散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20160206ギャラリー巡り

2016年02月06日 16時27分27秒 | ART
本日は市民→道新→時計台→紀伊国屋→大丸→大通→kitakara→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→PORTOの13か所。今年に入って、1日であまり多くのギャラリーを回り切れていない感じがする。

■市民ギャラリー「道展U21」。
前田有優香「ヒロインI」:少女漫画をうまく絵画ジャンルに取り込んだ作品(と、言えるか…)。
野田頭佳奈「潜む」:展示台の上に載っているので、結果的に全く潜んでいないのだが、木の皮で形作られている熊だろうか。
木村このか「漂う」:青系の色彩だけで描き出された女子高生。かなり上手い。

加藤大幹「漣(さざなみ)」:蓮の葉と花のリアル系絵画。やはりこういうのもあっていい。
大久保寧「本音」:若い人の画には欲しい、悩む人物系。
斎藤和奏「閑散」:建物の中庭をコンパクトに切り取った、閉鎖空間の画。以前、高校の展覧会で見たときは、たばこの吸い殻を描いていて、これって必要なのかなあ…、と思っていたのだが、今回はそれが無くなっていた。

佐野肇彦「轟一刻(とどろくひととき)」:小さな五角形の段ボールで形を作った狼か。なかなか良くできた作品だ。
中野志保「『いってらっしゃい』」:女子学生が自宅から外に出る瞬間。外の白い光がまぶしい。
下山将太「warmth」:まぶしい日差しに照らされた川と河岸の石。石の上にはキャラメルが置いてあり、いまにも溶け始めそうだ。

小林雅樹「シャボン玉」:緑色のシャボン液とそこに浮かぶ瓶。色彩が好みである。
澤田雄斗「眼下の先にあるもの」:肌色のサイコロの目は人間の目になっている。よくある感もあるが、実現するとかなり不気味。



■時計台ギャラリー「道都大学美術学部 選抜展2016」。
中村ひとみ「小樽の夕暮れ」:リアル人物画数多く出品される中で、私はこの作品が一番良かった。人物の表情が前向きなところが良かったのか。

■ARTスペース201「群青」。複数の展覧会が開催される中、「元気展」から。
小西まさゆき「ASAHIMACHI」:札幌市の旭町周辺を描いた、風景画。といってもかなりデザイン化されたような作品。テレビ塔、豊平川に加えて、HOKUBU記念美術館が中心に描かれているところもいい。

ドローイングマン「線の事変」:前日に行われたドローイングライブで完成した作品だろうか。独特の線がびっしりと書き込まれていて、もしかするとこの世界は、全く想像もしたことのないものから出来ているのではないかと思わせる作品だ。また、「写楽」という文字が画中に登場し、それも複雑な線で形作られている。実は「写楽」という字は、本当は120画くらいなのではないかと、妙な妄想をしてしまいそうだ。

続いて「対展II」から。
佐々木仁美「創造と破壊」:写真の前の立体作品がいい。緑色の金属で作られた楕円体で、中には炭のようなものが詰め込まれている。内外の対比がとても面白い。

※追記
 2/4に琴似パトス「winter scene from west~美風西来~」に行ってきた。伊藤也寸志の西方面写真群(琴似などが題材)は地元だけあって、非常にうれしいものだった。

ああ、もう一軒

2016年02月06日 16時09分50秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
何だろうね、さっぽろ○祭りのせいか、どうも機嫌がよくない。今日は昼飯時にも飲んでしまったのだが、15時過ぎにもう一杯だ。ということで、西11丁目の「O」へ立ち寄る。今日は比較的空いている日であった。

ホッピー黒を注文し、セロリとサキイカのマヨネーズ和えを食べる。サキイカがソフトな状態だったので、なかなかいい取り合わせだった。



続いて玉子焼きを注文。写真の色がやけに悪いが、鬼おろしに醤油をかけ、それをのせて食べる玉子焼きはなかなか旨かった。



ところで、勘定をしたときにカウンターにいた人が「あ、ども」と声をかけてきたのだが、全く誰だか思い浮かばない。店主に聞くと、別の店のカウンターでよくお会いしていたそうなのだ。但し、私は本を読んでいるし、あまり誰とも話をしないので、向こうが一方的に顔を見知っていたとのこと。そりゃ、誰だかわからないよ。ともあれ、ご挨拶をして店を出る。

西方面に向かいながら、ギャラリーをちょこちょこ巡る。日が長くなってきたのが嬉しい。


昼の蕎麦屋にて

2016年02月06日 12時41分40秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
いつも拝見しているブログを見て、これは行かなくてはいけないと思っていた店なのである。ギャラリー巡りの途中、紀伊国屋書店本店で本を購入してから、近くにある蕎麦屋さん「S」へ。ここは酒のメニューが開店時から注文可能なのである。

店に入ると席数が多い。まだ混雑していないようだったので、2人掛けの席に座らせてもらう。メニューを眺めてしばし検討。第一弾の注文は、そば焼酎湯割(といってもお湯ではなく、蕎麦湯割り)、つくね、さつま揚げとしよう。

まずはそば焼酎が到着。焼酎の量を加減したい人、蕎麦湯を先に入れてから焼酎を入れたい人、いずれにも対応できるように飲むためのカップと別の入れ物で焼酎がやってきた。蕎麦湯はポットに入っているのだが、温度は十分な高さである。



一口飲んだら、つまみもすぐ到着。つくねは実は温泉卵が別盛り。今にして考えると、温泉卵のほうにつくねをつけて食べるべきだっただろうか。皿にのせても良いのだろうが、最後に残った卵が食べにくかった。つくねは3個あるので、そのまま、山椒かけ、唐辛子かけとアレンジしながら食べる。



すぐにさつま揚げも到着。生姜が付いてくるが、こちらも唐辛子をかけたり変化をつけながら食べる。



飲み物は北海道日本酒巡り・日本酒飲み比べというのを注文。壮大なメニュー名だが、小さく「2種類」と書いてあるのと、値段が208円なのだから、ま、こんな感じだろう。



北の勝大海と、もう一つは何かの吟醸酒(聞き取れず)ということだった。これをチビチビ飲みながら、もり蕎麦を注文。



ごくオーソドックスなもり蕎麦であるが、実は薬味軍団がとても豊富なのである。テーブル上にはわさび、ネギ、一味、ゴマ、きざみのり、天かすが置いてあり、自由に使うことが可能なのだ。最初は蕎麦のみ、そこからネギ、わさびを入れ、続いてきざみのり(効果的だった)、ゴマ(邪道か?)、そして最後は天かすを投入して蕎麦を食べきる。

 

残ったつゆに蕎麦湯を投入するが、ここで最後の天かすと、ちょっと入れた一味が効果を発揮するのであった。

結局、12時前に入店し、そのまま12時半過ぎまでいたのだが、大混雑ということはなく、酒を飲みやすい感じであった。惜しむらくは、健康的に店が明るすぎることか。しかし、おつまみメニューは他に鶏もつ煮、角煮があり、ほろ酔いセットもあるので、また来てみたい。



店を出て、すぐそばにある最近できたラーメン屋さんには行列ができていた。それから西7丁目の高架下は何やら工事をやっているようであった。