「最後の願い」光原百合
劇団を立ち上げる過程で出会った人々とまきこまれた謎を解く。甘い作風のイメージがあった作者だが、これはなかなか良い。
「龍臥亭幻想 上下」島田荘司
伝説の怪奇殺人事件をベースにしたような惨劇が発生。相変わらずの石岡を電話で御手洗が、ゲスト出演の吉敷が支援するが・・・。結末に不満。
「本棚探偵の回想」喜国雅彦
私は本好きではあるが、特に古本・古書店好きではない。そんな私にも楽しく読める古本LOVEな本。作者のサービス精神が嬉しい。
「パンドラ’S ボックス」北森鴻
作者の自作解説が楽しい、初期作品集。
「作家の四季」池波正太郎
「シネマ通信」を読むと作者の映画好きがよく分かる。死の直前には段々と体調を崩し、あの健啖ぶりも見られない。ちょっと頑固な叔父を失ったような気持ちだ。
以下、図書館の2冊。
「流されびと考」杉本苑子
色々な理由で流浪せずにはいられなくなった人々の話。事実と作者の思い入れがあいまい。
「戦後の巨星 二十四の物語」本田靖春
ひたすら迎合っぷりにイライラ。良い対談というのはゲストの人間味を浮き彫りにするのはもちろん、ホスト自身の輪郭も見えてくるものだと思うのだが。ただただ合わせているだけ。
劇団を立ち上げる過程で出会った人々とまきこまれた謎を解く。甘い作風のイメージがあった作者だが、これはなかなか良い。
「龍臥亭幻想 上下」島田荘司
伝説の怪奇殺人事件をベースにしたような惨劇が発生。相変わらずの石岡を電話で御手洗が、ゲスト出演の吉敷が支援するが・・・。結末に不満。
「本棚探偵の回想」喜国雅彦
私は本好きではあるが、特に古本・古書店好きではない。そんな私にも楽しく読める古本LOVEな本。作者のサービス精神が嬉しい。
「パンドラ’S ボックス」北森鴻
作者の自作解説が楽しい、初期作品集。
「作家の四季」池波正太郎
「シネマ通信」を読むと作者の映画好きがよく分かる。死の直前には段々と体調を崩し、あの健啖ぶりも見られない。ちょっと頑固な叔父を失ったような気持ちだ。
以下、図書館の2冊。
「流されびと考」杉本苑子
色々な理由で流浪せずにはいられなくなった人々の話。事実と作者の思い入れがあいまい。
「戦後の巨星 二十四の物語」本田靖春
ひたすら迎合っぷりにイライラ。良い対談というのはゲストの人間味を浮き彫りにするのはもちろん、ホスト自身の輪郭も見えてくるものだと思うのだが。ただただ合わせているだけ。