天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」@9作目

2024年02月08日 | 映画感想
「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」

フランス国王ルイ15世(フランス革命で断頭台で処刑されたのは16世な)の公妾、バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描いた作品。
まあ、ウリとしてはルイ15世役をジョニー・デップが全編フランス語台詞で演じているという部分か。確かジョニ男さんってしばらくフランスで暮らしていたわよね?今何処に住んでるのか知らないけど…だから、まあフランス語も多少喋れるようになってたんだろうなーと推察。
それよりも、本作は原作小説があるのかと思ったらそーではなくて、主演のジャンヌを演じたマイウェンが脚本も監督も手掛けているんだそうだ。要するに彼女の手作り映画って事になるのかしら?すんごいわねー!…自分、マイウェンさんを存じ上げておりませんでしたサーセン💦

あらすじ
貧しい家庭に生まれたジャンヌ(マイウェン)は、その美貌と知性を武器に社交界へと入り込む。貴族の男性たちをとりこにしながらのし上がってきた彼女は、ついにベルサイユ宮殿にも足を踏み入れ、国王ルイ15世(ジョニー・デップ)との面会を果たす。二人は一瞬で恋に落ち、ジャンヌは国王の愛人となるものの、貴族階級ではない出自や、宮廷のマナーを無視したことなどから彼女は周囲に疎まれる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

うん、とりあえずね、マイウェンさんには監督と脚本に全精力を注ぎ込んで貰えたらそれで良かったかしら?ってトコロですかね。
どうして自分が「ジャンヌ」というルイ15世に一目惚れされてしまうレベルの美女を演じるのにそぐわない容姿である、という事に気付けなかったのかと小一時間問いたいわな。つーか制作陣だったり周囲のブレーンチームの誰も彼女がジャンヌを演じる事に反対しなかったのかよ?あぁ?フランスってあーゆー顔が絶世の美女っていう世界線なのかよ!?

あ、いけね。いきなり吠え散らかしちゃった(テヘ
いやそれにしてもこのキャスティングには流石に物申したいですわなぁ。だって笑うと歯茎がヌガーッって飛び出てくる美女って流石にちょっと違くね?幼少期から少女期までのジャンヌを演じた役者さん達はとっても清潔感のある美少女達だったのに、それが成人するとどうしてこんな下卑た表情の場末のオカマみたいなおばはんが演じてしまうのか…って、お前ももーちょっとオブラートに包んでレビューしようや(滝汗

まーそんなこんなで絵ヅラ的に全然ハマれないので後は「NHK大河ドラマのダイジェスト版みたいなヤツなー」って感じでつらつらとスクリーンを眺めていた訳ですが、それにしてもこれまたぷち久し振りにジョニー・デップ観たけど、お腹デップリ出て頬もたるんだただのオッサンになっていて「うん…役作り…だよね?」と自分に言い聞かせるのに苦労したわ。
ただね、やっぱ独特の存在感あるよね。そこは変わらないなーと思う。なんやかんや彼がスクリーンに登場すると「場が締まる」のよね。

ベルサイユ宮殿で実際にロケったり、衣装等をシャネルが手掛けていたりと当時の絢爛豪華なフランス王朝絵巻を目で堪能出来るという部分は大いに楽しめるポイントかと。
個人的にベルサイユ宮殿は昔旅行で現地訪れていますので、かの有名な鏡の間とか広い庭園や離宮等ベルサイユの至る所がロケられてて風景を楽しめたのは良かったなーと。あとストライプのドレスとかシャネルっぽいよね。実際にジャンヌはストライプのドレスを当時着用していたのかな?ここらの歴史に疎くてジャンヌという公妾の存在すら知らなかったから…でも、こういう映画で自分が知らなかったルイ王朝の歴史の一端が垣間見えて、それはそれで勉強にもなったし面白いなぁ~と思えましたね。

あ!もう1つ本作でどうしても語らなければいけない事がっ!
後のルイ16世(王太子)を演じた役者さんがイケメン過ぎるんだけどっ!アレは誰なんっ…って調べたら「ディエゴ・ルファー」さんという役者さんが演じていらっしゃるらしい。更に彼のプロフィールを探っていくと…な、なんとこの美男子君はマイウェンの実の息子らしい!どしぇぇーーーーーー(驚愕)
多分本作の内容よりも何よりもコレが自分にとって一番の衝撃でした…ちな、ディエゴ君はプロテニスプレーヤーでもあるそーです。色々凄過ぎて頭パンクしましたorz

コメント
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