天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「おとなの事情 スマホをのぞいたら」@2作目

2021年01月20日 | 映画感想
ヤバいヤバいヤバい…ネタが積もりまくってる!!
鑑賞して1ヶ月近く経つので既に内容忘れてる感満載ですが、一応後の為にレビューUPしておきます!^^;

------------------------------------------------------
「おとなの事情 スマホをのぞいたら」

イタリアで大ヒットした同名タイトル作品の邦画リメイク作。
なんと元ネタは全世界18カ国でリメイクされているそーで、なるほどコレは洋の東西問わず誰でも楽しめるネタだな、と。
因みにイタリアMADEの元ネタは未見なので内容は全く知らずに鑑賞。

あらすじ
1年ぶりに再会した3組の夫婦と独身の小山三平(東山紀之)がパーティーを楽しむ中、ある人物の提案をきっかけに、スマートフォンに届く電話やメールを公開し合うゲームが始まる。隠し事は何もないと言いつつも、実は全員が誰にも知られたくない秘密を抱えており、通知が届くたびに彼らの緊張感は増していく。やがて、あるメールによって楽しいはずのパーティーは大混乱に陥ってしまう。(Yahoo!Movieから丸パク)

そもそも論、他人の(と言うか自分のパートナーの)スマホの中身を覗きたいか?問題ですわなぁ。コレって友達同士でも飲みながらよく話題になると思います。
ちな、自分は絶対に見せない&見たくない派なんですが、なんとなくだけど女性の方が「彼(旦那)のスマホをコッソリチェックしたい」という人が多い傾向に感じます。
そして更になんとなくだけどうちの旦那も実は私のスマホを覗き見したい派なんじゃなかろうか?と疑っているw
(私が見せない・見たくない派だと知っているので表向きは私に同調して俺も絶対に見せたくないし見たいとも思わない!と主張してますけどね…どーだかw)

さて話は映画に戻して…
舞台は飲み会メンバーの1人が勤めているカフェ。この日は飲み会の為にカフェを貸し切りにしていてこのカフェの店内で物語が進行していく。
1場面だけでずっと話が進むので映画と言うよりも舞台のお芝居的な感じです。場面がほぼ切り替わらないでALL「会話劇」というヤツなので。
そして飲み会のメンバーは数年前に自然災害である場所に偶然閉じ込められてしまい、危機的状況を皆で一致団結して乗り越えた、という関係。
メンバー構成は親子3人、夫婦、独身男女(後にこの出会いがきっかけで結婚)、そして未だ独身男の8人だがこの日は親子の内子供が用事で欠席して7人で集まっている。
欠席している子供も後にある秘密の暴露に一役買っているのがなかなか小憎らしい演出だなーと。

全員見事に色んな秘密を抱えていて(よくよく考えると最初にこのゲームを提案した女性だけは秘密がなかったかな)なかなか香ばしい展開が繰り広げられます。
まあ、定番の「浮気ネタ」から始まり、表面上は上手く行っている夫婦関係もスマホを覗くとまるで様子が違っていたり、はたまたLGBT問題まで…
映画なので分かり易い「揉めネタ」がてんこ盛りですが、誰しも他人に言いたくないような秘密の1つや2つ、持っていても当たり前だよな~とは思います。

面白かったのがこのメンバー内でも不倫関係が出来ていて、それがバレた後の展開。
不倫自体に怒る方向ではなく何故か「夫婦間のマウント取り問題」に話をすり替えて行って更には「夫婦の絆をより強固に感じ」→大団円、にはならんやろ!的なw
木南晴夏さんに「ちょっといい話みたいに終わらせられると思うなー!」と指摘されてテヘペロ顔する鈴木保奈美さんが凄くキュート♪
あと、東山紀之さんのキャラクターも面白かったな。スマホのすり替えを提案されてキョドる辺りからいい伏線の流れ~回収してるなーと。
妻にバイセクシャルだと勘違いされて逆ギレする田口浩正さんの啖呵が一瞬カッコ良く…は見えないよ。笑うわそんなもんw

ネタ的に子供やお一人様よりも、夫婦・カップルで楽しむ「大人向けシニカルコメディ」という感じですかね。
映画館で鑑賞するよりも、週末にこの映画の設定みたいに友人カップル数組で集まって誰かの家で宅飲み会しながらDVDで本作を鑑賞して…
それで誰かが「ねえ、私達もこの映画みたいにスマホ出し合ってさらけ出してみるのはどう?」とかやらかすと尚楽しめそうな気がします(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする