お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

子育て事情 その2

2010年12月13日 | 雑感
 私も一人で子育てをする辛さは、体験しておりますので、よくわかります。

 坊守(義母)が入院したのが、上の子が1才で、下の子を妊娠中。
そして、1年後、義母が往生した(亡くなった)時が、上が2才で下が8ヶ月。

 住職(義父)も若院(夫)も平日は(一般の仕事の)勤め人で、土、日は寺の法務。

 私一人、留守番と子育て、家事、寺の掃除・雑務まで手が回らない ということで、
出産後、年配の独身ご門徒婦人に、半年ほど、泊まり込みで家事を助けていただきました。本当に有り難いことでした。
 その後が、平日日中、孤軍奮闘で心身クタクタ・・・
 
 24時間、あるがままの「子どもという自然」を相手にしているほど、疲れて大変なことはありません。

 「ああ、子どもを預けて、外で仕事した方が楽かも知れない

な~んて、思ったりしておりました。

 私自身、精神未熟ゆえ、イライラして、子どもに当たったりし、ますます落ち込むこともありました。

 つづく
 

 

 

 
 
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子育て事情

2010年12月10日 | 雑感
 同居の長女夫婦に子どもを授かり、3か月が過ぎました。

 その間、佐賀市の保健婦さんが、家庭訪問・子育て指導においでくださいました。
 新生児のいる家庭を1軒1軒回っておられるようです。
 体重、身長測定、予防接種の受け方など、事細かにアドバイスくださっていました。

 その1ヶ月後には、これまた佐賀市の「子育て応援隊」の女性(私くらいの年齢)が家庭訪問してくださいました。

 こうして、たびたび家庭までおいでくださるのは、
少子化の上
核家族が増え、
父親は早朝から夜遅くまで勤務があり
子育てが 母親ひとりきり
密室の「孤育て」になっている家庭が多いため のようです。

 母親の精神面のサポート、虐待の予防など・・・

 ウチは、母親(娘)にとって、昼間も実母がいて
夜は夫も実父も妹もいて、手はたくさんある。
とっても恵まれた子育て環境なのですが

 そばに頼る人なく、朝から晩まで母親ひとりで子育てするのは
本当にキツイです。

つづく
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こぶしの会

2010年12月09日 | 行事・案内
こぶしの会」とは、私も参加している、組の仏教婦人会有志 の

仏教讃歌コーラス団名です。

 「こぶし」は、演歌のこぶし ではなく、こぶしの花 の「こぶし」です。

 発足時50名近い団員でしたが、高齢化が進み、
団員の数が30名ほどに減ってきました。

 毎月2回(8月、12月、1月は変更しますが)
第2、第4火曜日夜8時から
 極楽寺さんを会所に集まって楽しく歌っています。
 

 毎年、「佐賀仏教讃歌の会」 の1団として、ステージに立っていますが、

 先月は、菅原洋一さん親子をゲストにお招きしての
20周年の記念コンサートのステージに立ちました。

 そういえば、本願寺新報12月1日号に写真入りで記事が掲載されていました。
菅原洋一さんのバックコーラスで豆粒のように写っていますが、中央3段目(後ろ)は、私です。

 また来年のステージに向けての練習が始まります。

 他の団体では、男性もコーラスに参加しておられますので、
どうぞ、我が組にも男性のご参加をお待ち申し上げます

 

 
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成道会

2010年12月07日 | 雑感
 バカなのに風邪をひきました。
 熱はなく、たいしたことはないのですが、
喉がモヤモヤし、哀れな声しか出ません。

 6日は、本願寺佐賀教堂の清掃奉仕へ。(各寺から3名ずつ出席して、組の仏教婦人会で掃除)

 法専寺は外掃除担当でしたが、日差しが暖かい上、つい先日、仏教青年会が清掃奉仕してくださった直後だったので、楽をさせてもらいました。
 
 午前中清掃奉仕し、お弁当。
 午後からは、6のつく日に開かれている本願寺佐賀教堂の「常例法座」に参詣させていただきました。

 さて、きょう12月8日は、成道会(じょうどうえ)

 お釈迦様が、さとりを開かれた日であります。

 きょうから、法専寺の境内工事が始まる予定でしたが、
雨模様で、明日に延期になりました。
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行事案内

2010年12月05日 | 行事・案内
 年明けの法専寺行事案内です。

 1月1日 午前11時 元旦会
 
 1月5日 午後5時 役員会

 1月8~9日 午後1時半 御正忌報恩講
 1月10日 午前11時 子どもの集い
 1月10日 午後1時半 親鸞聖人750回忌 おまちうけ法要

*1月10日は、おとき(精進料理の昼食)があります。

 1月22日 仏教壮年会主催の新年会

 教区、組の行事案内です。

 2月20日 佐賀教区仏教壮年大会 於 嬉野体育館
 
 2月27日 組 若婦人の集い 於 法専寺

 ご門徒の皆様、ご協力よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
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おとき作り

2010年12月03日 | 雑感
 昨日、若い坊守さん方とお話させていただく機縁に恵まれました。

 お寺からお寺へ嫁がれた方、
 普通の家庭からお寺に入った方
 お寺の娘さんで、ご養子さんを迎えた方

お寺の規模もお寺の地域・環境も、いろいろさまざまですが

 皆さん、今後のお寺の在り方を真剣に考えておられ、
お寺に人が集まりやすいよう、いっしょうけんめい工夫しておられるお話を聞かせていただき、
大変、勉強になりました。

 その中で、

 お斎(とき)= 肉魚を使わない精進料理の昼ごはん 作り

 今は、手慣れた70、80代のプロの主婦が、上手に作ってくださるから、成り立っているものの

「10年後は、お寺で(手作りの)お斎はできなくなるかも」

というご意見があり、私もそうだろうな~と思いました。

 お斎作りの伝統を守るためには、今、年長者がお元気な間に、以下のアイデアはどうでしよう。

 「若い方のための 精進料理教室」~ ヘルシーな和食を学ぼう

 あるいは、何もお斎を女性が作ると決めつけることはない

 「男性のための お斎作り講習会」

とか・・・

 法専寺では御正忌報恩講の最終日にお斎をさしあげていますが

 お当番で手伝ってくださる若い女性の中には

「きょうは、精進料理の勉強になりました~」
と言ってくださる有難い方もおられますゆえ、

手作りのお斎つくりが
10年後も20年後も続いてゆくことを願っております。




 

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お寺は期待されていないから

2010年12月01日 | 仏教
 大谷光真門主と上田紀行氏の対談

今、ここに生きる仏教」平凡社

を今、興味深く拝読しているところです。

 その中にあった

お寺は期待されていないから問題も持ち込まれない

という言葉にドキリ。

 そうです。
 一般に僧侶って、法事の時に一方的に話をするだけで、聞き手が何を感じておられるのか、なかなか本音を聞かせてもらえない。

 生きている苦しみの時、何も聞かせていただけず、
つまり、何も期待されず・・・
亡くなってから、初めて連絡いただくのって、
お寺をお預かりしている坊守の一人として
とっても寂しく、悲しい・・・です。

 何のための、誰のためのお寺なんだろう って・・・
コメント (7)
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