夏の大型旅行から帰って来て早4日、時差ボケが何となく直らない?みたいで日中数時間昼寝する習慣が付いてしまった。
お陰で日常生活なんだか延々ダラダラしている感じでちっとも通常営業に戻れないorz
さてー、何か発信しないと頭本気で腐りそうなので、忘れない内に簡単に機内上映で観た映画のレビューUPするぜー!
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「Promised Land(原題)」35本目
2012年制作・2013年1月公開のアメリカ映画。マット・デイモン主演、日本公開は未定(公開しないかも?)
主演のマット・デイモンはある巨大エネルギー企業の社員で、彼の任務はアメリカの貧しい農村地帯の地下に眠る天然ガス採掘の権利を獲得する為に
農民達に彼らの土地の地下から天然ガスを採掘する契約を取り付けて来る、というもの。
貧しい農民達にとっては大金の入るチャンスなので渡りに船のような話にも見えるが、ガス採掘に伴う環境汚染等のリスクをクチにして
懸念を示す住民も一定数存在している。
そんな時、どこからかガス採掘の噂を聞き付けた環境保護団体を名乗る男が現れて、ガス採掘に伴う環境破壊の恐ろしさを声高に喧伝しだした。
マット達の仕事は徹底的に窮地に立たされるのだが…という話
環境保護をネガティブキャンペーンで押し付けるグリン○ースみたいな話かと思ったら(ヲイ)クライマックスで「え!?あ、そーいう事ね~」という
ちょっとしたどんでんオチがキモのヒューマンドラマでした。まーそれにしてもぬるい展開なのでオチまで辿り着くのがかったるくて^^;
エピソードが全て地味なんだよね。クソ田舎のド貧乏農村地区でそんなドラマティックなエピソードがあるのも不自然っちゃー不自然なんだけど
それにしても、もーちょっと何か色が付けられなかったのかなぁ?と。登場人物全てに余り魅力を感じないのも痛かったな。
「ダイ・ハード/ラストデイ」36本目
映画館で見逃してしまったので機内上映で観れてラッキーだった。
というか、映画館で観ないでタダで観れて本当に良かった。あはははは^^;
今回親子で頑張るんだけどね、てか、正直に言うと序盤余りに退屈で半分位ウトウトしてた。でも大丈夫!半分寝てても大して話動いてないし!(ヲイ
もう何かねー、色々ツッコミどころはあるんだけど…チェルノブイリの高濃度汚染地区でタンクトップ姿の銃撃戦はないわぁ~^^;
どんだけチビッコ達にドリーム抱かせるつもりなんだよマクレーンさんよー(薄笑
まー予告編でも見せたアクションシーンの金の掛かったド派手な作りはハリウッド感モリモリで楽しめるっちゃー楽しめるんだけど
黒幕も半ば予想の付く陳腐さだし、クライマックスの展開も微妙に尻つぼみで「何だかなー」感がてんこ盛り。
「Admission(原題)」37本目
Tina Fey(ティナ・フェイ)主演のぷちロマコメ。ティナ嬢は米国ではメジャーだけど日本では認知度ほぼないので、本作の日本公開はなかろうと^^;
Tina演じる主人公は名門プリンストン大学の入試選考官。そろそろ退官が近い上司の後釜争いレースの先頭を切るバリキャリ。
そんな彼女の元へ、彼女の生まれ故郷にある新興の高校から入試選考依頼が来る。高校教師をしているのは彼女の幼馴染み的知り合いだった。
その幼馴染み教師君が言うに、この高校に通うある非常にクセのある(でも可能性もある)生徒が、彼女が若かりし頃不慮の妊娠・出産後に
直ぐに養子に出した子供である可能性が高いと語ったのだ。
この生徒が自分が里子に出した実子だと確信した彼女は、何とかして自分の大学に入学させようと画策するのだが…というコメディ
主人公は子供嫌いで仕事一筋なキャラという設定なんだけど、18年振りに見た「我が子(かもしれない少年)」を目にした瞬間、それまで全く自分の中には
なかったはずの(と思い込んでいた)「母性」に目覚めて、今まで共に居られなかった年月を埋め合わせするかのように我が子に傾倒していく。
そこに昔馴染みの知り合い男性との恋愛や、風変りな自分の母親との親子関係や、お互いリスペクトし合えていたと思い込んでいたのにアッサリ他の女に
持って行かれた元彼の存在や仕事場での覇権争い等、いわゆる「アラフォー女子の大人の事情」というのを散りばめてコメディ仕立てにしている。
なかなか上手い作りなんだけど、如何せん日本人に馴染みの役者が殆ど出演していないので、日本ではDVD化すらされない可能性もあるな^^;
それとやっぱり「華」がないんだな。全体的に小粒なので週末深夜の洋画劇場でサラッと流れて何となく酒の肴程度に横目で見られて終わるような感じ。
「のぼうの城」38本目
和田竜氏原作の歴史小説を映画化。2012年作品。自分は未見だった邦画作品。ちなみに原作小説も未読。
実在した人物「成田長親」が秀吉の小田原征伐の際に、自身の居城「忍城」を手勢500騎と農民の総勢3000名で石田光成率いる2万超の兵と戦い
小田原城開城まで防衛し続けたという史実を基にした小説を映画化したもの。
成田長親氏のキャラが余りに奔放で「でくのぼう」と呼ばれ、それが転じて「のぼう」となり本作のタイトルになった模様。
んー、野村萬斎さんの小舟での踊りは素晴らしいんだけどね。なんだろう?そこまでのカリスマを感じなかったとでも言うのか^^;
領民合わせて3000人足らずで2万超の大軍から城を守ったって本当に凄い事だと思うんだけど、そこまでのミラクルを起こすような人物に
見えなかった…周囲を固める役者さんとのバランスの問題なのか演出の問題なのか?何か上滑りな薄っぺらい話に見えて仕方なかった。
榮倉奈々さんって戦国時代のお姫様っていうイメージないしね。何か配役色々間違ってんじゃね?と映画見ながら延々考えてたり^^;
「ジ・インクレディブル・バート・ワンダーストーン(The Incredible Burt Wonderstone・原題)」39本目
2013年米国公開、日本公開は未定、てか多分公開しないんじゃないかな?^^;
主人公のバートは子供の頃いじめられっ子で友達がいなかったが、小学生の頃に誕生日プレゼントで貰った「手品師セット」にハマり
学校で1人で手品をやっていると、そこへ病弱で薬漬けのひ弱な少年アントンがやって来て2人は大の仲良しになった。
そのまま大人になった2人は「バートとアントン」という奇術師ユニットを組んで大成功。遂にはラスベガスの一流ホテルのショーを任されるまでになった。
時は過ぎ10年後、すっかり2人はマンネリになりコンビ仲も冷え切っていた。積もり積もった鬱憤からケンカ別れしてコンビ解消してしまうが
1人になったバートの人気は転落の一途を辿り、放蕩三昧が祟って一文無しになってホテルから追い出されてしまう…
一山100円のB級コメディ。←バッサリ斬り過ぎw
苦労の末頂点を極めたのに、いざ売れっ子になると初心を忘れてすっかり天狗になる→人気が落ちた後も天狗が直らず失敗ばかり
→散々鼻をへし折られたトコロで救済の光が見える→大団円、って今オチまで全部書いたわあはははは!って、だから一山100円だとあれほど^^;
キャストリストに「ジム・キャリー」の名前があったのでおぉっ♪と思って観てたら、ジムは新参の魔術師芸人役で顔芸ほとんどなし。
しかもジム演じる魔術師の芸ってのが顔の皮膚ブチ破いてカードを取り出したり火の赤々燃える炭の上で寝たりエグい&グロい事この上ないw
をいをい、今更こんな端役やるよーなタマじゃなかろーに~^^;
「トランス(TRANCE・原題)」40本目
2013年米国公開、2013年10月日本公開決定(邦題未明)
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督の最新作。主演はジェームズ・マカヴォイ、共演にヴァンサン・カッセル、ロザリオ・ドーソン等
話は、ジェームズ・マカヴォイ演じる主人公はオークションハウスで働いていたが、ある絵画を強奪する強盗の手引きをした。ところがその途中で
事故に遭い記憶喪失になってしまう。強盗は上手く行ったと思ったのに中を開けたら肝心の絵がない。どうやら主人公が強盗に手渡す前にどこかに
絵を隠してしまったらしいのだが、肝心の主人公は記憶喪失で隠した事も隠した場所も覚えていなかった。困った強盗団は催眠療法で喪った記憶を
取り戻そうと画策するのだが…
記憶喪失の男を心理カウンセラーの所に連れて行って催眠療法で記憶を呼び覚まそうとする、というのもなかなかユニークなんだけど
この心理カウンセラーの女がまた一癖ありそうな感じで、更に主人公が少しずつ少しずつ記憶が戻って来ると、断片的に絵を隠した時の状況だったり
その前の記憶だったりが飛び飛びで夢の中の出来事のように現れて来る→観客に情報を小出しにして真相へ導いて行く、というなかなか洒落た作りの
サスペンス作品になっていた。
「コレ…絶対に何かあるな」と引っ掛かった部分はやっぱり後に何かある訳で、そんな情報の出し方の妙がダレずに最後の真相まで引っ張って行く
パワーを持っていて、映像や音楽もスタイリッシュでいかにもダニー・ボイルの手腕が光る作品。ヴァンサン・カッセルが最後までカッコイイんだ~♪
「ジャックと天空の巨人」41本目
2013年米国公開、2013年3月日本公開
全然記憶にないなー。どこかで予告編見たっけ???私の大好きなユアン・マクレガー@オビ=ワンが出演してた~♪
古典童話「ジャックと豆の木」を大胆にアレンジしたファンタジー映画。
城下町にお忍びで遊びに来ていた王女とたまたま知り合った貧しい農民のジャック青年がウフフキャハハしてると不思議な豆がびよーんと育って
豆の枝に引っかかったまま王女が天空高くに上がって行ってしまった。お城の兵士と一緒に王女を探しに豆を登って行ったジャック達だが
天空の先にはおとぎ話で語られていたのと同じ巨人の国があって、巨人達は人間を食べようと手ぐすね引いて待っていた…みたいなー^^;
ユアン君はお城の兵士の頭役。いい人♪カッコイイ♪
ところでスペクタクルな冒険活劇っぽい空気はふんだんに出ていると思うんだけど、主人公青年はそれほどお役には立っていなかったりするw
まあいいタイミングで王女を見つけたり、いいタイミングでユアン君にナイフを手渡したりとサポート上手な主人公君なんだけど
ご本人は特にマッチョな肉弾戦を演じるでもなく、至って普通~な青年って感じ。ダラダラ書いたけど要するに華がないんだな^^;
まー子供向けなんだからこんな感じで充分なんだろ。悪をくじき正義が勝つのだ☆いつの時代もおとぎ話のオチは鉄板!
「ザ・クルッズ(The Croods・原題)」42本目
2013年米国公開 日本公開は未定?
ドリームワークスの新作アニメーションだよ。日本公開しないのかな?今んとこネットで調べても何も情報ないな…
舞台は石器時代、洞穴の中で過ごす原始人ファミリー「クルッズ」は静かに暮らしていた。保守的で何もしてはいけないと諭す父親と
好奇心旺盛で外の世界に出たい娘のイープは常に対立状態。ある時親に内緒で洞穴の外に出たイープは初めて家族以外の人間に出会う。
出会った青年は「火」という不思議なモノを操り、そしてもう直ぐ世界が終わるから自分は移動しているのだと語った。
そうこうしている内に地殻変動で洞穴が潰れてしまって身を隠す場所を失ってしまった一家は、青年と連れだって仕方なく他の地を
探す旅に出る事になったのだが…
ヒロインのイープが恐ろしくマッチョで野蛮。こーいうヒロインって珍しいわ。妹が2,3歳って感じなんだけどまだ人間にもなってない状態w
獣に毛が生えた程度の主人公ファミリーだよすげーわコレはwww
父親が超保守派で冒険NG好奇心NG探究心NG変化NGのNGづくしの頭の固い脳味噌筋肉オヤジ。そこへ他部族の流れ者青年が現れて彼が次々と
「文明」を披露して行くからオヤジはファミリーの求心力をどんどん失って行く訳ですわ。世代交代の波なんだなぁ~^^;
娘はそもそも革新派だしお年頃なので文明の進んだ青年にフォーリンラヴ♪世間の縮図、家族の縮図が見事に凝縮された作品だったりする!
子供だけに見せるには惜しい、なかなかよく出来たアニメなんだけど…根本的に可愛くないキャラって日本でウケが悪いよね。公開すんのかなー?
お陰で日常生活なんだか延々ダラダラしている感じでちっとも通常営業に戻れないorz
さてー、何か発信しないと頭本気で腐りそうなので、忘れない内に簡単に機内上映で観た映画のレビューUPするぜー!
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「Promised Land(原題)」35本目
2012年制作・2013年1月公開のアメリカ映画。マット・デイモン主演、日本公開は未定(公開しないかも?)
主演のマット・デイモンはある巨大エネルギー企業の社員で、彼の任務はアメリカの貧しい農村地帯の地下に眠る天然ガス採掘の権利を獲得する為に
農民達に彼らの土地の地下から天然ガスを採掘する契約を取り付けて来る、というもの。
貧しい農民達にとっては大金の入るチャンスなので渡りに船のような話にも見えるが、ガス採掘に伴う環境汚染等のリスクをクチにして
懸念を示す住民も一定数存在している。
そんな時、どこからかガス採掘の噂を聞き付けた環境保護団体を名乗る男が現れて、ガス採掘に伴う環境破壊の恐ろしさを声高に喧伝しだした。
マット達の仕事は徹底的に窮地に立たされるのだが…という話
環境保護をネガティブキャンペーンで押し付けるグリン○ースみたいな話かと思ったら(ヲイ)クライマックスで「え!?あ、そーいう事ね~」という
ちょっとしたどんでんオチがキモのヒューマンドラマでした。まーそれにしてもぬるい展開なのでオチまで辿り着くのがかったるくて^^;
エピソードが全て地味なんだよね。クソ田舎のド貧乏農村地区でそんなドラマティックなエピソードがあるのも不自然っちゃー不自然なんだけど
それにしても、もーちょっと何か色が付けられなかったのかなぁ?と。登場人物全てに余り魅力を感じないのも痛かったな。
「ダイ・ハード/ラストデイ」36本目
映画館で見逃してしまったので機内上映で観れてラッキーだった。
というか、映画館で観ないでタダで観れて本当に良かった。あはははは^^;
今回親子で頑張るんだけどね、てか、正直に言うと序盤余りに退屈で半分位ウトウトしてた。でも大丈夫!半分寝てても大して話動いてないし!(ヲイ
もう何かねー、色々ツッコミどころはあるんだけど…チェルノブイリの高濃度汚染地区でタンクトップ姿の銃撃戦はないわぁ~^^;
どんだけチビッコ達にドリーム抱かせるつもりなんだよマクレーンさんよー(薄笑
まー予告編でも見せたアクションシーンの金の掛かったド派手な作りはハリウッド感モリモリで楽しめるっちゃー楽しめるんだけど
黒幕も半ば予想の付く陳腐さだし、クライマックスの展開も微妙に尻つぼみで「何だかなー」感がてんこ盛り。
「Admission(原題)」37本目
Tina Fey(ティナ・フェイ)主演のぷちロマコメ。ティナ嬢は米国ではメジャーだけど日本では認知度ほぼないので、本作の日本公開はなかろうと^^;
Tina演じる主人公は名門プリンストン大学の入試選考官。そろそろ退官が近い上司の後釜争いレースの先頭を切るバリキャリ。
そんな彼女の元へ、彼女の生まれ故郷にある新興の高校から入試選考依頼が来る。高校教師をしているのは彼女の幼馴染み的知り合いだった。
その幼馴染み教師君が言うに、この高校に通うある非常にクセのある(でも可能性もある)生徒が、彼女が若かりし頃不慮の妊娠・出産後に
直ぐに養子に出した子供である可能性が高いと語ったのだ。
この生徒が自分が里子に出した実子だと確信した彼女は、何とかして自分の大学に入学させようと画策するのだが…というコメディ
主人公は子供嫌いで仕事一筋なキャラという設定なんだけど、18年振りに見た「我が子(かもしれない少年)」を目にした瞬間、それまで全く自分の中には
なかったはずの(と思い込んでいた)「母性」に目覚めて、今まで共に居られなかった年月を埋め合わせするかのように我が子に傾倒していく。
そこに昔馴染みの知り合い男性との恋愛や、風変りな自分の母親との親子関係や、お互いリスペクトし合えていたと思い込んでいたのにアッサリ他の女に
持って行かれた元彼の存在や仕事場での覇権争い等、いわゆる「アラフォー女子の大人の事情」というのを散りばめてコメディ仕立てにしている。
なかなか上手い作りなんだけど、如何せん日本人に馴染みの役者が殆ど出演していないので、日本ではDVD化すらされない可能性もあるな^^;
それとやっぱり「華」がないんだな。全体的に小粒なので週末深夜の洋画劇場でサラッと流れて何となく酒の肴程度に横目で見られて終わるような感じ。
「のぼうの城」38本目
和田竜氏原作の歴史小説を映画化。2012年作品。自分は未見だった邦画作品。ちなみに原作小説も未読。
実在した人物「成田長親」が秀吉の小田原征伐の際に、自身の居城「忍城」を手勢500騎と農民の総勢3000名で石田光成率いる2万超の兵と戦い
小田原城開城まで防衛し続けたという史実を基にした小説を映画化したもの。
成田長親氏のキャラが余りに奔放で「でくのぼう」と呼ばれ、それが転じて「のぼう」となり本作のタイトルになった模様。
んー、野村萬斎さんの小舟での踊りは素晴らしいんだけどね。なんだろう?そこまでのカリスマを感じなかったとでも言うのか^^;
領民合わせて3000人足らずで2万超の大軍から城を守ったって本当に凄い事だと思うんだけど、そこまでのミラクルを起こすような人物に
見えなかった…周囲を固める役者さんとのバランスの問題なのか演出の問題なのか?何か上滑りな薄っぺらい話に見えて仕方なかった。
榮倉奈々さんって戦国時代のお姫様っていうイメージないしね。何か配役色々間違ってんじゃね?と映画見ながら延々考えてたり^^;
「ジ・インクレディブル・バート・ワンダーストーン(The Incredible Burt Wonderstone・原題)」39本目
2013年米国公開、日本公開は未定、てか多分公開しないんじゃないかな?^^;
主人公のバートは子供の頃いじめられっ子で友達がいなかったが、小学生の頃に誕生日プレゼントで貰った「手品師セット」にハマり
学校で1人で手品をやっていると、そこへ病弱で薬漬けのひ弱な少年アントンがやって来て2人は大の仲良しになった。
そのまま大人になった2人は「バートとアントン」という奇術師ユニットを組んで大成功。遂にはラスベガスの一流ホテルのショーを任されるまでになった。
時は過ぎ10年後、すっかり2人はマンネリになりコンビ仲も冷え切っていた。積もり積もった鬱憤からケンカ別れしてコンビ解消してしまうが
1人になったバートの人気は転落の一途を辿り、放蕩三昧が祟って一文無しになってホテルから追い出されてしまう…
一山100円のB級コメディ。←バッサリ斬り過ぎw
苦労の末頂点を極めたのに、いざ売れっ子になると初心を忘れてすっかり天狗になる→人気が落ちた後も天狗が直らず失敗ばかり
→散々鼻をへし折られたトコロで救済の光が見える→大団円、って今オチまで全部書いたわあはははは!って、だから一山100円だとあれほど^^;
キャストリストに「ジム・キャリー」の名前があったのでおぉっ♪と思って観てたら、ジムは新参の魔術師芸人役で顔芸ほとんどなし。
しかもジム演じる魔術師の芸ってのが顔の皮膚ブチ破いてカードを取り出したり火の赤々燃える炭の上で寝たりエグい&グロい事この上ないw
をいをい、今更こんな端役やるよーなタマじゃなかろーに~^^;
「トランス(TRANCE・原題)」40本目
2013年米国公開、2013年10月日本公開決定(邦題未明)
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督の最新作。主演はジェームズ・マカヴォイ、共演にヴァンサン・カッセル、ロザリオ・ドーソン等
話は、ジェームズ・マカヴォイ演じる主人公はオークションハウスで働いていたが、ある絵画を強奪する強盗の手引きをした。ところがその途中で
事故に遭い記憶喪失になってしまう。強盗は上手く行ったと思ったのに中を開けたら肝心の絵がない。どうやら主人公が強盗に手渡す前にどこかに
絵を隠してしまったらしいのだが、肝心の主人公は記憶喪失で隠した事も隠した場所も覚えていなかった。困った強盗団は催眠療法で喪った記憶を
取り戻そうと画策するのだが…
記憶喪失の男を心理カウンセラーの所に連れて行って催眠療法で記憶を呼び覚まそうとする、というのもなかなかユニークなんだけど
この心理カウンセラーの女がまた一癖ありそうな感じで、更に主人公が少しずつ少しずつ記憶が戻って来ると、断片的に絵を隠した時の状況だったり
その前の記憶だったりが飛び飛びで夢の中の出来事のように現れて来る→観客に情報を小出しにして真相へ導いて行く、というなかなか洒落た作りの
サスペンス作品になっていた。
「コレ…絶対に何かあるな」と引っ掛かった部分はやっぱり後に何かある訳で、そんな情報の出し方の妙がダレずに最後の真相まで引っ張って行く
パワーを持っていて、映像や音楽もスタイリッシュでいかにもダニー・ボイルの手腕が光る作品。ヴァンサン・カッセルが最後までカッコイイんだ~♪
「ジャックと天空の巨人」41本目
2013年米国公開、2013年3月日本公開
全然記憶にないなー。どこかで予告編見たっけ???私の大好きなユアン・マクレガー@オビ=ワンが出演してた~♪
古典童話「ジャックと豆の木」を大胆にアレンジしたファンタジー映画。
城下町にお忍びで遊びに来ていた王女とたまたま知り合った貧しい農民のジャック青年がウフフキャハハしてると不思議な豆がびよーんと育って
豆の枝に引っかかったまま王女が天空高くに上がって行ってしまった。お城の兵士と一緒に王女を探しに豆を登って行ったジャック達だが
天空の先にはおとぎ話で語られていたのと同じ巨人の国があって、巨人達は人間を食べようと手ぐすね引いて待っていた…みたいなー^^;
ユアン君はお城の兵士の頭役。いい人♪カッコイイ♪
ところでスペクタクルな冒険活劇っぽい空気はふんだんに出ていると思うんだけど、主人公青年はそれほどお役には立っていなかったりするw
まあいいタイミングで王女を見つけたり、いいタイミングでユアン君にナイフを手渡したりとサポート上手な主人公君なんだけど
ご本人は特にマッチョな肉弾戦を演じるでもなく、至って普通~な青年って感じ。ダラダラ書いたけど要するに華がないんだな^^;
まー子供向けなんだからこんな感じで充分なんだろ。悪をくじき正義が勝つのだ☆いつの時代もおとぎ話のオチは鉄板!
「ザ・クルッズ(The Croods・原題)」42本目
2013年米国公開 日本公開は未定?
ドリームワークスの新作アニメーションだよ。日本公開しないのかな?今んとこネットで調べても何も情報ないな…
舞台は石器時代、洞穴の中で過ごす原始人ファミリー「クルッズ」は静かに暮らしていた。保守的で何もしてはいけないと諭す父親と
好奇心旺盛で外の世界に出たい娘のイープは常に対立状態。ある時親に内緒で洞穴の外に出たイープは初めて家族以外の人間に出会う。
出会った青年は「火」という不思議なモノを操り、そしてもう直ぐ世界が終わるから自分は移動しているのだと語った。
そうこうしている内に地殻変動で洞穴が潰れてしまって身を隠す場所を失ってしまった一家は、青年と連れだって仕方なく他の地を
探す旅に出る事になったのだが…
ヒロインのイープが恐ろしくマッチョで野蛮。こーいうヒロインって珍しいわ。妹が2,3歳って感じなんだけどまだ人間にもなってない状態w
獣に毛が生えた程度の主人公ファミリーだよすげーわコレはwww
父親が超保守派で冒険NG好奇心NG探究心NG変化NGのNGづくしの頭の固い脳味噌筋肉オヤジ。そこへ他部族の流れ者青年が現れて彼が次々と
「文明」を披露して行くからオヤジはファミリーの求心力をどんどん失って行く訳ですわ。世代交代の波なんだなぁ~^^;
娘はそもそも革新派だしお年頃なので文明の進んだ青年にフォーリンラヴ♪世間の縮図、家族の縮図が見事に凝縮された作品だったりする!
子供だけに見せるには惜しい、なかなかよく出来たアニメなんだけど…根本的に可愛くないキャラって日本でウケが悪いよね。公開すんのかなー?