事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

鎌倉殿の13人 第44回「審判の日」

2022-11-21 | 大河ドラマ

第43回「資格と死角」はこちら

タイトルからしてジャッジメント・デイ。「ターミネーター2」ですか。おそろしく気合いの入った回になっている。

有能な脚本家が全力を傾注したストーリーは複雑に絡まり合っている。芋焼酎を飲みながらボーっと見ていたのでは振り落とされそう。で、二回見ました。それでもよく理解できないのでネットもチェック。あ、そういうことだったのか。

京都との関係を深める三代目の鎌倉殿である実朝(柿澤勇人)。北条を、そして鎌倉を守りたい義時(小栗旬)は実朝の排除を決意する。弟の時房(瀬戸康史)に

「これからは修羅の道だ」

と告げる。

しかしここからがなかなか複雑で、三浦義村(山本耕史)と接近する公暁(寛一郎)、その義村の動きを静かにながめる義時……この二人の本音がどのあたりにあるのか、どうも判然としない。

実朝が右大臣に叙され、鶴岡八幡宮で行われる拝賀式で、公暁は実朝を討つつもりだ。その挙を三浦義村は後押ししようとするが、北条により参加すら認められない。

公暁が何かを起こすことを確信した義時は、しかし何もしない。何もしないことによって実朝を排除しようとするアクロバット。と同時に、自分も標的になっている……

次週は血まみれの回になるようだが、その前段として

・北条義時は何もしなかった

・三浦義村もその場にいなかった

というシチュエーションを完成させている。おみごと。

その、血まみれの回につづく。まさかそんなことになるとは。


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