お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

おとき作り

2010年12月03日 | 雑感
 昨日、若い坊守さん方とお話させていただく機縁に恵まれました。

 お寺からお寺へ嫁がれた方、
 普通の家庭からお寺に入った方
 お寺の娘さんで、ご養子さんを迎えた方

お寺の規模もお寺の地域・環境も、いろいろさまざまですが

 皆さん、今後のお寺の在り方を真剣に考えておられ、
お寺に人が集まりやすいよう、いっしょうけんめい工夫しておられるお話を聞かせていただき、
大変、勉強になりました。

 その中で、

 お斎(とき)= 肉魚を使わない精進料理の昼ごはん 作り

 今は、手慣れた70、80代のプロの主婦が、上手に作ってくださるから、成り立っているものの

「10年後は、お寺で(手作りの)お斎はできなくなるかも」

というご意見があり、私もそうだろうな~と思いました。

 お斎作りの伝統を守るためには、今、年長者がお元気な間に、以下のアイデアはどうでしよう。

 「若い方のための 精進料理教室」~ ヘルシーな和食を学ぼう

 あるいは、何もお斎を女性が作ると決めつけることはない

 「男性のための お斎作り講習会」

とか・・・

 法専寺では御正忌報恩講の最終日にお斎をさしあげていますが

 お当番で手伝ってくださる若い女性の中には

「きょうは、精進料理の勉強になりました~」
と言ってくださる有難い方もおられますゆえ、

手作りのお斎つくりが
10年後も20年後も続いてゆくことを願っております。




 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする