お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

浄土真宗との出逢い その2

2009年03月14日 | 仏教
 昨日の続きです。

 ソナム師がネパールで知り合われた向坊弘道氏とは・・・

 向坊さんは、北九州市八幡西区のお生まれ。
 1959年、東京大学2年生 在学中、東京から車で帰省中、自宅まであと500mの所で転落事故。首の骨を骨折。首から下の全身マヒという不自由な体となられる。
 希望に満ちあふれていた青年にとって、耐え難い苦しみ。
「あの時死ねばよかった」「死にたくても、自分は(自死するために)動くこともできない」と絶望の苦しみにあった時、檀那寺のご住職がくださった冊子によって、親鸞聖人の教えに出逢う。
 以後、浄土真宗の教えを歓び、日本国内のみならず、広く海外でも活躍された方です。
 
 著書に「甦る仏教」「よみがえる人生」等、多数。


 ソナム師は、(車椅子の観光客と思った)向坊氏に、英語でチベット仏教のことをいろいろ説法なさったらしい。向坊氏はフムフムと聞いては、いろいろな質問をされた。そんなやりとりが続き、向坊氏がソナム師に尋ねられた。
「あなたは、それだけ仏教を学ばれて、今は、心は平穏ですか?何の心配もないですか?」
 
 つづく・・・
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