2012年6月号おまけ~特別徴収はこちら。
支給月数が(雇用に一日も空きのない場合)、期末手当が1.2月、勤勉手当が0.6月の計1.8月にすぎないとしても、やはり賞与がもらえるのはうれしい。
ボーナスの発祥には諸説ありますが、会社組織として初めて支給したのは岩崎弥太郎。三菱の創始者。「龍馬伝」で香川照之(あ、いまは市川中車の方がとおりがいいのかな)が小汚く演じていた男のおかげでこの制度があるといわれています。
そんなめでたい日だからこそ、そぉーっと謝罪しておきます。「明細書を見ろ!」でいろいろ嘘をついてしまったので。
去年の12月ボーナス号「全国最低アゲイン」で、結果的に山形県の期末勤勉手当が全国最低となったと説明しましたが、他県が引き上げ基調だったのに島根県がまさかの引き下げ。ということで山形県は下から二番目という次第。微妙にめでたいです。
ちなみに、謝罪広告については実は笑いがとまらない人たちがいます。それは新聞社。この不況下、広告出稿量は減り続け、おかげで全面で数千万円と言われる全国紙の広告料も、今はかなりダンピングされています。そんななか、必ず定価で売れる謝罪広告は、新聞社にとって涙がでるほどうれしい存在なのです。
さあ今日も三面下の謝罪広告チェックを。あそこにこそ“現代”はありますから。
本日の画像は酒田の焼きそば屋の老舗「米沢屋」。なぜかというと……まだ明かせないっす。
2012年7月扶養手当号につづく。