お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

プリンセス雅

2013年03月15日 | 雑感
 このところ、快晴のはずが、どんよりモヤがかかり、山がかすむほどの黄砂でしたが、
昨日の雨で空気中のチリが流れたのか、きょうは、久々にきれいな青空でした。

 午後からは、ビハーラで、老人施設のK苑訪問。

 K苑は、たくさんの種類の桜を植えておられますが、入り口付近で色鮮やかに咲いていたのは、「プリンセス雅」という名前の

 ビハーラ法話では、
彼岸」(仏の世界・さとりの岸)と「南無阿弥陀仏」(阿弥陀仏におまかせします。心をあわせます)のお話を聞かせていただきました。

 
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2013年03月13日 | 仏教
 浄土真宗本願寺派仏教婦人総連盟の季刊誌に
めぐみ」という雑誌があります。

 2013年春号に

 咲いた 花見て 喜ぶ前に
 咲かせた 根っこの 恩を知れ


という安芸教区 H寺さんの伝道掲示板の言葉がありました。

 H寺 A師の言葉「伝道掲示板によせて」の中には、
こう書かれておられます。

 さて、今日、「人」は多いが、「人間」が少ないと言われています。すなわち「間」が省かれ、互いに「スピード」を競う時代と言えましょう。一方、「時間」「空間」「仲間」「世間」「居間」など、「間」がつく言葉には形ではなかなか表現できませんが、とても温かな響きがあります。この「間」で「息継ぎ」ができ、「ホッ」とする「空間」が広がり、そして「根っこ」が見えてきます。

 
 拝読し、しみじみ、
根っこに気づかされる心の「間」を大切に生きてまいりたいと、思いました。

 
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彼岸の入りに

2013年03月11日 | 仏教
 昨日は、東京大空襲、きょうは、東日本大震災の日。

 間近になりましたが、17日は春の彼岸の入り

 春彼岸中におきたのは、地下鉄サリン事件。
 福岡沖を震源とする九州北部に大きな地震がおきたのも春彼岸の中日でした。

 さて、佐賀教区では、春の巡番報恩講(各寺巡番で会所をつとめる報恩講)が、始まっています。(各祖、各寺日程は、暮れに配布した佐賀教区報「かんぎ」の裏表紙に掲載されています)
 先日、親戚のS寺さんにお参りさせていただいた折り、
 「報恩講とは、おかげさまに気づかせてもらう集い、法要です」と聞かせていただきました。

 さて、さて、法専寺では、彼岸入りの
 3月17日(日)彼岸法要を勤めます。

 午後の法要に先立ち、午前中は、初参式(しょさんしき:赤ちゃんの初参り)と新入学児・新入園児のお祝い会を開きます。

 昨年は、一人の参加者もなく、寂しかったのですが、
今年は、初参式4名、新入学2名、新入園2名の申込みをいただきました。

 お祝い会のプレゼント準備は完了 
あとは、間近に昼食会の食材をそろえ、下準備をします。(当日、仏教婦人会の役員さんがお祝い昼食を用意くださいます)

 久し振りに、賑やかなお祝い会になりそうです。

 
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3月の言葉

2013年03月10日 | 仏教
 3月も早、半ばに。

 今月の東井義雄先生の詩でつづる「ほのぼのカレンダー」の言葉は

 「きばり心」を抜いたとたん
 あんな快い
 安らぎの世界に変わる

 

 ちなみに、当寺山門掲示板の3月の言葉は

 素直に仏法を聞く
 それが
 如来より賜る信心
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来年度の予定

2013年03月07日 | 行事・案内
 仏教婦人会役員会を開き、仏教婦人会総会にむけて、来年度の行事予定を話し合っていただきました。

 今年は2年に1度の法専寺バス旅行の年です。
このバス旅行の主催は仏教婦人会ですが、壮年会の諸氏を中心に、男性どなたでもOKです。

 今回は、副会長さんの提案で、来年の大河ドラマの主人公・黒田官兵衛の末弟が開基の大分県中津市の西蓮寺さんにお参りさせていただくことに決定
 
 西蓮寺さんのご了解もいただきました。
 昼食をどこでいただくか・・・ご主人が中津出身の友達に相談し
T亭に決定。これも予約できました。

 バス旅行日は、12月1日です。

 佐賀から中津までバスで3時間ちょっと。早朝の出発になると思いますが、
ご門徒の皆さん、ご参加よろしくお願いします

 毎回そうですが、一番楽しみにしているのは、私かもしれません。 

 
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チャリティ法話会で聞かせていただいたこと

2013年03月05日 | 仏教
 昨年同様3月1日に勤修された東日本大震災復興支援チャリティ法話会~震災地に思いを寄せて~
 今年は雨でしたが、広いG寺さん満堂の参詣でした。

 まず、3回忌法要を勤め、前回ご紹介した相馬組のJ寺ご住職のお話を聞き、
その後、佐賀教区のベテラン布教使さん(佐賀真宗伝道懇話会会員)4名の師の法話を聴聞させていただきました。

 心に残った言葉をご紹介させていただきます。

 暗闇(自分中心の執着のこころ)にいても、光(仏の智慧)がなければ、暗闇にいることに気づかない
 無明を無明と知らされる


 暗闇の中に、例えば、椅子があると、ぶつかり、つまづく
そこに光があれば、椅子にぶつからずに歩くことができる
 椅子がなくなったわけではないが
光があれば、椅子が邪魔にならない、さわりにならない


 この法話会への参詣者からの懇志は、総額約123万円。
伝道懇話会会員からの懇志も加えられ、被災地に送られました。
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福島の現状

2013年03月04日 | 雑感
 3月1日午後から「佐賀真宗伝道懇話会」主催の東日本大震災復興支援「チャリティ法話会」へ(法専寺から7名参拝)

 本願寺派東北教区相馬組(福島県の相馬市、南相馬市、飯舘村、双葉町、浪江町、富岡町の10ヶ寺のグループ)のJ寺ご住職をお招きして、相馬組の現状をお話くださいました。
 東日本地理に疎い私ですが、
 福島県は、大きく分けて、浜通り、中通り、会津 の3つに分かれるそうです。
「浜通り、中通り」は、地震速報でよく目にしておりました・・・

 相馬組は、海岸側(常磐線沿い)の「浜通り」の10ヶ寺。

 東北地方は、もともと真宗門徒さんが少ない地方ですが、
約200年前の天明の大飢饉で、この地方の農民、約半数が亡くなった後
相馬中村藩の移民政策で、主に北陸・富山の方々、また、和歌山、島根からも移民。

 北陸と言えば、真宗門徒さんの多い地です。移民された方々も真宗門徒さんでした。
 したがって、真宗門徒さんの少ない東北にあって、ここは、真宗門徒さんの多い地域なのだそうです。

 相馬組の10ヶ寺中、7ヶ寺が福島第一原発事故により、いまだに立ち入り禁止。

 地震による被害だけなら、復興に頑張ろうって意欲も出たところでしょうが、
原発事故で、全く復興の目処も立たない、どうしたらいいかわからない・・・とJ寺ご住職。

 昨年2月に被災地支援の拠点として福島市開設された、本願寺派の復興支援宗務事務所で、法要を勤修されておられるようです。

 「家があっても、家に帰れない」
 荒れ果てる町・・・
 避難区域の方々の悲痛を思う時、
 経済優先、今さえよければ・・・ という考え方は
この大事故を、所詮、人ごととしか受け取っていないのだと、しみじみ思います。




 
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親戚が集まるのは

2013年03月02日 | 仏教
 2月末は、佐賀在住の叔父(実父の末弟)が亡くなり、落ち着かない数日を過ごしました。
 親戚の集まりの音頭をとってくれていた父の従弟が4年前往生してからは、集まることのなかった親戚一同です。
 今回の叔父の葬儀で、数年ぶりに集い、お互いの近況報告や、先に亡くなった者たちの思い出話など、話がつきることなく・・・泣いたり、笑ったり・・・

 叔父は養子に入っていたので、禅宗のご葬儀でした。

 他宗のご葬儀には疎い私ですので、興味津々です。
 いつもは、ご導師の後ろ姿を通して拝見するばかりですが、
今回は、ご導師横の遺族席から、作法を拝見させていただくことができ、
曹洞宗の葬儀作法がよく見えました。
 
 ご法話も、遺族に寄り添った、温かいご法話をいただきました。
 「いのち」の法話は、遺族の小中学生の孫たちの心に響くご法話であったと思います。

 尊い仏事(葬儀)でありました。

 私達は、真宗の作法でお焼香させていただき、声に出さず、お念仏申させていただきました。南無阿弥陀粒

 

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