「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」
78年にサモ・ハン・キンポー主演で公開された同名タイトル作品をドニー・イェンが特殊メイクしてリブート。
と言うか「動けるデブがすげー技繰り出すカンフーコメディ」という1ジャンルとして本タイトルが邦題で付けられた、と考えた方がいいかも。
あらすじ
結婚式当日に銀行強盗と出くわした熱血刑事のファーロン(ドニー・イェン)は、強盗を追跡中に警察長官をひきそうになったことから、デスクワーク中心の部署に左遷された上に、婚約者からは別れを切り出されてしまう。ショックのあまりに暴飲暴食に走ること6か月、すっかり太った彼に強盗事件の容疑者を日本へ護送する任務が下るが、日本に到着するやヤクザの麻薬抗争に巻き込まれて容疑者に姿を消される。日本の遠藤警部(竹中直人)と容疑者を追ううちに、彼はある陰謀にたどり着く。(Yahoo!Movieから丸パク)
香港映画なんだけどメガホンを取ったのは「るろうに剣心」のアクション監督等を務めて来た谷垣健治氏。アクション畑の人だけあって本作のアクションシーンは凄い!
アクションシーンが、と言うよりもこの谷垣氏はきっとかつての香港カンフー映画をとても愛してくれている人なんだろうと思った。
自分も子供の頃にカンフー映画が大好きで(年齢的にブルース・リーはちょっとズレていたけどジャッキー・チェンやサモ・ハン、ジェット・リーはどハマりした!)当時2才下の弟と連れだって「香港国際警察」や「五福星」、そして勿論「燃えよデブゴン」も劇場に足を運んでワクワクしながら観たものでした。ああ懐かしい!
そんなこんな、あの頃の「古き良き香港映画」のテイストが本作にはふんだんに盛り込まれていて、それこそあの当時の香港カンフー映画ファン嬉ション間違いなし!w
きっとイマドキの(当時の香港映画を知らない世代)映画好きさんが本作を観たらイライラする部分も多分にあるだろうと思います。
ナニゲに日本警察disっちゃったり(あくまでも香港映画的には日本の立ち位置はヒールなのはお約束)、ぬるーいラブコメぶち込んで来たり、やっすい人情話(まるで泣けない)で空気ぶち壊したり(コラコラ)、そういうのにイラつく人は多かろうと思います。
が!これぞ「THAT'S 香港映画」、香港映画はこうでないといけないのです。このそこはかとない「安っぽさ」、そして突然繰り広げられるカンフーアクション(しかもガチ)
このめくるめく世界観こそが昭和のクソガキ共を魅了しまくった香港カンフー映画の真髄なのですっ!!
そう。色々安っぽいクセにアクションがガチ中のガチ。コレがカッコ良すぎてシビれるっ!!!
ドニー・イェン様のアクションがぁぁぁぁぁーーーーー!ありがとうございますぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!!
映画冒頭からずーっとずーっとずぅーーーっと!正統派カンフーからジャッキー仕込みの物使いアクション、棒術、そしてブルース・リーオマージュのヌンチャクまでありとあらゆる手技足技からカルフール技まで駆使しまくり!ドニー様流石でございますぅぅぅ!
いや勿論ドニー様と相対する敵役さんも同レベルのアクションを要求される訳ですから本作にご出演の役者さんは本当に大変だったろうと思います。
まあでも一番大変だったのは当然だけど「120kgの巨漢アクション」を特殊メイクで頑張ったドニー様ご本人だったでしょう。
ところで本作舞台が東京になっているのですが、特に東京である必要性は感じなかった…いや、日本人監督がメガホン取ってるからなのか?
もしかしたらインバウンド需要見越して香港×日本合作で敢えての日本を舞台にした設定を考えたのかな?って感じなんですが、このコロナ禍の影響でそこんとこの目論見は見事に崩れ去ってしまってお気の毒感満載ですなw
そして何故か映画冒頭に「本作は東京タワーのシーンは全てCG合成で実際の東京タワーでのロケはやってません」みたいなテロップ入ったんですが、コレは何か意味があるんですかね?誰かに東京タワーでロケするとはけしからん!とかクレーム付けられたんでしょうか?
そして新宿の街並みも胡散臭さ満載だなーと思いながら観てたんですがどうやら街並み丸ごとオープンセット組んで撮影した模様。
香港映画のクセにナニゲに金掛けてるぢゃねーか←お前も香港映画安く見積り過ぎだろw
でも…改めて本作を観てサモ・ハンの偉大さを知った、と言うか。
ドニー様は腹に軽いアンコ詰めてこのアクションですがサモ・ハンはガチ腹で当時あのアクションをこなしていたのだと思うと本当に恐るべき身体能力だなと。
つーかあんだけの動きしてたらフツー痩せるだろーよ(苦笑)、サモ・ハンお前の身体は一体何で出来ていたんだと小一時間問い詰めたいw
あー、いやー、でも関取もあの巨体だけど実は体脂肪率案外低いとか聞きますしね。うんいやでもサモ・ハンは相撲取りじゃないんだけど^^;
まあそんなこんなで昭和のクソガキは本作必見、そして香港映画とはなんぞや?という入口に立ったそこのアナタ!本作観て共に布教活動頑張りましょう!w
78年にサモ・ハン・キンポー主演で公開された同名タイトル作品をドニー・イェンが特殊メイクしてリブート。
と言うか「動けるデブがすげー技繰り出すカンフーコメディ」という1ジャンルとして本タイトルが邦題で付けられた、と考えた方がいいかも。
あらすじ
結婚式当日に銀行強盗と出くわした熱血刑事のファーロン(ドニー・イェン)は、強盗を追跡中に警察長官をひきそうになったことから、デスクワーク中心の部署に左遷された上に、婚約者からは別れを切り出されてしまう。ショックのあまりに暴飲暴食に走ること6か月、すっかり太った彼に強盗事件の容疑者を日本へ護送する任務が下るが、日本に到着するやヤクザの麻薬抗争に巻き込まれて容疑者に姿を消される。日本の遠藤警部(竹中直人)と容疑者を追ううちに、彼はある陰謀にたどり着く。(Yahoo!Movieから丸パク)
香港映画なんだけどメガホンを取ったのは「るろうに剣心」のアクション監督等を務めて来た谷垣健治氏。アクション畑の人だけあって本作のアクションシーンは凄い!
アクションシーンが、と言うよりもこの谷垣氏はきっとかつての香港カンフー映画をとても愛してくれている人なんだろうと思った。
自分も子供の頃にカンフー映画が大好きで(年齢的にブルース・リーはちょっとズレていたけどジャッキー・チェンやサモ・ハン、ジェット・リーはどハマりした!)当時2才下の弟と連れだって「香港国際警察」や「五福星」、そして勿論「燃えよデブゴン」も劇場に足を運んでワクワクしながら観たものでした。ああ懐かしい!
そんなこんな、あの頃の「古き良き香港映画」のテイストが本作にはふんだんに盛り込まれていて、それこそあの当時の香港カンフー映画ファン嬉ション間違いなし!w
きっとイマドキの(当時の香港映画を知らない世代)映画好きさんが本作を観たらイライラする部分も多分にあるだろうと思います。
ナニゲに日本警察disっちゃったり(あくまでも香港映画的には日本の立ち位置はヒールなのはお約束)、ぬるーいラブコメぶち込んで来たり、やっすい人情話(まるで泣けない)で空気ぶち壊したり(コラコラ)、そういうのにイラつく人は多かろうと思います。
が!これぞ「THAT'S 香港映画」、香港映画はこうでないといけないのです。このそこはかとない「安っぽさ」、そして突然繰り広げられるカンフーアクション(しかもガチ)
このめくるめく世界観こそが昭和のクソガキ共を魅了しまくった香港カンフー映画の真髄なのですっ!!
そう。色々安っぽいクセにアクションがガチ中のガチ。コレがカッコ良すぎてシビれるっ!!!
ドニー・イェン様のアクションがぁぁぁぁぁーーーーー!ありがとうございますぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!!
映画冒頭からずーっとずーっとずぅーーーっと!正統派カンフーからジャッキー仕込みの物使いアクション、棒術、そしてブルース・リーオマージュのヌンチャクまでありとあらゆる手技足技からカルフール技まで駆使しまくり!ドニー様流石でございますぅぅぅ!
いや勿論ドニー様と相対する敵役さんも同レベルのアクションを要求される訳ですから本作にご出演の役者さんは本当に大変だったろうと思います。
まあでも一番大変だったのは当然だけど「120kgの巨漢アクション」を特殊メイクで頑張ったドニー様ご本人だったでしょう。
ところで本作舞台が東京になっているのですが、特に東京である必要性は感じなかった…いや、日本人監督がメガホン取ってるからなのか?
もしかしたらインバウンド需要見越して香港×日本合作で敢えての日本を舞台にした設定を考えたのかな?って感じなんですが、このコロナ禍の影響でそこんとこの目論見は見事に崩れ去ってしまってお気の毒感満載ですなw
そして何故か映画冒頭に「本作は東京タワーのシーンは全てCG合成で実際の東京タワーでのロケはやってません」みたいなテロップ入ったんですが、コレは何か意味があるんですかね?誰かに東京タワーでロケするとはけしからん!とかクレーム付けられたんでしょうか?
そして新宿の街並みも胡散臭さ満載だなーと思いながら観てたんですがどうやら街並み丸ごとオープンセット組んで撮影した模様。
香港映画のクセにナニゲに金掛けてるぢゃねーか←お前も香港映画安く見積り過ぎだろw
でも…改めて本作を観てサモ・ハンの偉大さを知った、と言うか。
ドニー様は腹に軽いアンコ詰めてこのアクションですがサモ・ハンはガチ腹で当時あのアクションをこなしていたのだと思うと本当に恐るべき身体能力だなと。
つーかあんだけの動きしてたらフツー痩せるだろーよ(苦笑)、サモ・ハンお前の身体は一体何で出来ていたんだと小一時間問い詰めたいw
あー、いやー、でも関取もあの巨体だけど実は体脂肪率案外低いとか聞きますしね。うんいやでもサモ・ハンは相撲取りじゃないんだけど^^;
まあそんなこんなで昭和のクソガキは本作必見、そして香港映画とはなんぞや?という入口に立ったそこのアナタ!本作観て共に布教活動頑張りましょう!w