精神科医であり、産婦人科医だった春日武彦と、なんと還暦を迎えた穂村弘が死について語りあう。それを猫が聞いている、という設定。
ほんわかした雰囲気に見えるが、特に穂村が鋭いシュートのような発言を不意にくり出すので油断できない。
死に近い(物理的に、です)ふたりが、それでも静かに死に思いをはせているのを読んで、わたしは少し死ぬのが怖くなくなりました。
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