お寺のオバサンのひとりごと

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「里の秋」の3番

2010年09月15日 | 雑感
 昨夜は仏教讃歌コーラスの練習でした。

 月2回、1時間半の練習ですが、
仏教讃歌ばかりでなく、今は「ふるさと」「里の秋」なども歌っています。

 若い方は、ご存じないかもしれませんが

「里の秋」(斎藤信男 作詞 海沼実 作曲)

  しーずかーなー しーずかなー さーとのあーき 

で始まるこの歌は、私が、小学生の頃「音楽」で習ったのか? とにかく歌っていました。

 歌詞は2番までで、私の「里の秋」のイメージは、
のどかな田舎の秋情景を 
子どもの立場で歌ったもの。そう思っていました。

 でも、実は3番の歌詞があったのですね。

3番

  さよなら さよなら 椰子の島
 お船にゆられて 帰られる
 ああ、父さんよ ご無事でと
 今夜も 母さんと祈ります 

  「里の秋」は、戦地の父を思う歌だったことを今回初めて知りました。

 父を、夫を 戦地にとられる心配もなく、平和な日本に、のほほんと生きてきた私。

3番の歌詞を歌いながら、

 当時の「子どもとお母さん」の気持ちを思い、涙があふれそうになりました。 
コメント
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