散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

新春東京(6)餃子

2019年01月05日 22時37分08秒 | 飲み歩き・東京
次は、最近できたらしい神田駅の南側にある「K」に入ってみよう。店頭のメニューを見ると悪くない感じだ。店に入り、立ち飲みカウンターの一角に場所を確保する。飲み物はレモンハイを注文する。

食べ物はそうさなあ、メニューの中から牛肉豆腐、焼き餃子と行ってみるか。

先にやってきた牛肉豆腐。メニュー写真ほどカッコよくはないが、豆腐、ネギが美味い(いや、牛肉もいいよ)。年とともに、こういうつまみがありがたくなるのである。



そして焼き餃子が到着。タレは醤油+酢+コショウとしてみるか。焼きたての餃子をこれにつけて食べると、サッパリしながらなかなかうまい。これ、180円だものねえ。ありがたいね。



それはさておき腹が一杯になってきた。またいつかこの店には来ようと思いつつ、勘定をしてもらう。



時間は早いが(19時)、ホテルにチェックインしよう。神田から有楽町に移動し、コンビニに立ち寄ってからホテルに入る。





明日は一応美術館巡りの予定を立ててはいるのだが、誰も行けと命令しているわけではない。極端な話、一日寝ていてもいいのだ。その幸せ気分をかみしめつつ、シャワーを浴びてから、かぼすハイボールとごまこんぶで一杯。今日はのんびりすることにしよう。


新春東京(5)もつ

2019年01月05日 18時30分02秒 | 飲み歩き・東京
さて、店を出て、飲食店街にでると、その辺を漂う香りで猛烈に腹が減ってきた。今日は昼におにぎり一個しか食べていないのだ。どこか新しい店とも思ったが、まだ新年の営業を開始していないところもある。多少妥協して、一度行ったことのある、もつ焼き「T」へ。

カウンター席の隅に座り、飲み物はバイスサワーを注文。



食べ物は早く出るたんおろし、すじシチュー、もつ焼き(かしら、タン)をお願いする。

バイスサワーと最初にやってきたたんおろしを食べる。おろしポン酢でさっぱり味、腹が減っておりバクバクと食が進む。後半は七味唐辛子をかけて、味に変化をつけてみた。



次はすじシチューだ。トーストしたパンがついてきたので、これに乗せて食べよう。うーん、これはいいねえ。私の今のタイミングにピッタリの濃厚味。ぐんぐん食べて、焼酎の中をお代わりする。



そしてもつ焼きのかしらとタンが到着。最初の1口はそれぞれそのまま食べ、ついてきた味噌を塗りつけて、後半部分を食べる。ちょっとニンニク風味も強いようだが、明日は休みであるし、問題はない。



ここ、いい店なのでこのままもつ焼きを食べる手もあるのだが、違う店にも行ってみたい。これで勘定をして、再び神田の街へ。


新春東京(4)東京バー初め

2019年01月05日 17時53分25秒 | 飲み歩き・東京
うーむ、疲れた。もう少し歩いて、神田に向かう。ちょうどいい時間となり、神田のバー「H」へ。今年の営業は昨日かららしい。

1杯目はジン+オレンジ+炭酸のカクテル。開店とともにお客さんラッシュになったようで、かなり時間がかかったが、やむを得まい。



2杯目は手がかからないように、ウイスキーを注文。流れでスぺイサイドのウイスキーを飲むことになり、スプリングバンク10年を頂く。これはあまり過剰な味がしない、いいウイスキーだね。



3杯目は抹茶リキュールが無く(ああ、なんてこった)、マンハッタンを注文。ライウイスキーはということで聞いてみると、アルバータスプリングスがあるというので、それを使ってもらった。なかなか、甘みと強さを兼ね備えたライウイスキーで、いいじゃないか。



ということで、このくらいにしておこう。

ちなみに先客に4人グループがいたのだが、この時間から酔ってもいないのに、声が大きすぎる(4人中2名)。そして、カウンター上での手の動きが大きく、ヒヤヒヤさせられた。こういう無神経なバカはバーでは見たくないものであるなあ。


新春東京(3)三井記念美術館

2019年01月05日 16時18分19秒 | ART
三菱一号館美術館から、歩いて東京駅に北側を通り、日本橋から三越前へ。



■三井記念美術館「国宝 雪松図と動物アート」。ま、それなりに面白い。
沈南蘋「花鳥動物図」:おめでたい吉祥画でいい感じだ。
円山応挙「雲龍図」:雲のにじませ方と水分を含んでいる様子。さすがである。
長沢芦雪「白象黒牛図屏風」:白象、黒牛ももちろん迫力があるのだが、この作品の人気は白い犬がポイントではあるまいか。

円山応挙「梅花双鶴図小襖」:鶴の羽の描写が素晴らしい。
高瀬好山「昆虫自在置物」:これは持っていたら自慢だよねえ。
安藤緑山「染象牙貝尽置物」:うーむ、これは欲しい。

「昭和日本の動物切手」:懐かしの魚貝シリーズが展示されていたが、こういう切手なら集めたいんだよな。
「十二類合戦絵巻」:十二支と狸・狼・熊・鳶などが戦うという絵巻。面白い。
象彦・戸嶌光孚「遊鯉蒔絵額」:水面上から泳ぐ鯉(22匹か)を描いたリアルな作品。

今日の美術館巡りは2つくらいにしておくか。

新春東京(2)三菱一号館美術館

2019年01月05日 14時12分20秒 | ART
モノレールで浜松町に行き、京浜東北線で東京駅に移動。おっと、ここに来たら立ち寄っていくか。

■KITTE「石の想像界――アートとアーティファクトのはざまへ」。なかなか興味深い展示ではあったのだが、出品目録も無ければ、写真撮影も不可(一般的に博物館は撮影可能なのだが…)。



そこから今日のメインの目的地は三菱一号館美術館である。

■三菱一号館美術館「フィリップス・コレクション展 A MODERN VISION」。最初の方はあれれ? と思ったのだが、途中から興奮するくらいの名作オンパレード。なるほど、いい作品を持っているな。



ドミニク・アングル「水浴の女(小)」:うーむ、こんな作品を持っているのか。トロリとした女性の白い肌が、さすがアングルである。
クロード・モネ「ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)」:崖のサイズが作品からは良く分からないが、なんとなく納得させられる。
ポール・セザンヌ「ザクロと洋梨のあるショウガ壺」:セザンヌの「ザ・形」作品。

エドゥアール・ヴュイヤール「新聞」:室内の装飾(特に壁紙、カーテン、テーブルクロス)を丁寧に書いた、親密さの香る作品。
エドガー・ドガ「稽古する踊り子」:踊り子の水色のスカート、足の跳ね方など、素晴らしい作品だ。
ピエール・ボナール「リヴィエラ」:手前の木から奥へと、善策張りの風景である。

ピエール・ボナール「棕櫚の木」:手前の人物と樹木から、奥の方の街並みまで。これがボナールワールドか。
ジョルジュ・ブラック「ブドウとクラリネットのある静物」:いくつかブラックの作品があったが、これが一番いいかな。
ジョルジュ・ブラック「ウォッシュスタンド」:ちょっとアメコミが入っているような作風。

ジョルジュ・ルオー「ヴェルレーヌ」:これはこれまで見たルオー作品では、相当良い方では。
シャイム・スーティン「嵐の後の下校」:嵐の気配が漂う緑色の風景画に、立ち向かう子供二人。情感あふれるいい作品だ。
ワシリー・カンディンスキー「連続」:生物図鑑のようにも、楽譜のようにも見える。

パウル・クレー「画帖」:古代のシンボルを描いたような作品。クレーのセンスが分かる。
ジョルジョ・モランディ「静物」:この何でもない感じと震える線。モヤモヤ感のある作品。

複製画の撮影コーナーがあったので、ピエール・ボナールの「犬を抱く女」を撮影。昨年見たボナール展により、少しは興味が出て来たのかもしれない。


新春東京(1)土曜日発

2019年01月05日 12時02分36秒 | 旅日記
ここ数年、1月初旬の出張が発生している。

朝6時起床。朝食を取り、8時過ぎに出発。



琴似駅からエアポートで新千歳空港に向かう。今年も恒例の年始直後の出張だ。さすがに土曜日とあって、琴似から新千歳空港まで座席に座っていくことができたが、帰省から戻る人もいるのだろう。予想以上にエアポートは混雑していた。

新千歳空港もかなりの混雑。私の乗る飛行機も満席とあって、約10分遅れで発進。完全に満席であるため、いつも通り睡眠に逃避するのであった。

予定から10分遅れで羽田空港に到着。昼食をとるタイミングが無いため、空港のコンビニでおにぎりを1個購入し、モノレールの中で食べる。



などと文句を言っていたのだが、実は午後から新千歳空港は大雪のため飛行機の欠航が相次ぎ、何と約2000人が飛行場に缶詰めになったというではないか。単に遊びたいがために土曜日の朝出発としたのが、幸いしたのである。