天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」84

2011年12月17日 | 映画感想
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

イーサン・ハントぉぉぉーっ!ぃえーーーい!!
何だかんだでこのシリーズは大好きなんだぁぁぁ~♪^^
さてそんな訳で、今更説明する必要もない(であろう)
「トム・クルーズが【俺様どんだけカッコイイねんて!】と全世界にお見せするシリーズ」最新作ですぅ~♪

今回の「ありえねーミッション」は、クレムリン@モスクワに別件のミッションで潜入中に
何者かによってクレムリンが爆破され、米・極秘諜報機関IMFのエージェントであるイーサン・ハント達の
チームがその爆破テロの濡れ衣を着せられてしまう。
米政府はロシアに対しこの爆破テロが米政府とは関係がない事をアピールするべく、ゴースト・プロトコルを発令し
IMFという組織自体が米政府から切り捨てられて抹消されてしまった。
イーサン達は国や組織の後ろ盾のない状態で自らの身の潔白を証明するべく、爆破犯の追跡とその黒幕による
核を使ったテロを未然に防ぐというミッションを受けざるを得なくなってしまった・・・

映画がいきなり今年の夏に行ったハンガリー・ブダペストの空撮シーンから始まって、感激で軽く漏らしそうになった!(ヲイ
まーそれは置いといて、今回も目まぐるしく舞台が変わって旅好きさんのハートもギッチリ掴んでくれる♪
圧巻はやっぱり何と言ってもTVCMでもガンガンに流れてるドバイの超高層ホテルからのダイブシーンね。
でもこのシーンは「見どころのほんの一部」に過ぎず、本作は本当にアクションの幅も深さもピカイチ☆ですよ

アクションシーンの質もクオリティも高いし、テンポもいい。映像も迫力があるし、なにしろ金の掛け方が邦画とは桁違いだけに
本当にスクリーンで見たい作品。会話もところどころにちりばめられたユニークなやりとりが緩急付いていい感じ♪

・・・と、いいとこだらけ、って感じに書いてはいるものの(←ん?)
根本的に今回の「黒幕」が余りにもショボいので「この立場の人間が何のバックもなしにここまで出来るモノなのか?」という
疑問が終始頭の中に飛び交いまくるという、ね^^;

「どっちみちイーサン・ハント達のやってる事だって全部丸々有り得ない展開と仕様なんだから黒幕ごときでガタガタ言うな」
と反論されそーですが、私に言わせれば「イーサン・ハント達が有り得ない仕様なんだからこそ、周囲にはリアル感を出して欲しい」
と思ってしまう訳ですよ。
荒唐無稽なのは百も承知で、それでもハラハラドキドキ楽しみたいんですよ。だったらせめて設定とか黒幕には微妙にリアリティ出して
見てる観客にも「イーサン・ハント疑似体験」みたいな気分にさせて欲しいんですよね。

まーそんなこんなで、勿論アクション超大作としては大成功な作りだとは思うんだけど、せめて黒幕がああいう設定ではなく、
例えばあの黒幕には中東のテロ組織がバックに着いていて資金援助をしている、とかさー。もう少し大掛かりにして欲しかったかな?と。
・・・ん、でも黒幕が大掛かりになると更にそのバックのテロ組織殲滅シーンまで作らなくちゃいけないから、そーなると更に
撮影資金が掛かる&上映時間が長くなる→ダレるかも!?という危険もあるか。ふーむ。なかなかバランス取るのが難しいのぅ^^;
コメント (4)
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