散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久々にこれで締めてみた

2013年12月21日 20時06分22秒 | 食べ歩き
刺身と焼き魚しか食べていなかったので、最後に締めたい。しかし、アルコールの強力なカクテルを飲んでしまったので、胃に優しいものがいい。そんな時は、大通駅直結、立ち食い蕎麦の「H」だ。

しかも今日は迷わず「かけそば」。これでいいのだ。



しかし、ちくわそばというメニューは気になる。

いよいよ年末

2013年12月21日 19時54分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ということで、まだ時間は早いが最後はバー「N」へ。1杯目はジャックローズ。



色が美しく、酸味も爽やか。しかし今回は強いカクテル方面へと、アクアビットスモーキーマティーニを久々に飲む。ウイスキーはボウモア(の花の模様のボトルだったか…)。これがなかなか良い味だ。

ここでコーヒーを頼んだ人がいて、店内には良い香りが漂う。これはコーヒー入りカクテルにしてみようと、マール+フェルネブランカ+コーヒーのカクテルが登場。マールのしっかりした味に、リキュールの苦みとリキュールとは全く違う苦みがあって、これは独創的なカクテルだと言えよう。

新しいカクテルとして名前を考えたい気もするが、コーヒーを頼む人がいないとできない(このためだけにコーヒー入れてもらうのもなあ…)ので、ま、やめておこうか。

なお「N」は年内28日(土)まで、年明け1月4日から営業とのことであった。

こういう刺し盛りがうれしい

2013年12月21日 18時22分00秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日はちょっとしたイベントに参加した後、大通の居酒屋「M」へ。北海道産日本酒(銘柄忘れた)の燗酒をもらい、通し3点盛りから。左から、ポテトサラダ、大根と鱈子煮、鶏肉とあっという間に食べてしまう。


→真後ろから結構なライトが当たっていて、写真に影が…。

そしてこの店ではいつも頼む、刺身5点盛りを注文。



つぶ、甘エビ、ホタテ、ホッキ、しめ鯖、金目鯛、マグロ(赤身、トロ)、タコといつもの事ながら、全く5点盛りではないのだ。甘エビは頭の中の身まで鮮度良く、トロの口どけは素晴らしかった。

次は生ニシン焼きを行ってみようかな。



おお、ドーンと結構大きい。早速食べてみると、生ニシンなので身は水分の多い感じ。しかしそれはそれでニシンの特徴であり、塩加減も良く、かなり旨い。今回食べたのはメスで、中にはほどよくカズノコが入っていた。

これを食べきると、何となく満腹感が…。隣のおばさま達が食べていた、おにぎり&ゴッコ汁も気になるのだが…


20131221ギャラリー巡り

2013年12月21日 15時17分58秒 | ART
本日は三越→らいらっく→富士フイルム→リンケージ→資料館→三岸→近美→大丸→大同→時計台→道新→越山計画の12か所。

■リンケージプラザ札幌市博物館活動センター「アンモナイト化石の美と魅力」。展示そのものは非常に興味深いのだが、隙あらばマニアックな話をしようと近寄ってくる、アンモナイト友の会(←会の名前は適当なイメージ)のオジサンたちがちょっと…。



3年ぶりにお届けする、笹戸千津子「洋」。



そしてライオン。



■三岸好太郎美術館「好太郎と節子 素描するよろこび」。素描作品だが、高輪画廊からの出品もあり、珍しい作品を見ることができた。

好太郎「木馬」:撮影可能だったので、少し遠目からそーっと。



好太郎「スポーツ選手(跳躍)」:オリンピックポスターの原画の練習作だったかな。かなり普通にスポーツ大会っぽい。
好太郎「女の顔」:高輪画廊から来た、眼が片方水色に塗りつぶされた、ちょっとモディリアーニを思わせる女性像。

節子「室内」:節子作品23点はすべて高輪画廊のもの。これは赤と青のカーペットにピンクの服の女性と、マティス風の大胆な色彩の作品。
節子「裸婦」:なるほど、節子の実力が分かるデッサン。
節子「スペイン風景」:白壁の建物と石造りの街角を描いた作品。
節子「ヴェネチア」:黒いゴンドラがもやもやと煙のようにゆらいで見える作品。

なかなか面白かった。

■北海道立近代美術館「冬のワンダー☆ミュージアム2014 アートにハート」。
後藤良二「空間の格子」:10人の裸体男子がエビぞりながら、組み体操のように格子模様を作っている作品。遭遇すると驚く。
chiharu mk「crystal blue」:ミニマルミュージックぽい音の作品。
高臣大介「あふれでる。」:宙づりにした沢山のガラス部品をゆらすと、複雑な教会の鐘の音のような音がする作品。見た目にも美しい。「音を聴くときはスタッフにお願いしてください」とのことだが、これはぜひ頼むべきだ。

矢柳剛「黒いジャングル」:基本的に黒のイメージの作品。赤い絵の具のドリッピングが複雑にされている。パワーのある作品。
熊澤桂子「光渦草」:暗闇に光るゼンマイのような植物。こりゃ、奇麗だよ。

これくしょん・ぎゃらりい「北のやきもの史」「田園賛歌-仏蘭西に渡った画家たち」は時間の関係上、ものすごく慌ただしく見たので、いつかもう一度行こう。

古典美、完全美

2013年12月21日 11時48分52秒 | 食べ歩き
あなたは、ふわふわオムレツやトロトロ卵が乗っていたり、デミグラスソースやシーフードホワイトソースが乗っていたりしない、古典的なオムライスが今でもある店を即座に挙げられるだろうか?

札幌で古典的なオムライスが食べたい人には、この店はお勧めできる一つだろう。私は大通西15丁目付近の中華料理店「Y」に入り、形だけメニューを眺めてから、オムライスを注文した。

待つことしばし、期待通りのオムライスが到着である。ケチャップの赤も目に鮮やかで、上から撮影しているのでわかりにくいが、中央部は5センチほどの厚みがある、立体的な紡錘形なのである。この完璧なる古典美はいかがなものだろうか(大げさ?)。



そしてこれを食べてみると…、説明の必要がない「絶妙に普通の」旨さだ。オムライスはこれでいいのだよ。隣で昼からビールと中華料理をやっていた夫婦も、私のオムライスを見て「あれは旨そうだ」「絶滅危惧種だね」と思わず声が漏れてしまうのであった。しかもこのオムライスには、嬉しいことに中華スープが付いているのだ。



しばらく卵を絶っていたので、随分久しぶりに食べるオムライスである。これ以外にも丼物など昼食メニューのポテンシャルは高く、ぜひ他のものも食べてみたい店なのである。