天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」@39作目

2022年06月24日 | 映画感想
あー。暑くて何もする気力が起きない…ここ数週間ほぼ引きこもり状態で一日中YouTube見てダラダラ過ごしています。
現在7月4日、ネタが溜まりに溜まってもうにっちもさっちも行かなくなってきて…旅ネタ(グルメネタ)が1本飛んでる状態ですが画像処理が全然出来ていないので(滝汗)
致し方なく先にこれまた溜まっている映画レビューを簡単にUPしておこうかと。旅ネタは後から必ずUPする!絶対だ!!><

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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」

という訳で、旅行の後に観た映画のレビューしばらくUPします。
「シャーロック」というTVドラマの劇場版。なんですがー、TVドラマ未見なんですなぁ。こんなドラマやってたんすね全然知らんかったわ(ヲイ
主演はディーン・フジオカさん×岩田剛典君、なんとも豪華なイケメン祭ぢゃーないか何で自分TVドラマ見逃してたんだろう???
原作は勿論コナン・ドイル。子供の頃あんまコナン・ドイル読んで来なかったんだよなぁ。本作の原作小説も未読です。

あらすじ
犯罪捜査コンサルタント助手の若宮(岩田剛典)は、資産家(西村まさ彦)から娘・紅(新木優子)の誘拐未遂事件の犯人捜査を依頼されるが、それから間もなく資産家は謎の死を遂げる。若宮とコンサルタントの誉(ディーン・フジオカ)は、ばく大な遺産を遺(のこ)して亡くなった資産家の死と誘拐事件捜査のため、瀬戸内海の島を訪れる。周囲から孤立したその島には、人を襲う魔犬の伝説があった。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず主人公2人のバックボーンが良く判ってない(だからTVドラマ未見だし)ので、岩ちゃん演じる「若宮」がどうやらカンニングで医師免許を取った一応精神科医?らしい、そしておディーン様演じる「誉」は犯罪捜査専門のコンサルタント?とやらをやっていて2人がバディを組んでいるらしい、という事は早々に分かった。
それと話の大筋には絡んで来ないけど、今回の話の舞台になっている瀬戸内海の島は佐々木蔵之介さん演じる刑事「江藤」の故郷で、江藤の父親がかつては地元の警察署長をしていたものの、20数年前に起こった別の赤ん坊の失踪事件に絡んで引責辞任をしているという背景がある。

完全な推理モノ(犯人当て・動機当て系)なのでこの手のミステリ小説を読み慣れているタイプだと序盤登場人物が出揃ったトコロで大体「コイツは怪しい」ってのが透けて見える訳ですが、本作なかなか小ネタの前振りが多くてそれが全てオチ(犯人&動機&トリック)に絡んでくるという、まあ流石のコナン・ドイル原作だな、と。
ただ当時では有り得ないトリックも使われているのでそこはオリジナル脚本で味を足したんだろうと思います。

個人的に小泉孝太郎さんが演じた大学助教授のキャラはなかなか面白いなと思ったな。
そして彼の存在は単なるブラフだけかと思ったら、ちゃんと大オチの大オチにガッツリ絡んでいて「あーだから彼のエピソードは絶対に必要だったのねナルホド」とプチ納得w
まあ後は…コレはあかん推理方法だけど「役者の格」で犯人当て考えちゃうヤツね…どうしてもやっちゃうよねw、そして当たっちゃうよね^^;

人間関係が何層にも折り重なっていて、なかなかいい脚本だったんじゃないかと思います。
若干違和感を感じる部分もありましたが。例えば…狂犬病ウイルスの入手方法とか雑過ぎるし、おディーン様はいつ20数年前の赤子失踪事件が絡んでいると気付いたのか?まさかあのキャバクラの店内の写真1枚だけで?ちょっと紐付けが強引過ぎないか?とか。
まあでも、「我が子を愛する親ゴコロ」がテーマになっているので(それは犯人側も、被害者側も、そして加害者を手助けする者にとっても)切なくてエモい話でした。

あ、以前「人間の身体の中で唯一【瞳】だけは生まれた時から大きさが変わらない」って聞いた事あったけど、アレってウソだったんすね…なぁんだ^^;

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