むかし話をツイストしたシリーズとして4作目。赤ずきんちゃんが探偵役となるのはこれで2作目だ。
今回は、タイトルどおり身体の多くを奪われたピノキオを赤ずきんちゃんが拾い、あいかわらず死体と遭遇しまくるお話。
毎回毎回死体が出てくるのを、「そういうのが得意」な赤ずきんちゃんが名探偵として犯人を指摘する。「なんて杜撰なの」とバカにして(笑)。
ネタになっているのは「白雪姫」「ハーメルンの笛吹き男」「三匹の子豚」など。嘘をつくと鼻が伸びるピノキオの特性が徹底的に生かされています。
作品とは関係ないのだけれど、わたしはこのミステリを、山の上にある保養所の駐車場の車のなかで読んでいた。その保養所で妻が念仏の講習を受けていたもので。
陽射しをさけて、木陰に駐車したのはいいのだけれど、いつ熊が出てくるかとひやひやでした。
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