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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

無関心よりも

2010年09月27日 | 仏教
 某所で、ある熱心なご門徒さんのお話を聞かせていただきました。

 その方は、若い頃、お寺に大変批判的、かつ、非協力的。
法座にお参りなさることもなかったそうです。

 おそらく、自分の思い込み(誤解)での、お寺に対するクレーマーさんで、ご住職夫妻にとっては、やっかいな方であったろうと想像いたします。

 しかし、役員を引き受けてから、変わられた。

 反感・疑問を素直に口に出し、それに対するご住職の話を素直に聞かれた。

 そして、スポンジが水を吸収するように、了解されていかれた。

 後に、熱心なご門徒さんになられ、仏法を大変よろこばれるようになられたそうです。

 ご住職が仰っていました。

「無関心で、何も疑問にも思わず、口にしないよりも、例え、誹謗であろうと、それが因となって、往生(覚り)につながる」

 そうですよね。批判されるというのは、関心をもたれているからであって、まだ、ありがたいことです。

 お寺が「ただの風景」として、関心も寄せられなくなったら、お終いだと・・・
コメント (2)
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