天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

同窓会

2017年05月01日 | ライブ・イベント・映画
GW前半終わりましたね。皆さん如何お過ごしでしょうか?

自分、4/29に中学校の同窓会があったんですわ。
小学校の同窓会は過去何度かやってるんですが(非常にまとまりのいい、仲のいい学年だったので)中学の同窓会は卒業以来初めてでした。
大抵この手の同窓会って今もずっと地元に住んでいて、面倒見のいい、且つ顔が広くて今も学生時代の友達とよく連絡を取り合うような「クラス委員タイプ」の
男の人が音頭取って、その人の地縁からジワジワ話が進んでいく、というパターンが多いと思うんですが。
今回、その「クラス委員タイプ」の友人T君が中学時代の担任の先生から頼まれて(T君はずっと担任の先生と交流があったそーで、今回先生が大病をされて
何とか一命を取り留めた事で先生から『生きている間に皆に会っておきたい』と言われたんだそーです)それで「初めての同窓会」が実現した訳ですわ。

正直、自分中学時代の同窓会には興味がなかった。
自分の人生で唯一の「暗黒時代」だと思っていた。
人生で初めて「いじめ」「嫌がらせ」に遭ったのが中学時代だったし、片思いだった初恋の男の子(※現・旦那)と学区の関係で中学は離れ離れになってしまい
それだけでもう中学に通うモチベーションはダダ下がりだった。おまけに入った部活(ソフトボール部)は自分と余り相性が良かったとも思えず
(今にして思えば、自分は決して運動神経が鈍いタイプだとは思わなかったけど球技全般があまり得意ではなかった)努力しても努力してもなかなか上達しなかったし
何と言うのか…ちょうど思春期だった事もあって男子とも大して仲良くなれなかったし、とにかく余りいい思い出がなかったのだ。

ところでその音頭取りのT君は小学校からの幼馴染みでずーっと仲良し。今でもしょっちゅう飲みに行ったりする仲。
当然だけどT君は私に「幹事を手伝って」とお願いしてくる訳で(苦笑)…まあ、長い付き合いのT君の頼み、聞かない訳にもいかないでしょうよ、という訳で
私も早々に幹事に名前を連ねて簡単なお手伝いをした絡みで、当然ですが同窓会に出席しない訳にもいかず参加させて貰ったんだが。


先ずね、みんな案外自分の事を覚えていてくれているんだなぁ~と、そこに驚いた。
そして女子は少なくとも顔見ると何となく誰だったか自分も思い出す。
お互い「○○ちゃん?」『…わ!△△ちゃん!?やだー!全然変わらないー!』みたいな会話がアチラコチラで繰り広げられ。
男子がねー、分かる人は一目で分かるんだけどすげー太ってたりハゲたりしてサッパリ誰なんだか顔見ても分からない人が結構いたり(滝汗)

そして驚いた事にみんな案外自分との絡みエピソードを語ってくれたりした。
自分はすーーーっかり忘れていた事を同窓生って結構よく覚えていてくれたりするんですねぇ。
「自分との思い出エピソード」を語ってくれた中で1番強烈だったのが、1年と3年の時に同じクラスだったM君
彼とは特に仲が良かった記憶はないんだけど、確か1年の時に同じ班になったのは覚えてる。

私「M君!?わー全然変わらないね!私、K崎(←自分の旧姓)だけど覚えてる?」
M『勿論覚えてるよ。忘れる訳がないさ。同窓会サイト見てK崎さんが出席になってたから会えるの楽しみにしてたんだよ^^』
私「え、そーなの?そんな風に言ってもらえると嬉しいわ~♪」

共通の同級生(同窓会は欠席していた)の近況ネタから思い出話にネタがシフト

M『僕ね、K崎さんとの一番の思い出があるんだ』
私「え?何?何?」
M『1年の、入学して直ぐに春の遠足があったでしょ?それでK崎さんの近くで一緒にお弁当食べててね…』
私「うん?そーだったっけ?全然覚えてないなー」
M『それでね、まあ雑談しながらお弁当食べてたら何の話のきっかけからだったか忘れたんだけど~』
私「うん」
M『K崎さんが僕にニコニコしながら【ねーねー、サノバビッチのビッチってどういう意味だか知ってる?】って聞いて来たの!』
私「ブーッ(ビール吹く)マ、マジか…!本当にそれ私?私が言ったの!?」
M『うんK崎さんだよ!僕もうびっくりしちゃって、あ、その時ビッチの意味は知らなかったんだけど、後で家に帰ってから調べてビックリして』
私「ちょ…(滝汗)何言ってんだ私ーーー!!」
M『あはは!でね、K崎さんってなんておませな女の子なんだろう、って思ってドキドキしちゃったんだ♪』
私「す、すいません子供の頃の事とは言え本当にバカで申し訳ない!!」

あーーーもーーー!何やってんだーーーー中学時代の自分ーーーーーー!!穴があったらあの頃の自分を埋めたいわーーーーー!!!(絶叫)


まあ、でもM君は私の事を割と好意的に見ていてくれてたみたいだ。ありがたやありがたや…
それにしても、私がすっかり忘れていた自分の事を他人が物凄くよく覚えている不思議。
そして…みんなの話を総合すると、自分が覚えていた、自分が感じていたよりも、案外自分は中学時代をそれなりに楽しんで通っていたようだ。
かつての同級生達が自分との思い出を楽しそうに懐かしそうに語ってくれる姿を見て、ちょっとホッとした。救われた気がした。
自分は長い事「つまらない中学時代だった」「中学時代の事は思い出したくもないしなかった事にしたい位だ」ってずーっと言ってきたのに
意外にちゃんと同級生と交流していて(M君との話は余りにも阿呆過ぎるがw)意外に楽しそうにやってたんだなーって。

また何年かしたら、中学の同窓会やりたいな。
中学の同窓会なんて出席しても絶対に盛り上がらないだろう、つまらないだろう、って思ってたのに…出席して本当に良かった。
コメント (6)
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