【Luxury hotel SOWAKA (そわか)】
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480 TEL:075-541-5323
今回宿泊したホテル情報です。
宿ネタに興味のない方は全面的にスルーでお願いします。
そもそも、今回のこの「そうだ京都、行こう」ネタを思い付いたのは、このホテルをたまたまネットで見つけた事が始まりでした。
京都に行きたくて京都のホテルを検索していた訳ではなく、別のところでたまたま見掛けた「そわか」という言葉が引っ掛かって「そわか?どういう意味なんだろう?」と思ってググってみたら、このホテルの公式サイトが上位に表示されていて…という経緯があります。
あ、それで「そわか」というのはインドのサンスクリット語で「幸あれ」という意味だそーです(ホテル公式サイトより)
まだOPENしてそれほど年月は経っていないホテルらしいのですが、既にミシュランガイドに記載されている模様。
それというのも、元々あった古い数寄屋造りの建物を歴史的に価値のある部分をそのまま残す形でシンプルモダンにリノベーションした物件で、更にそこに京都の街に溶け込むように配慮した形の新館も増設してホテルの体にしたそうで、客室数も少ないけれど各部屋の作りが全て違っていて何度泊まりに来ても古き良き、そして新しい体験が出来るというのがウリのラグジュアリーホテルなんだそうだ。
さて、ウンチクはどーでもいいですね。長くなりましたすいません。
以降画像先行でいきたいと思います!
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ホテルのエントランスで靴を脱いで上がるといきなり和室の小さな上り口。
靴はエントランスでホテルの人に預かって貰う形。外に出掛ける時は勿論靴出して貰えます…くっそ汚いスニーカーで行った自分、恥ずかしかったわ^^;
行った日は雨が降っていて靴が濡れていたのですが、ちゃんと乾燥機で乾かしてくれます。至れり尽くせり(^^♪
チェックインする為に通されたのは広々としたロビーラウンウジ。バーも併設されています。
ココで「お掛けください。宜しければウェルカムシャンパンは如何ですか?」と声を掛けられる。
頂くに決まってるぢゃないですかぁ~♪
グラスシャンパンにオランジェットを添えて。いきなりテンション上がります↑↑↑
このロビーラウンジは元々は調理場だった場所だそうで(元は料亭だったそうです)
当時のかまどや井戸がそのまま残されています。お願いすると色々見せて貰えて説明もして頂けます。
因みにココは井戸水が今でも出るそうで、館内の水道水やお風呂の水等に利用されているんだそうだ。(画像の井戸とはまた別ですよ)
さて、とりあえずチェックインしたので我々がお世話になったお部屋の画像を!
今回我々が宿泊したのは新館の202号室。新館なので「古屋敷のリノベーション」ではありませんが、それらしく演出はされていました。
部屋の入口。正面に昔の料亭時代に利用していたのであろう古い鍵がオブジェとして飾られていました。
畳敷きの和室にダブルベッド+シングルのお布団を敷いて頂いてトリプルユース。
半分はモダンなリビングルーム。部屋が公式サイトを見て想像していたよりもかなり広く感じました。
畳敷きの奥にある文机コーナー。
机の右に置いてある筒状のモノはスピーカー。Bluetoothで繋げてiPhoneに入っている音源を流す事が出来るのでずっと音楽流しっぱなしにしてたw
さりげなく古い棚とコロンとした形も可愛らしい一輪挿しが飾られている。
建物自体は新しくても昔の料亭時代の小物等をさりげなく配置する事で「古き良き感」が演出されていて面白い。
お風呂は檜。小さな庭を眺めながら…外から覗かれないように配慮した配置になっていますが神経質な人の為にちゃんとブラインドも付けられています。
画像は撮っていませんがお風呂の隣に充分な広さのシャワーブースもあります。
洗面所はダブルシンクなので朝の身支度で洗面所の取り合いをしなくても済むw
レディース用のアメニティは女子が喜びそうなラインナップ。フェイスマスクタイプのパックも(^^♪
ちりめんの可愛らしいポーチの中身はフェイシャルソープ、ミルキーローション、ホワイトモイスチャークリーム、そして椿油。
勿論シャンプー&トリートメントもありますよ!因みにアメニティは全て祇園に店を構える「かづら清老舗」さんのもの。
飲み物コーナーも和モダンで素敵!
コーヒーが「イノダコーヒー」だー!(*´▽`*)わーい
勿論美味しく頂きましたよ。飲むよ大好きだもん。て言うかお土産買いにイノダコーヒーの本店にちゃんと行ったよ当たり前じゃないか!
そして紅茶はフォション。色々細かく「京都ブランド」にこだわっていらっしゃるようですが、どうやら京都の老舗の紅茶屋というのはなかったのかw
ペットボトルが沢山置いてあったんですが、コレは「水道水ではなくコーヒー紅茶を淹れる際はコチラのミネラルウォーターをどうぞ」という配慮なのだろうと思われ。
お茶も煎茶とほうじ茶の二種類。これまた京都の老舗茶葉店「辻利」さんの物。
茶器や急須までオシャレでこだわっています。
下の冷蔵庫を開けると、ビール、100%果汁ジュース、水、ペリエ、ペットボトルのお茶、そして上段になにやら箱?が入っていました。
宿のスタッフさん『冷蔵庫の中の物は全て無料となっておりますので是非お召し上がりください』 私達「ぎゃーーー!(大歓喜)」
はい、当然ですがビールもジュースもペロッと頂きましたよ当たり前ぢゃないか!w
冷蔵庫の上段に入っていた箱を開けると…生チョコレート!
これはこのホテルとこれまた京都で人気のチョコレート専門店「Dari K」さんがコラボレーションしたオリジナルチョコレートだそうです。
因みにチェックインした時にシャンパンと一緒に供されたオランジェットもDari Kさんの物だそうです。
Dari Kさんは東京大丸百貨店の地下1Fに今年6月1日に常設店舗をOPENされたそうなので、関東の方も是非試してみてネ!
さて、館内もーちょっと歩いてみようか。
新館の階段室。モダンでおっしゃれ~(^^♪
エレベーターホールにもさりげなくモダンな家具が配されていて…誰が座るねん(コラ
宿の裏口に行ったらシャレオツな自転車が立て掛けられてました。
コレは実用なんでしょうか?それともあくまでもオブジェなんでしょうか?^^;
入口に居た古い狸の親子オブジェ。可愛い(⌒∇⌒)
フロントカウンター
ところでこの日宿泊していたのは多分我々とあともう1組しか居なかったと思う。
チェックアウトする時に宿の支配人さんがわざわざご挨拶にいらっしゃって、我々が泊まったのが新館だったので「もしよろしければ本館のお部屋もご覧になりますか?」とおっしゃって下さって、多分ほぼ全てのお部屋を見せて頂ける事になりました!
このホテルの公式サイトを見ると「100年の歴史を刻む元老舗料亭の、数寄屋建築の息吹が感じられる本館」と書かれていますが、支配人さんのご説明によるとこのホテルの前身は文豪・谷崎潤一郎が愛していた料亭「美濃幸」だったという事です。
谷崎潤一郎が大好きなので、コレには本当に驚きつつ嬉しく思いました。谷崎が歩いた場所を今自分も歩いているんだと思うと心躍ります。
そしてこの料亭が閉店した時に、最初全て取り壊してマンションを建てるという話だったそうですが、美しい数寄屋建築の価値ある建物を何とか後世に残す事は出来ないかと京都市と数寄屋建築の第一人者さん等も方々手を尽くして下さったそうで、それで現在の建築法に則った形でリノベーションしてこのホテルに生まれ変わったのだというお話を分かり易く丁寧にレクチャーして下さいました。
更には各部屋に残された数寄屋建築の意匠を細かく一つ一つ説明して下さり、本当に貴重な体験をさせて頂く事が出来ました。
最後に屋上まで見せて頂き(夏には宿泊者限定でこの屋上でお祭りを遠く眺めながらシャンパンパーティ等もされるそうです。わーん私も参加したーーーい!)、本当に本当にありがとうございました!また必ず必ず、このホテルに泊まりに行きます!!
コロナ禍のせいでめっきりと宿泊客が少なくなってしまったからこその待遇だったとは思いますが…いい時に泊まりに行けたなぁーと改めて思いました。
そして…本館のお部屋画像は敢えて撮影しませんでした。何故なら、また必ず泊まりに来て、自力で(自腹で)ちゃんと泊まった時に画像をUPしたいからですっ!
おまけに…↑部屋で飲んだシャンパン
チェックインした後に八坂神社とHRC京都店に行った時に、近くにあった酒屋さんで見つけた京都限定ボトルのシャンパンを見つけたので購入しました。
あーーー京都本当に楽しいわーーーまた行きたいなーーー!
さて、京都編は残すところあと1回。ウマウマお食事編。待たれよ!
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