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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

聞法

2009年03月02日 | 仏教
 浄土真宗に、修行はありませんが、ただ「聞く」ということを大切にします。

 お寺で、あるいは、家庭の法要で仏法を聞く・・・ただ、素直に仏さまの仰せを聞く・・・

 これは簡単なようで、非常に難しいことです。
 特に「素直に聞く」ってことが・・・

 何しろ「自分は、そこそこ教養ある常識人だ」という自惚れ意識があるので、
 仏さまのことも自分の頭(理屈)で理解しようとします。

「何だ、お寺で仏法を聞け聞けと言うわりに、ヘタクソな法話をしやがって
「実生活に何の役にたたない話ばかりして・・・」と。

 たぶん、精神修養、道徳論ならば、「なるほど」と「理解」できるのでしょうが、

 「阿弥陀仏」とか「念仏」とか聞いた途端、「ゲッ抹香臭~い、自分には関係ないもんね~」と、なってしまう。

 この「自分は常識がある」という「自分の執着心」こそが問題だと、それに気づかないと、さとりには至らないのですよ というのが、「南無阿弥陀仏」なんですが・・・
 それを伝える側も、聞く側も、ホント難しいと思います。
コメント (5)
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