散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小樽のゴールデンコース(2)

2019年09月14日 22時00分01秒 | 飲み歩き・北海道内
2軒目はもちろん小樽のバー「A」へ。1杯目はふっと目についたカルヴァドスのソーダ割りでスタート。甘味がほんのりあって、香りが良い。



2杯目は恒例のシャンゼリゼ。今日もマスターの調子は快調だ。

3杯目はロブロイ。マッカラン12年を使ったゴージャスなやつ。

調子に乗った4杯目は、マスターが奥から封を切っていないというブラックニッカブレンダーズスピリットを出してくれたので、ストレートで飲む。ブラックニッカのシリーズはいろいろ出ているが、これはひとしお美味い気がする。



更に調子に乗って、これでマンハッタンっぽいカクテルを作ってもらうことにした。ブレンデッドなので、パンチはそれほどなかったが、上質なウイスキーカクテルになった。

もう一人カウンターに座っていた白髪氏も札幌から来ているらしい。私が「そうですね、15年くらいは通っているかなあ」というと「先輩!」と言われてしまったが、年齢的にも私の方が年上の可能性もあるな。ちなみにこのバーに通いだして、もうすぐ19年が正解だった。

この後、高速バスで札幌に帰ったが、危うく降りるべきバス停を乗り過ごすところだった。そして酔った勢いでコンビニで買い物をしてから帰宅。どうやらすぐ寝たらしい。

小樽のゴールデンコース(1)

2019年09月14日 18時24分12秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、小樽の夕方、今日は久しぶりに「O」に行くことにしよう。3連休初日ということで、予約営業で一杯ということも考えられたが、幸いなことに大丈夫であった。

いつものカウンター端の席に座り、ビールでスタート。これもいつもの刺身盛り合わせをお願いする。今日は海老、ホタテ、イカ、ゲソ、マグロ、赤貝、ホッキ、かんぱち、白身(平目なのか?)の盛り合わせ。ちょうど良く、これだけの種類を盛ってくれるのが嬉しい。



たまらず秋田の六州を注文。



次は今日のお勧めの中から、天然舞茸の天ぷら。香ばしく仕上がった天ぷらは塩で食べるのがお勧めなのだが、天つゆも美味い。そして舞茸の香りも濃厚である。



締めに食べるのは、丁寧にじっくり時間をかけて焼いてくれたなめたかれい。白身の美味さと皮のいい香りがマッチしているなあ。



途中、一人で来た観光客が寿司とザンギを頼んでいた。ここのザンギはげんこつザンギと書いてあり、名物らしい。3個と5個が選択できるのだが、隣の客の所に来たのを見ると、本当にこぶしサイズのモノが3個乗っていたので、とてもじゃないが私には食べきれない。1個から注文できるとありがたいのだが、それはさすがに我儘が過ぎるというものだ。

今日は結構食べたが、やはりこの店に間違いなし。さあ、次に行くか。

20190914ギャラリー巡り(小樽含む)

2019年09月14日 16時48分46秒 | ART
本日はプラニス→小樽博物館→旧手宮線跡地→小樽芸術村→小樽文学館→小樽美術館→小樽市民ギャラリーの7か所。

■プラニスホール「鼓動する日本画」。とりあえず見ておくことにした。
三瀬夏之介「web ufo」:web上でufoとタグ付けされた画像をコラージュしたものらしい。ごく普通に色彩が魅力的な抽象画としてみていた。



平向功一「流氓」:この車であてもなくさすらうのか…。いや、すべての人は何かに乗ってさすらっているのか?



JRで小樽に移動し(結構込んでた)、小樽駅前からバスで手宮へ。正直な所、小樽のバスは分かりにくい。いまだに在住市民のことしか、考えていないのではなかろうか。どうしてバスターミナルに分かりやすい路線図がないのだろう…。

手宮からは博物館の手宮口から入り、ちょうどアイアンホース号の運行に出くわした。一時期故障していたという話も聞いていたが、無事に運行され、多くの親子連れが乗っていたようである。


→動いているところなのだが、静止画のため臨場感がない。

アイアンホースとすれ違い、博物館本館へ。


→これは扇形車庫かな。

今日の目的はこれなのである。

■小樽博物館「星コレクション -北鉄路の記憶【昭和編】-」。





国鉄時代の「あさひがわ」駅。私ももちろんこの時代(写真は昭和36年なので、生まれる前)の旭川には行っているが、自分が「あさひかわ」と「あさひがわ」のどちらで発音していたかは記憶にない。



バスで小樽の中心部に戻る。

■小樽・旧手宮線跡地「小樽鉄路写真展」。印象的なのは昨年の北海道大震災直後の写真を集めたもの。自分自身は2日間停電だっただけで、被害も苦労もないため「のど元過ぎれば…」という状態になっているが(しかも震災3日目から四国旅行に行った)、いろいろあったなあ。

ここで、小樽博物館運河館に行くのを忘れる。

■小樽芸術村「浮世絵コレクション第4期 月岡芳年「月百姿」」。古今東西の有名人(古くは曹操から)が眺める月、季節の月を特集した展示である。第3期を見そびれてしまったのだが、これからも小樽芸術村の展示には期待したい。

今回の展示は旧三井銀行小樽支店で行われているのだが、建物の一角には新たにガラスランプとステンドガラスの展示が増えていた。まだまだお金かけまっせ(なぜか関西弁)というところか。



■小樽文学館「Deep小樽 写真を読む」。小樽のいろいろな地区を撮影した写真展示があったが、やはり私は街の写真が好きなのである。素敵な看板を見つけたり、当時のメニューやその価格が分かるような写真があるととてもうれしい。そういう意味では「写真を読む」にマッチした男である(意味は違うと思うが…)。

2009年の花園の写真には「大衆酒場第一モッキリセンター」の看板が写っていた。2012年の稲穂では「コーヒーショップつどい」に明かりがともり、やっているように見えるではないか。こういう写真が好きなのである。



■小樽美術館「中村善策「空のいろ、海のいろ」」。大体見たことのある作品だと思うが、なぜか未完だと思われる「山村流水」という作品が展示されていた。絶筆でもないようだし、不思議である。

■小樽美術館「北海道の緑 佐藤進・佐藤道雄と一水会の画家たち」。
佐藤道雄「鉄塔のある丘」:近くで見ると葉っぱの描写などは適宜省略されているのだが、遠目に見ると緑の涼しさがある。
中村善策「大沼と駒ケ岳」:山の頂点が鋭く、その上に浮かぶ小さな雲も素敵な作品。
中村哲泰「灯台の見える風景」:ゴツイ岩と深い海の対比が素晴らしい作品。

中村善策「積丹半島白岩」:これも岬の天辺が高く、エッジの効いた小品。
金丸直衛「虹と北の港町」:最後に虹がでて、スッと明るくなるような面持ちだ。

最後に全体を一周して見て回ったが、どこか涼しくなってきた北海道の自然の中を散歩したような気分になる展覧会であった。


札幌駅付近で昼食

2019年09月14日 11時33分19秒 | 食べ歩き
立ち寄った場所の関係で、エスタ10階で昼食。どの店に入るか少し迷ったが、久しぶりに中華料理の「S」へ。街中華も良いが、ここの安定感は間違いがない。

夜にあれこれ食べることも想定し、一番オーソドックスなランチの中から、牛肉といろいろ野菜の炒め物を食べることにした。周りはビール飲んでいたりするけれども、まあ、ここは我慢だな。

待つことしばし、定食が到着した。まず玉子スープから味見するが、よくできてる。続いて牛肉と野菜炒め、味付はご飯に合わせて少し濃いめだが、野菜(青菜、竹の子、葱、キャベツ、ヤングコーン、ピーマン、しめじ等)を肉のサイズに合わせて切りそろえており、実に食べやすい。



これはご飯が足りんなあ(お代わりできるのか? まあそんなに食べないけど)。後半は少し脂っぽく感じたが、実に美味い定食だった。デザートなどにも目が行くが、そこも我慢して札幌駅に向かう。