お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

佐賀教区帰敬式

2013年03月21日 | 行事・案内
 彼岸中日を過ぎて、本日届いたご案内です。
 もう少し早く、届いていたら、お彼岸法要で、ご案内できたのですが・・・

 佐賀教区帰敬式

 帰敬式とは、「おかみそり」の儀式(髪を剃るマネ、実際には剃りません)を受け、法名を授かり、仏弟子として、人生を歩む誓いをする儀式です。

 本山では、毎日受式できますが、京都まで行けない方のため、本願寺佐賀教堂(西本願寺の佐賀支店のようなお寺)にて、本山から出張されての帰敬式が行われます。

 
日 時:平成25年5月26日(日)
会 場:本願寺佐賀教堂
対象者:佐賀教区内寺院所属の門信徒 
参加費:1万3千円(冥加金1万円、受式経費3千円)


申込みは各寺院に申込み用紙があります。
申込み締め切りは、4月23日(火)です。

今回は、内願法名(自分で付けたい法名を前もって願い出る)は、受け付けて、いないそうです。

 ご門徒さんで、まだ、帰敬式のご縁に遇われておられない方、よきご縁です。
 帰敬式を受けたからと言って、早死にすることはありません。
 死ぬ準備ではなく、人生を仏教とともに、より深く生きるための受式です

 お申し込み、お待ちしております 
 
 

 
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五濁悪世

2013年03月21日 | 仏教
2月21日に「宗祖讃仰作法」音楽法要 について書きましてから、1ヶ月も経ってしまいましたが、その続きの「和讃」(親鸞聖人が書かれた詩)3首目をご紹介です。

 五濁悪世のわれらこそ
 金剛の信心ばかりにて
 ながく生死をすてはてて
 自然の浄土にいたるなれ

 
 五濁悪世(ごじょくあくせ)とは、(「浄土真宗辞典」を参考に私文です)

 五濁とは:悪世にあらわれる5種の濁りのこと
      
 ①劫濁(こうじょく):時代の濁り。飢饉や疫病、戦争などの社会悪が増大する。
 
 ②見濁(けんじょく):自分流の物の見方を絶対正しいものとする偏った見方。思想や見解の濁り。いつも自分を正当化し、他を糾弾する。

 ③煩悩濁(ぼんのうじょく):煩悩が盛んになり、欲深く、すぐ怒ったり、妬んだり、恨んだり。自分の感情にふりまわされる。 
 
 ④衆生濁(しゅじょうじょく):衆生(いのちあるもの:私たち)の資質の低下。
 
 ⑤命濁(みょうじょく);世の濁りの結果、衆生の寿命が短くなること

 
 末法の世とは、平安、鎌倉時代のことではなく、現在、まさに
「今でしょう」と、しみじみ思います。

 つづく・・・
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