「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
東野圭吾原作の「加賀恭一郎シリーズ」の劇場版。
2010年にTVドラマ化されて大ヒットしましたよね~。
個人的に加賀恭一郎シリーズは好きなんだけど、TVドラマは時々しか見てなかった。
そして本作の原作本は未読。
あらすじは
東京・日本橋の麒麟像の下で男性の刺殺体が発見された。被害者の青柳は麒麟像から800mも離れた場所で
刺された後に自力で歩いて像まで来たらしい。何故彼は誰にも助けを求めようともせず麒麟像まで歩いたのか?
そして容疑者の八島は現場から青柳のカバンを持ち去って逃走中にトラックに轢かれて意識不明になっていた。
調べる内に八島は半年前に青柳が部長として働いている会社を派遣切りでクビになっていた事、更にこの解雇には
青柳の「労災隠し」疑惑がある事が浮上する・・・
一応ミステリーなのかな?コレは。
東野圭吾氏ご自身がかつては「新本格派」と呼ばれたミステリー作家な訳ですが、最近は本格ミステリーとは
言い難くなってきてますよね。
まーそんな訳で、本作は決してミステリーではないとは言わないけど、ミステリーというよりも「人間ドラマ」の部分に
かなりのウエイトが占められていると思う。
だから「犯人当て」だとか「トリックを見破る」みたいなモノを期待している人には向かないかな。
でも脚本がなかなか練れていて、登場人物それぞれの「ドラマ」部分は非常に丁寧かつ真摯に描かれていて好感が持てる。
事件の真相に近付く為のヒントや伏線が映画序盤から細かく細かく散りばめてあるんだけど、それらの小ネタも
破綻なくキッチリと拾い上げていて全てが収束していく・・・とても上手な脚本だと思う。
これ、原作がいいのかな?原作とどれくらい設定やエピソードが違うんだろう?後日原作本も読まなくちゃな^^;
事件の真相を追う事が=登場人物達それぞれの心の闇、疑惑、不安、葛藤、様々な感情の交錯と、そこから「再生」していく
「真実の絆」を追い求めるという事に繋がって行く・・・まあ、だから「ミステリというより人間ドラマ」と上に書いたんだけど。
個人的に容疑者・八島を演じた三浦貴大君、それから被害者・青柳の息子を演じた松阪桃李君の演技は凄く良かったと思う。
あ、阿部さんと中井さんの事は特に取り上げませんよ。このお二方の演技力は比べるまでもなく最初から別格ですから。
そしてー・・・今回ヒロイン?役でガッキーが出演してるんだけど、彼女に関してはまあ~普通~かなぁ~^^;
他の出演者に比べて彼女の存在は多少見劣りする感がありましたねぇ。
「絆」をテーマにしているので、TVドラマ版で取り上げられていた「加賀×父親」の部分にも映画冒頭からチョイチョイと
スポットが当てられているんだけど、正直このシーンは必要なかったんじゃないか?もし取り上げるならTVドラマ版を見ていない
人にももう少し背景が判るような説明が必要だったのではないか?という気がしなくもない。
まーそーは言っても、邦画としてはかなりいい作りしてるんじゃないかな?
んー。でも個人的には東野圭吾作品の映画化された物では「容疑者Xの献身」が今んとこ1番好きかなー。
そうそう・・・
本作、向井理君が本当にチラッとご出演されてるんですが。「チラッ」と言うのもおこがましい位ほんの一瞬ね。
実質出演時間1秒?2秒?位なんだけど(マジですよ!)
ラストのキャストクレジットでかなり上位に名前が載ってましたよ。コレが本作で一番のサプライズだったなーw
「うえぇぇぇ!あんな一瞬の登場でこんな上位にクレジットされちゃうんだぁ~。マジかぁ~!?」って感じ。あはは!
さー、みんなで向井君の登場シーンを探してみよー♪^^
東野圭吾原作の「加賀恭一郎シリーズ」の劇場版。
2010年にTVドラマ化されて大ヒットしましたよね~。
個人的に加賀恭一郎シリーズは好きなんだけど、TVドラマは時々しか見てなかった。
そして本作の原作本は未読。
あらすじは
東京・日本橋の麒麟像の下で男性の刺殺体が発見された。被害者の青柳は麒麟像から800mも離れた場所で
刺された後に自力で歩いて像まで来たらしい。何故彼は誰にも助けを求めようともせず麒麟像まで歩いたのか?
そして容疑者の八島は現場から青柳のカバンを持ち去って逃走中にトラックに轢かれて意識不明になっていた。
調べる内に八島は半年前に青柳が部長として働いている会社を派遣切りでクビになっていた事、更にこの解雇には
青柳の「労災隠し」疑惑がある事が浮上する・・・
一応ミステリーなのかな?コレは。
東野圭吾氏ご自身がかつては「新本格派」と呼ばれたミステリー作家な訳ですが、最近は本格ミステリーとは
言い難くなってきてますよね。
まーそんな訳で、本作は決してミステリーではないとは言わないけど、ミステリーというよりも「人間ドラマ」の部分に
かなりのウエイトが占められていると思う。
だから「犯人当て」だとか「トリックを見破る」みたいなモノを期待している人には向かないかな。
でも脚本がなかなか練れていて、登場人物それぞれの「ドラマ」部分は非常に丁寧かつ真摯に描かれていて好感が持てる。
事件の真相に近付く為のヒントや伏線が映画序盤から細かく細かく散りばめてあるんだけど、それらの小ネタも
破綻なくキッチリと拾い上げていて全てが収束していく・・・とても上手な脚本だと思う。
これ、原作がいいのかな?原作とどれくらい設定やエピソードが違うんだろう?後日原作本も読まなくちゃな^^;
事件の真相を追う事が=登場人物達それぞれの心の闇、疑惑、不安、葛藤、様々な感情の交錯と、そこから「再生」していく
「真実の絆」を追い求めるという事に繋がって行く・・・まあ、だから「ミステリというより人間ドラマ」と上に書いたんだけど。
個人的に容疑者・八島を演じた三浦貴大君、それから被害者・青柳の息子を演じた松阪桃李君の演技は凄く良かったと思う。
あ、阿部さんと中井さんの事は特に取り上げませんよ。このお二方の演技力は比べるまでもなく最初から別格ですから。
そしてー・・・今回ヒロイン?役でガッキーが出演してるんだけど、彼女に関してはまあ~普通~かなぁ~^^;
他の出演者に比べて彼女の存在は多少見劣りする感がありましたねぇ。
「絆」をテーマにしているので、TVドラマ版で取り上げられていた「加賀×父親」の部分にも映画冒頭からチョイチョイと
スポットが当てられているんだけど、正直このシーンは必要なかったんじゃないか?もし取り上げるならTVドラマ版を見ていない
人にももう少し背景が判るような説明が必要だったのではないか?という気がしなくもない。
まーそーは言っても、邦画としてはかなりいい作りしてるんじゃないかな?
んー。でも個人的には東野圭吾作品の映画化された物では「容疑者Xの献身」が今んとこ1番好きかなー。
そうそう・・・
本作、向井理君が本当にチラッとご出演されてるんですが。「チラッ」と言うのもおこがましい位ほんの一瞬ね。
実質出演時間1秒?2秒?位なんだけど(マジですよ!)
ラストのキャストクレジットでかなり上位に名前が載ってましたよ。コレが本作で一番のサプライズだったなーw
「うえぇぇぇ!あんな一瞬の登場でこんな上位にクレジットされちゃうんだぁ~。マジかぁ~!?」って感じ。あはは!
さー、みんなで向井君の登場シーンを探してみよー♪^^