散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20050821最近読んだ本

2005年08月21日 15時31分16秒 | 読書
「もう君を探さない」新野剛志
いろいろ材料豊富に書き込まれているが、作りすぎのように思えてくる。決してつまらないわけではないが(再読)。

「罰」新野剛志
小さな発端の陰に大きな事件が隠されているのだが、ちょっと大きすぎのように思える。主人公の一本気さはいい所だが、悲しい(再読)。

「東京イワシ頭」杉浦日向子
若くしてお亡くなりになった作者に合掌。35歳で隠居志望だった彼女だが、その後、約10年。人生に悔いなし、であったろうか?(再読)

「入浴の女王」杉浦日向子
私も年に1回くらい銭湯に行く。その後、近所の居酒屋にできるだけ早く向かい、ビールを飲む。その楽しさを髣髴とさせる本(再読)。

「呑々草紙」杉浦日向子
仕事で酒飲み旅、楽しいかなあ(再読)。

「「名探偵」に名前はいらない」関川夏央
比喩をカットすると文章の量は半分以下に減るだろう。こういう小説を求める人もいたのだろう(もういない?)(再読)。

昼飯

2005年08月21日 15時23分50秒 | 食べ歩き
ちょっと気になっていた琴似のタベルナ「N」へ。
席はカウンターだけ、シェフ一人だけの小さな店だ。
前菜はマイカのマリネ(サラダ仕立て)。イカを揚げてドレッシングであえてある。

主菜はトマトソースパスタとポークソテーからの選択になるとのことで、ポークソテーを選択した。この一見何でもないメニューがどんな姿で登場するのか興味がある。
しばらくして来た皿は、ポークに香草入りのトマトソースがかかっており、カブ・ブロッコリー・ジャガイモ・何だか分からない葉っぱが添えられている。
誰でもできそうだが、味にメリハリがあり(塩加減よい)、肉の外はしっかり、中はジューシーに焼けており柔らかい。やっぱりプロは違うなあ、と食後にコーヒー。

惜しいのは一人でやっているので、余裕がなさそうに見えることだ。急がずに気を長く持って行こう。夜、ワインを飲みながらというのも旨そうだ。