散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20050814最近読んだ本

2005年08月14日 09時17分58秒 | 読書
「老ヴォールの惑星」小川一水
最近あまりない本格SFの短編集。「漂った男」には久々に感動した。人間信頼が全編を通して流れている所が良い。

「大衆食堂」野沢一馬
たまには飯をぐいぐい食わないといかん! と思わせる本。

「人形幻戯」西澤保彦
それぞれに趣向を凝らした短編集だが、そろそろ長編をとお願いしたくなる(文庫しか読まないのが悪いのだが)。

「滅びのモノクローム」三浦明博
ちょっと話の筋道、展開、内容のバランスに説得力がないのだが、書きたい事を書いた作品。意欲はあふれている。

「時生」東野圭吾
主人公の若い時のダメっぷりが気持ちいい程。なるほどこうやって大人になっていくんですね。