事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント ラーメン哲 誕生日にしみじみ。

2020-02-05 | 食・レシピ

三日月軒駅東店篇はこちら

誕生日。普通は、うれしいよね。

でも十年ごとにいろいろ考える。

二十歳のときは、アパート近くの自動販売機でコーラだかファンタを買い、同時に売り切れ表示が出たので、なんか「売り切れ」な気分になった。

三十歳のときは、教育テレビの12時の時報画像を見ていて「あ、三十」と慨嘆。

でもそっから先は助かった。年上の女性と結婚したおかげで、常に大歓迎してもらえるのだ。

でもさあ、60だよ。還暦だよ。自分の心の中では、今だから言えるけど

Don't Trust Anyone Over Thirty ならぬ「60以上の人間の言うことは信じるな」といつも思ってたの。

60歳になる自分というものがどうにもすわりが悪い。波平さんみたいに盆栽やっちゃうか、と開き直ったり。身体はすっかりオヤジだしね。

でもまあ、ジジイの言うことだと思ってこれからもこのブログを寛恕していただきたい。年寄りっぽい言い方してみました。

今日の画像は学校近くのラーメン哲で極辛味噌。今月末まで限定。なんか、今日は限定な気分。

2020年暖冬篇「癒庵」につづく。ああ知らないうちにパイレーツビルがそんなことに。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「趣味で腹いっぱい」 山崎ナオコーラ著 河出書房新社

2020-02-05 | 本と雑誌

「働かざる者、食うべからず」

父親の信条を素直に聞き入れていた息子が、趣味人である妻の影響で次第に違う価値観を見つけていく……まとめればこういうことだけど、山崎ナオコーラの、小説に対するスタンスを夫婦ふたりを対照させることで描いたんだと思う。

この、奔放な妻をどう感じるかは世代によってだいぶ違ってくると思います。わたしはちょうど端境期に当たっているようで、少し反発する部分もあります。

この、現代の高等遊民肯定小説が、あの赤旗に連載されたというのは意外。もうゴリゴリ教条的って存在じゃなくなったんだなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする