第16回「伝説の幕開け」はこちら。
今日は娘を迎えに行くために酒田から米沢へ。往復370キロ。所要時間7時間30分。GWで渋滞してたからなあ。
「6時から大河ドラマ見るから、もう行くぞ」
結局は地元のスーパーでお酒を買うことを優先したので(必須です)8時からの本丸を見ることになりました。
帰りのクルマのなかで、娘は
「武将好きの友だちが、あの最期はないだろうっていってた」
「どの武将?」
どうやら手紙がどうしたとか言っていたので上総広常(佐藤浩市)のことだと知れる。文字を知らないながらも、頼朝への忠誠を必死で綴っていたのに、あっさりあの男は切り捨てる。にしてもあんなマニアな武将のファンがいたんだ。
「うーん、でも頼朝をいかにもクールな役者にやらせたらこのドラマは陰惨だろうなあ」
「そうよね。大泉洋がやるからいい味」と妻。
そしてその頼朝は自らのダークサイドへ北条義時を誘う。
木曽義仲の息子、義高(市川染五郎)を始末しろと。ここから、ミッション・インポッシブルになる。
北条政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)に義時(小栗旬)を加えた三姉弟が、智謀を尽くして義高を守ろうとする。しかし肝心の義高は義時を信用していない。
あああ黒くなってきた。大好き。
今回も義時は困った顔ばかりしているが、次第に顔に陰影が加わっている。おいで、おじさんの世界へ。
第18回「壇ノ浦で舞った男」につづく。
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