連日猛暑でダレッダレだな。
ところでこのクソ暑さに加え、例のスマホアプリゲー「ケータイ国盗り合戦」の夏のイベントが始まったので
益々浮世離れした生活に突入の予感。今んとこ家でだらだらしながら「あいのり」してるだけですが(←ここら辺は事情通以外はスルーでw)
映画観るペースもグッと落ちてます。まあボチボチね。
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「風立ちぬ」43本目
スタジオジブリ最新作。説明するまでもないか。
ゼロ戦のメイン設計者・堀越次郎氏の半生を割と淡々と綴った作品。…なーんて書くとノンフィクションのアニメ化かと思われそうだけど
実在する人物の事実部分も描きつつもそこはファンタジー(フィクション)要素多めの、あくまでも娯楽作品だと個人的には思ってる。
ジブリはファンも多けりゃアンチも多い。特に「自称・映画通」を気取る輩に限ってジブリを叩く事が正義、みたいに鼻息荒いのが多い印象。
本作ではやれ戦争賛美だの禁煙なんちゃらとかいう団体が抗議してるだの、とんだ斜め上からの援護射撃まで加わってエライ事になってるらしいですがw
私は本作結構楽しめましたけどね。「モノ作りニッポン」を支えてきた真摯な技術屋達の奮闘を丁寧に表現していたと思う。
ただそれが「ゼロ戦」だったから叩かれててるんですかね。コレが自動車か新幹線辺りだったらみんな微笑ましく見れたという事なんでしょうか?
でもそれだと時代背景と絡めたドラマティック要素が薄いですよね、だからこそ「ゼロ戦」が取り上げられたんじゃ?とか色々邪推しますが^^;
「生きねば!」なんて仰々しくキャッチコピーが付いてるから「まーた気取った反戦&非核映画・自然回帰キャンペーンか?」と思いきや
扱っている題材こそゼロ戦だけど、押しつけがましい反戦キャンペーンやましてや(韓国や中国辺りがヒスってる)軍国日本マンセー的
メッセージ性の強いモノは特に感じられず、本当に「飛行機が好き・より早く、より軽く!」という純粋な技術屋の姿を淡々と描いていて
個人的には好印象な作りだった。
本作を「切ない大人の恋愛映画」と見る向きもあるけど、私は本作の恋愛部分は堀越氏の人柄を表す横軸の色付けで、縦軸(主軸)はやっぱり
「技術屋さん人生」の方だったと思って見ていましたが。コレは見た人の印象で違ってくるんでしょうかね。
庵野氏の声の起用も賛否両論あるみたいですが、私はやっぱり主人公の声だけでもプロの方にお願いしてもらった方がいいと思うんだけどね。
彼の声質はなかなか魅力的なんですが、いかんせん素人で「声の演技」が全く出来ていなくて。唖然とする程の棒読みに眩暈がしましたわ^^;
「ローン・レンジャー」44本目
「ディズニー×ブラッカイマーフィルム×ジョニー・デップ出演」という鉄板トリプルコンボ
先の海賊シリーズのコスプレならまだイケメンっぷりが拝めるから許されるものの、本作に至っては老け特殊メイクor顔面全部白塗りという
やり過ぎメイクでジョニー・デップのかけらも見えない、いやかけら程度なら見えるけど本当にかけらでしかないから全くジョニー・デップ感なしw
だったらジョニ男が出演する意味全くないじゃん?と思うんだけど(実際そーだけどw)、じゃあジョニ男が出演していないと…観客観に来ない(あはは
「ジョニー・デップ」というクレジットが入っている事だけに意味があるんだろうな。とんだパンダでピエロだ。
話は西部開拓時代のアメリカ。悪の白人VS先住民族という割と判り易い構図のお話で、こりゃー本国アメリカさん達にウケ悪いんじゃねーの?
と思ったら、本当に本国アメリカでは興行収入が今一つ奮わなかった模様。そりゃそーだろーなw
映画序盤はジョニ男が全く活躍しない(最初しばらく登場すらしない)ので正直ダレッダレになって観てたんだけど、そこは安定のブラッカイマー・フィルム
ジョニ男演じる先住民族トントと主人公青年がタッグを組んでからは徐々に盛り上がって来て、TVCMでもやってるけどクライマックスの列車アクションは
圧巻の一言ですね。ああいうド派手でスピード感のある絵作りは流石のブラッカイマー・クオリティ
話の構成が、時代が下って随分経った後に、遊園地の見世物小屋で「生・マネキン」をやってるトント(ジジイ)が少年に昔話として語る…という作り。
この作りにした意味がイマイチ判らない。余り効果的な演出とも思えなかったんだけどな…まあ、でも思ったよりきちんとした作りでした。
「謎解きはディナーのあとで」45本目
CX系TVドラマの映画化。原作小説は本屋大賞受賞してます。原作未読でTVドラマ版は欠かさず見てましたー♪^^
嵐の櫻井翔君が暴言執事役×北川景子ちゃんがお嬢様刑事役。お互いハマリ役だと思います。
映画版という事で、当然だけどスケールアップさせなくちゃいけなくてー…で、舞台はシンガポール沖の豪華客船
乗ってる乗組員やゲストまで超豪華な役者をこれでもか!と揃えて、出演者のギャラだけでも相当逝っちゃってる感じがプンプンw
ところで映画冒頭のラッフルズホテルのシーンを見て、出演者とキャラクターが出揃ったトコロで「ははーん、この人がこーいう役回りね」
とラストのオチだけは殆どの人が察しがついてしまうのではなかろうかと^^;
一応序盤から随所に小さなセリフやちょっとしたシーン等に「ヒント」と「伏線」が散りばめられていて、後の種明かしの時になって
「ああ、あの時意味深に目線を映してたのはこーいう事ね」「なるほどあのセリフがこの種明かしに繋がってる訳ね」等と「答え合わせ」が
出来るようになっていてなかなか親切設計だなーと。
推理ゲームはそこそこよく出来てるとは思うものの、映画全般の流れが何とも…間延びするというかダレるというかテンポが微妙に悪いというか。
あの3人の乗組員の「計画」のくだり、必要ありますかね?全くミスリードにもなってないしオチもダレダレでイラッと来ましたよ。
それから泥棒兄弟の無意味なハイテンション、面白いと感じるかは人によるけど私はあの兄弟のシーンが間延びの原因の一つだったと思いますが。
ま、とは言うもののTVドラマシリーズを見ていない人でもちゃんと楽しめる仕様にはなってると思いますね。
でも豪華客船が舞台の割には余り「お金持ち感」が出せていないんですよね。だったら国内でちっちゃくまとまっておいた方が良かったんじゃ?^^;
ところでこのクソ暑さに加え、例のスマホアプリゲー「ケータイ国盗り合戦」の夏のイベントが始まったので
益々浮世離れした生活に突入の予感。今んとこ家でだらだらしながら「あいのり」してるだけですが(←ここら辺は事情通以外はスルーでw)
映画観るペースもグッと落ちてます。まあボチボチね。
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「風立ちぬ」43本目
スタジオジブリ最新作。説明するまでもないか。
ゼロ戦のメイン設計者・堀越次郎氏の半生を割と淡々と綴った作品。…なーんて書くとノンフィクションのアニメ化かと思われそうだけど
実在する人物の事実部分も描きつつもそこはファンタジー(フィクション)要素多めの、あくまでも娯楽作品だと個人的には思ってる。
ジブリはファンも多けりゃアンチも多い。特に「自称・映画通」を気取る輩に限ってジブリを叩く事が正義、みたいに鼻息荒いのが多い印象。
本作ではやれ戦争賛美だの禁煙なんちゃらとかいう団体が抗議してるだの、とんだ斜め上からの援護射撃まで加わってエライ事になってるらしいですがw
私は本作結構楽しめましたけどね。「モノ作りニッポン」を支えてきた真摯な技術屋達の奮闘を丁寧に表現していたと思う。
ただそれが「ゼロ戦」だったから叩かれててるんですかね。コレが自動車か新幹線辺りだったらみんな微笑ましく見れたという事なんでしょうか?
でもそれだと時代背景と絡めたドラマティック要素が薄いですよね、だからこそ「ゼロ戦」が取り上げられたんじゃ?とか色々邪推しますが^^;
「生きねば!」なんて仰々しくキャッチコピーが付いてるから「まーた気取った反戦&非核映画・自然回帰キャンペーンか?」と思いきや
扱っている題材こそゼロ戦だけど、押しつけがましい反戦キャンペーンやましてや(韓国や中国辺りがヒスってる)軍国日本マンセー的
メッセージ性の強いモノは特に感じられず、本当に「飛行機が好き・より早く、より軽く!」という純粋な技術屋の姿を淡々と描いていて
個人的には好印象な作りだった。
本作を「切ない大人の恋愛映画」と見る向きもあるけど、私は本作の恋愛部分は堀越氏の人柄を表す横軸の色付けで、縦軸(主軸)はやっぱり
「技術屋さん人生」の方だったと思って見ていましたが。コレは見た人の印象で違ってくるんでしょうかね。
庵野氏の声の起用も賛否両論あるみたいですが、私はやっぱり主人公の声だけでもプロの方にお願いしてもらった方がいいと思うんだけどね。
彼の声質はなかなか魅力的なんですが、いかんせん素人で「声の演技」が全く出来ていなくて。唖然とする程の棒読みに眩暈がしましたわ^^;
「ローン・レンジャー」44本目
「ディズニー×ブラッカイマーフィルム×ジョニー・デップ出演」という鉄板トリプルコンボ
先の海賊シリーズのコスプレならまだイケメンっぷりが拝めるから許されるものの、本作に至っては老け特殊メイクor顔面全部白塗りという
やり過ぎメイクでジョニー・デップのかけらも見えない、いやかけら程度なら見えるけど本当にかけらでしかないから全くジョニー・デップ感なしw
だったらジョニ男が出演する意味全くないじゃん?と思うんだけど(実際そーだけどw)、じゃあジョニ男が出演していないと…観客観に来ない(あはは
「ジョニー・デップ」というクレジットが入っている事だけに意味があるんだろうな。とんだパンダでピエロだ。
話は西部開拓時代のアメリカ。悪の白人VS先住民族という割と判り易い構図のお話で、こりゃー本国アメリカさん達にウケ悪いんじゃねーの?
と思ったら、本当に本国アメリカでは興行収入が今一つ奮わなかった模様。そりゃそーだろーなw
映画序盤はジョニ男が全く活躍しない(最初しばらく登場すらしない)ので正直ダレッダレになって観てたんだけど、そこは安定のブラッカイマー・フィルム
ジョニ男演じる先住民族トントと主人公青年がタッグを組んでからは徐々に盛り上がって来て、TVCMでもやってるけどクライマックスの列車アクションは
圧巻の一言ですね。ああいうド派手でスピード感のある絵作りは流石のブラッカイマー・クオリティ
話の構成が、時代が下って随分経った後に、遊園地の見世物小屋で「生・マネキン」をやってるトント(ジジイ)が少年に昔話として語る…という作り。
この作りにした意味がイマイチ判らない。余り効果的な演出とも思えなかったんだけどな…まあ、でも思ったよりきちんとした作りでした。
「謎解きはディナーのあとで」45本目
CX系TVドラマの映画化。原作小説は本屋大賞受賞してます。原作未読でTVドラマ版は欠かさず見てましたー♪^^
嵐の櫻井翔君が暴言執事役×北川景子ちゃんがお嬢様刑事役。お互いハマリ役だと思います。
映画版という事で、当然だけどスケールアップさせなくちゃいけなくてー…で、舞台はシンガポール沖の豪華客船
乗ってる乗組員やゲストまで超豪華な役者をこれでもか!と揃えて、出演者のギャラだけでも相当逝っちゃってる感じがプンプンw
ところで映画冒頭のラッフルズホテルのシーンを見て、出演者とキャラクターが出揃ったトコロで「ははーん、この人がこーいう役回りね」
とラストのオチだけは殆どの人が察しがついてしまうのではなかろうかと^^;
一応序盤から随所に小さなセリフやちょっとしたシーン等に「ヒント」と「伏線」が散りばめられていて、後の種明かしの時になって
「ああ、あの時意味深に目線を映してたのはこーいう事ね」「なるほどあのセリフがこの種明かしに繋がってる訳ね」等と「答え合わせ」が
出来るようになっていてなかなか親切設計だなーと。
推理ゲームはそこそこよく出来てるとは思うものの、映画全般の流れが何とも…間延びするというかダレるというかテンポが微妙に悪いというか。
あの3人の乗組員の「計画」のくだり、必要ありますかね?全くミスリードにもなってないしオチもダレダレでイラッと来ましたよ。
それから泥棒兄弟の無意味なハイテンション、面白いと感じるかは人によるけど私はあの兄弟のシーンが間延びの原因の一つだったと思いますが。
ま、とは言うもののTVドラマシリーズを見ていない人でもちゃんと楽しめる仕様にはなってると思いますね。
でも豪華客船が舞台の割には余り「お金持ち感」が出せていないんですよね。だったら国内でちっちゃくまとまっておいた方が良かったんじゃ?^^;