散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

伊達紋別の旅2

2005年08月06日 23時30分08秒 | 旅日記
図書館で粘った末、やっと5時になり、祭りに繰り出す人々を横目に居酒屋探し。
意外とこの時間で開いている店は少なく、札幌にも支店のある(しかも本店は室蘭)やきとり「I」へ。
まずはビール。店の母さんを待たせて半分飲んでから、やきとり(焼き鳥ではない。豚だから)とキムチ。
開店後、私が最初の客なのだが、電話予約が入っているらしく、既にやきとり大量生産中で炭火が熱い。
(後で見ると、祭りの武者行列を見る時に、おつまみにやきとりを持っている人が多い)

タレ・辛子が添えられたやきとりが到着。まずは辛子をつけずに一本。
続いて辛子をつけて一本。炭火のせいか焼き方が上手いのか、弾力があって、豚のエキスで膨らんでいるかのような印象がする美味しさ。タレが甘めなので、辛子があう(後で試したが、胡椒も悪くない)。キムチと共に、ビールを呼ぶ味だ。
残念なのは1人前5本セットのものが多いことで、最近小食な私は何とか2本セットのやげん(ナンコツ)というのを注文し、梅サワー。
こちらは塩味だが、みっしりとした肉のうまさは変わらない。

腹が一杯になり、退散。
祭りのために盛り上がりかける街中を歩いて、駅に戻る。駅前では、行列がいよいよスタートする所であった。
(でも、「よさこい踊りと共に武者が練り歩く」らしい・・・)

さて、帰宅にも3時間かかるため、琴似に戻ってきた私はすっかりシラフになっていた。バー「D」へ。
本日は山崎シングルカスク11年No119.6(SMWS)から。
アルコール度数(61.6)の割にはさわやかな味。最後にスパイシーさがしっかり来る。
間にパラダイスをはさんで、No119.5。こちらは甘く濃厚なわかりやすい味。2種類を比べてみると、最初に飲んだ方が、大人しく見えていたが、実は個性的な感じがしてきた。
最後に、ジン+バーボン+カンパリ+ミントリキュール+レモンのカクテル。ミント味で濃厚。やっと帰宅できそうだ。

終わり

伊達紋別の旅1

2005年08月06日 23時26分29秒 | 旅日記
最近の私は休みの日は早起きだ。8時25分の電車で伊達紋別へ向かう。
普通電車のみで行く伊達は遠い。3時間半が経過し、昼ごろに到着。
かなりの暑さの中を、グルメ街道(なんという恥ずかしい名前)を歩いて、そば「J」へ。

この店はタコ天ぷらが名物らしく、天ざる・天丼もあるが、暑さにめげずタコ天とじそばというのを注文した。
ステキな若おかみがつゆに天ぷらを入れ、玉子をときいれ、すぐに到着。
大きく深い丼に、そば・タコの天ぷらが見えないほどに玉子がのっている。まず玉子を一口、出汁を含んでふわふわで旨い。
次に天ぷら。タコをぶつ切りにした天ぷらは、ちょっと厚めの衣だが、油がきつくなく、出汁を含んでこれまたいい味だ。
最後に登場した蕎麦は太めで、つゆの味もちょうど良い。
かなりのボリューム感だったが、食べ進むうちにつゆ・玉子・天ぷらの衣が一体となって味が変化していったので、飽きが来なかった。

店はきれいで感じの良い接客だったので、満足しつつ外に出たが、気温の高さと食べたばかりの熱いそばのおかげで、汗が流れ落ちる。タオルを持ってきて正解だった。
町を北上し、「大雄寺」へ。仙台からやってきて伊達を開拓した伊達邦成公の菩提寺だ。パンフレットを見るとどうやら宝物館があるようなので、お坊さんに声を掛けて見せてもらう。
仏像はあまりなく、伊達開拓の歴史を物語るような品が多かった。

次に、開拓記念館へ。
伊達家ゆかりの江戸時代の道具・屏風や、狩野探幽の画、ひな人形、オルゴールと、いろいろ開拓の苦労はあったとはいうものの、他の開拓記念館とは一線を隔した優雅さが感じられる。
その後、図書館で休憩。雑誌4冊、本1冊。
本日は伊達武者まつりだそうで、公園内にはステージが設置され、アマチュアバンドの演奏が遠く聞こえる(上手くはない)。

続く。