secret base~君がくれたもの~ / ZONE COVER by Uru
解答篇その4「制服」はこちら。
うちの学校の例を挙げてみる(誰も読んでないといいなあ)。
つい先日の運営委員会で、新入生の準備登校の日程でもめた。その登校日から入学式までにある程度の時間をおかなければならない、という理由のひとつに、制服にネームプレートを縫い付ける手間もあるし、ということだった。
「じゃあ、ピンで留めるだけでいいんじゃないですか」
という発言があって、なるほどねえと思っていたけれど、どうもまわりの反応が鈍い。
「縫いつけることで、忘れないって意味もあるわけで」
「でも夏はシャツに縫いつけたりしませんよ。前任校は縫いつけたりはしませんでした」
「あそこはブレザーだから……」
うーん、どうなるものだか。親の負担を考えると、ピンだけでいいと思うけどなあ。生徒指導上の理由ってのはどうも自縄自縛なんじゃないのとすら。にしても、ネームプレートを縫い付けるかピンにするかでこれだけもめるんだよ。
全国的にいま話題になっているのは、性的マイノリティにどう対処するかだ。男子の制服を着ることが苦痛な男子、女子の制服を着ることが苦痛な女子の存在。この一事をとっても、制服というのが一種の権威であり、同時に暴力でもあることが知れる。
さて、つづいての大物は「部活動」だ。
…………他県の事例がメールで寄せられたので紹介します。
我が子の中学校では、名札は学校に置いていました。登校したら自分でつける。(クリップ式)
わざわざ名前を周囲にお知らせする必要もありませんので。
教室に入って名札をつける。
教師は残っている名札で欠席者や遅刻者がわかる。
特に不便は感じていませんでした。
……なるほど。この、校外にいるときにネームをつけていることのリスクは田舎ではなかなか。
本日の1曲は、もうこうなりゃ意地だ。ずっとUruでいきましょう。ZONEのあの子たちももう30代なんだなあ。
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