第一次世界大戦下のロンドン。ウォータールー橋の上で出会った男と女。舞台を東京の数寄屋橋に翻案したのが「君の名は」であることはよく知られています。そして、このストーリーをほんの少しひねったのがわれらが藤沢周平の「橋ものがたり」(新潮文庫)ですのでこちらもぜひ。「欲望という名の電車」と違ってこちらのヴィヴィアン・リーはバリバリに綺麗です。
※上映は13日(土)12:00、14日(日)15:00。
グレタ・ガルボに「椿姫」があるように、グレイス・ケリーに「泥棒成金」があるように、女優にとってもっとも美しい瞬間を残しておけるのだから映画というのは便利な媒体だ。この作品のヴィヴィアン・リーはほんとうに綺麗。
「橋ものがたり」(新潮文庫)所収の「約束」というお話はまことに泣ける。武家ものは映画化がひきもきらないが、市井ものの方も誰かやってくれないかな。
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