の夜帰国したんですが、成田泊だったのと余りの疲労感に
携帯でコチラにアクセスする元気なんぞ雀の涙程も体力が残ってなかったです。
何だか年々体力の衰えを感じる・・・旅行すると特に感じますよ(とほほ)


毎度の事ながら「旅行記作る気はマンマン」なものの、きっとまた封印方向(をい)
なので、とりあえず帰国したばかりの新鮮な記憶の内に「ダラダラと今回の旅の雑感」など。



まーなんだかんだで実はフランスは初めて行ったんですよ。
シャルル・ドゴール空港でトランジットって事はあったけど、あんなのフランスに入国したと言わないしな。
そんな訳で、長い事憧れつつ勝手にイメージを膨らませていた「フランス」が、実際に行ってみると
自分の想像していた「フランス様」とは随分様相が違ったなーと。

・まず、「フランス人は意地悪」「英語で話しかけても判ってくれない(フランス語でレスされる)」というイメージ

とにかくプライドが高いというイメージの強いフランス人、プライドが高いから向こうから親切にされるなんて
こちらとしては全く期待なんぞしていない。無視か放置がデフォルト、積極的に意地悪されなければラッキー☆
くらいの気持ちでいたのだが・・・

実際は、フランス人の皆さんはとっても優しいです!優しくて親切!!
よく「フランス人には英語がほとんど通じない&話せない」という話を聞きますが、全く違いますよ。
ほとんどの場所で英語が通じるし、パッと見て旅行者だと判ると向こうから英語で話しかけてくれる。
駅でもホテルでも観光地でも街のカフェでも、ほとんどの場所で英語が通じます。
また、相手がフランス語しか話せない場合でもコチラの英語を一生懸命聞いて理解しようと努力してくれるし
先方も身振り手振りと拙い英単語を使ってコチラに意思疎通を図ろうと頑張ってくれます。

また、ホテルの場所が判らなくて地図を見ながら途方に暮れていた時には、通りすがりのOLさん風の女性が
(この方も英語は全くダメ)フランス語と身振り手振りで「どこに行きたいの?」と話しかけて来てくれて
地図を見せながらホテルの名前を言うと、ホテルまでの道順を判り易く教えてくれたりもした。
荷物を持っていると道を開けてくれたり地下鉄で席を譲ってくれたり、とにかく誰もかれもが親切でした!

更に言えば、フランス人は何故か「親日家」の方が多い!?
どこに行っても「Where are you from?」と聞かれて「Japan」と答えると、途端に満面の笑顔になって
「アリガトー」「コンニチワー」「ゲンキデスカー」等と自分が知っている日本語を総動員して話しかけてくれる。
中には「ニホンダイスキヨー♪」とはっきり言う方もいらっしゃった。
・・・そして、今回の旅行中で日本人にも多少は会ったものの、街で見かける東洋人の8割は「中国人」だった。


・ルーブル美術館に関してはオフシーズンだからといってナメてはいけない!

今回「お正月休み絡み」とは言え、フランス・オランダは冬は完全なオフシーズンだった訳で。
だから大抵の人気施設や観光地が「ガラガラ」とは言わないまでも「かなり空いてる」状態だった。
ところがルーブル美術館だけは別格。
まあ・・・私達がルーブルに行った日がたまたま「第一日曜日」でパリ市内の主要美術・博物館が
軒並み無料開放の日だった事もあるかもしれないけど、それにしてもルーブルの混みようは半端なかった。

私達はルーブル美術館まで徒歩2分、な場所のホテルだったので朝イチで並んで楽々入場したものの
(それでも9時開園の所を8:20位に並んだんだが)
「朝イチ楽々入場」をしようと思ったら、最低でも朝8時半までに並んだ方がいい。
9時の開園の頃には入場待ちの列がとぐろ巻いてルーブル美術館の広場を埋め尽くす位になる。


・「フランス=ブランドショッピング」というイメージだが

凱旋門~コンコルド広場までを繋ぐ「シャンゼリゼ大通り」を始め、フランス・パリと言えば「ブランドショッピング」
世界の名立たるブランドショップが軒を連ねて、街を歩く観光客はブランドショップの紙バッグを肩からいくつも提げて
ここぞとばかりに買い漁る姿が痛々しい・・・

いや、これは当たっているんですが(ヴィトン本店の前の醜い行列を作っている9割は東洋人だ!)
ここ数年で欧州づいてる我が家夫婦の意見ですがー・・・フランスはブランド物が高いです(ボソ
ただし「フランスブランド」は他国より安い、と思う。フランスブランドに興味ないからよく知らない。^^;
って言うか勝手に「EU内はブランド物の価格(定価)がどの国に行っても同じ」だとばっかり思ってたんだけど
そーじゃないんですね。国の物価で定価が違うみたいです。ってか違ってました。
そしてフランスはイタリアやスペイン、オランダに比べて物価がかなり高いのでブランド物の定価も高い。

更に言うと、バーゲンが始まるのが他の欧州に比べてフランスは遅い&値引き率がイマイチ。
例えばスペインだとどのブランドもほとんどが「50%OFF」なんだけど、フランスは15%とか30%OFFが多い。
そして2流ブランド(失礼!)のバーゲンはそこそこ早くから始まるけど、一流ブランドはまだ全然バーゲンしていない。
オランダは同じ時期だけど既にバーゲン始まってたからね。パリのギャラリー・ラファイエットで見つけて気に入ったものの
定価だった某ブランドのGパンが、アムステルダムのデパートで50%OFF(しかも定価もパリより安い)だったからさ。
当然アムスで買ったよ。私が今回買ったモノはロクシタン以外は全部アムステルダムで買ったよ。
ただしロクシタンだけはフランスの方が圧倒的に安かった。定価自体もアムスよりパリの方が安い。

もし「お買い物が目的」な方だったら、私は断然「バーゲンシーズンのマドリード(スペイン)に行け」と進言するよ


・憧れ続けた「モン・サン=ミッシェル」

日本人の人気世界遺産ランキングの常に上位である「モン・サン=ミッシェル」
当然だけど私だってずーっとずーっとずーーーーっと憧れ続けてた。
大好きだった「天空の城ラピュタ」のモデルになったとか聞いた時には感激でしっこチビりそうだった(ヲイ
そんなこんなで今回ようやく念願かなって行って来た訳ですが、

実際行ってみると、一番テンションが上がったのは「モン・サン=ミッシェル全貌が初めてバスから見えた瞬間」
この瞬間は「ぅわあああああ!!!」って感じで一気にテンションMAX☆なんです、が、
現地に到着してしまうと、後は「どーという事もない古い修道院」というだけなんですね(苦笑)
あの浮島状の要塞のような外観が最も心を震わせる要素を持っているという事で、内部に入ってしまうと
その心震える外観が見れなくなってしまうので(当然だわな)、自ずとテンションも下がる。^^;

ダーと2人して「ココは【わざわざ見にやって来た】という実績が大切なんだなうん」と頷き合って納得した。
コメント (10)
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