散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

蕎麦屋のラーメン(2)

2013年12月28日 12時50分41秒 | 食べ歩き
私はここ3年ほど、年末年始休暇に入った頃に札幌駅近くの某ラーメン店に行くのを楽しみにしていた。何となく昔ながらの味ということで、そこのラーメンを食べて年の節目にしていたのだ。しかし、その店がちょっと行きづらい所に移転してしまった。さて、今年からどうしようという所だったのだが、暦の関係上、西18丁目近くの蕎麦屋「Y」食堂が開いていたのである。

喜びいさんで店内に入り、ラーメンを注文。



麺かため、懐かしい具材にスープが旨い。

今年は幸い事なきを得たが…、と思って来年のカレンダーを見ると、またもや9連休になりそうだ。来年もこの店にくれば問題ないかな。


20131225最近読んだ本

2013年12月25日 23時43分51秒 | 読書
■「鯛やきの丸かじり」東海林さだお
再読。

■「化学探偵Mr.キュリー」喜多喜久

■「実在ゲキウマ地酒日記2」須賀原洋行
奥様がお亡くなりになったので、一旦終了。

■「アイウエオの陰謀」東海林さだお
再読。

■「マツタケの丸かじり」東海林さだお
再読。

以下、図書館の5冊。
■「ファースト・サークル」坂本壱平

■「ドラゴンリップ」鯨統一郎

■「笑う娘道成寺」鯨統一郎

■「初陣」今野敏
「隠蔽捜査シリーズ」の主人公ではない登場人物から見た視点で描いた作品。主人公が原理原則を重視するかなりの人物なのだが、いやいや凡人(それでもキャリアなのだが)にだってやることはあるぜ、という快作。

■「ディーセント・ワーク・ガーディアン」沢村凛
労働基準監督官の物語。推理小説プロパーの作家ではないと思うが、謎もあり読み応えがあった。

クリスマスせんべい汁

2013年12月25日 20時56分35秒 | 飲み歩き・琴似界隈
この世にクリスマスなどというものはない。何かの幻想である。

と、バカげた意見からスタートしてみたが、本日は琴似の居酒屋「D」へ。最初から冷たいのをということで、醴泉純吟生酒といかつくねからスタート。



写真は1個いかつくねを食べたところなのだが、素朴な味がいい。2個目は塩少々、3個目は醤油少々でまた味が引き立つ。

次は「いわし刺身と…」と言ってみたところ、マグロブツにマツカワ鰈縁側がついてきた。いわしのとろけるような脂がいい。マグロももちろんなめらかな身でしつこくない。縁側はかなり大きな魚体のものだろう。プリプリとした身である。



ここでメニューに懐かしいものを発見。新潟に行った時に食べた「かきのもと(菊花)」である。「こっちじゃ、もってのほかといいますね」とさすがに何にでも詳しいマスターである。これをメニューにはサラダ風とあったが、酢の物にしていただいた。そこに新潟の酒「豊醇無盡たかちよ 純米大吟醸 扁平精米 無調整生原酒 厳選中取り本生」(長いよ)を合わせると盤石の味だ。

 

扁平精米というのは米の形に沿って精米し、中心部を有効に利用するためのものらしい。

さあ今度は一転して、蒸し鶏台湾風ごまだれかけである。これはタレに五香粉が入っているところがポイントである。さらにマスターが笑いながら台湾のマヨネーズを出してくれた。なぜ笑いながらなのかというと、原材料が「油、砂糖、…」ということで、ものすごく甘いのだ。単独で食べるととても無理な味なのだが、ほんのちょっとだけ蒸し鶏につけると、意外と美味しかったりする。



そして、本日の本題、せんべい汁である。私はこれを本場で食べたことはないのだが、以前にこの店で食べて非常に感銘を受けたのである。今日の味わいも、具材たっぷり、せんべいの微妙な歯触り(アルデンテ)、そして汁の旨さと答えられない味であった。ここには十四代本丸を合わせてみる。



結構ボリュームありのメニューだったので、最後に軽くウイスキーで締めよう。と思ったら、「ちょいとおつまみに」ということで、ニシン白子ポン酢(ものすごく質がいい。なめらか)と鱈・鯖の冷燻(生々しく、燻製の香り)が登場。

 

そしてウイスキーはミルトンダフ12年。実にいい甘みを持った、バランスのいい味である。



今日も満喫、いい1日だった、ということにしておこう。

今、あえて伝統的札幌ラーメン(12)

2013年12月23日 12時06分15秒 | 食べ歩き
さあ、このシリーズも続いているんだかどうだかわからなくなってきた。ということで、やや無理やりながらこのカテゴリーで投稿してみることにする。

今日も雪がちらつく中、琴似のラーメン店「S」へ。久々にやってきたが、今日の店内は女性陣3人体制であった(出前もあり)。大体こういう店ではオーソドックスなラーメンを食べることが多いのだが、寒さゆえの気まぐれか、しょうゆ・しお・みそと続くメニューの4番目、ピリ辛ラーメンを注文することにした。店の人から「味噌でいいですか?」というのでうなずいておいたが、後でメニューをゆっくり見ると、醤油味でもできるようだ。

そしてほどなくやってきたのが、こんな感じ。具はもやし、葱、メンマ、ナルト、チャーシューと、味がピリ辛とはいえ、伝統的な札幌味噌ラーメンの系譜と言えるだろう。



味はそれほど過激でない辛さが嬉しい。食べ進むにつれて、かなりの汗が出て来た。麺がちょっと柔らかめだが、まあ許容圏内だろう。それほど期待していなかったチャーシューがしっかり目の味付けで、美味しい。

食べ終わったところで、一番年配の女性に「辛かったでしょ」と言われたが、「いや、旨かったです。体が温まりました」と言って店を出た。心安らぐ、近所のラーメン店。また来てみたいものである。タンメン、チャーハン、カツカレー等が気になる。


20131222最近読んだ本

2013年12月22日 22時19分04秒 | 読書
正月用の本を買ったのは良いが、マンガはあっという間に読んでしまうし、備蓄が手薄になりそう。今日は図書館で6冊ほど本を借りておいた。

■「ニッポン清貧旅行」東海林さだお

■「タクアンの丸かじり」東海林さだお

■「謀略のサイコド ペリーローダン463」エーヴェルス
誰が味方で誰が敵なのか? しかし今回活躍のテングリ・レトスって人、これまでに出てきてたっけ?

■「バーテンダー a Paris6」城アラキ、加治佐修
結構感動的なパリ編最終巻。次回はついに日本編へ。

■「日本史の謎は「地形」で解ける」竹村公太郎

■「刑事さん、さようなら」樋口有介
これまでに多かった中年男+魅力的な美女パターンからちょっと外れた内容だった。

■「酒のほそ道34」ラズウェル細木

■「はしご呑み2」ラズウェル細木
ファミレス飲みや浅草でのはしご呑みは実感を持って読め、面白かった。

■「おひとりさま」新久千映
映画や回転すし、居酒屋等に一人で行った体験談マンガなのだが、普通一人で行くものだからなあ…。紹介されている中でやったことがないのは、一人スポーツくらいだ(そもそもスポーツをやらないためだが)。

恐るべし日曜プレート

2013年12月22日 17時10分48秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は軽く飲んで行こうと、16時ちょっと前に狸小路の居酒屋「K」へ。正確には開店時間前とあって、1番目の客になってしまった。燗酒を注文し、日曜日なのでつまみは日曜プレート(店主おまかせ)にする。



普段は皿の上に何品かのつまみが乗ってくるのだが、今日の寒さのせいで普段とは違うスタイルでつまみが出る。まずはきのこ塩汁。きのこの風味ととろみが嬉しい。すぐさまキムチホルモン煮込み。これは辛味で体を温めようという算段か。

 

ニシン甘露煮と漬物が登場。沢庵がやけに立体的だが、これが噂に聞く自衛隊レーション缶詰の沢庵なのである。缶詰の高さに合わせてカットされているので、2センチほどの厚みがあるのだ。

 

さらにはミニカツとマカロニサラダ。好物のマカロニサラダが嬉しい。そして締めには南瓜の小豆煮。冬至ということで、ママからのちょっとしたサービスである。

 

これだけ出てくるとつい酒もすすんでしまい、きりんざん純米原酒、繁枡純米大吟醸にごりを飲んでしまった。しかし、この日曜プレートが500円なのだから、つまらない通しを漠然と出している店は、考え方を改めてほしいものである。



おまけに自衛隊レーション缶詰までおみやげに頂いてしまった。年内は30日まで(大掃除してるかも、とのこと)、年始は1月2日から(その日は正月プレートあり)とのこと。ぜひまた旨いものを出して下さい。

 

20131222ギャラリー巡り

2013年12月22日 16時00分47秒 | ART
本日は北大総合博物館→芸森→スカイホール→さいとう→大洋の5か所止まり。

■北海道大学総合博物館「タイからワニがやってきた!」。1階にて小規模展示であった。しかし、巨大ワニの頭蓋骨化石を見ると、哺乳類としては絶望感を感じるね。

 

それから以前、自らをロボットに変えてまで組み合わせの数を求め続けるお姉さんの特集があったが、さらにパワーアップした展示が行われていた。

 

組み合わせの数(パターン)の共通部分を同一とみなして計算速度を上げる、パターン圧縮がポイントになるらしい。

■札幌芸術の森美術館「アクア-ライン」。なかなか良い展覧会だった。



山田恭代美「そらとみずのあいだで~みず」:濃い青から白が混じった青までの色彩の変化は、夜から昼への移り変わりでもあり、夏から冬への移り変わりでもある。
国松希根太「SNOWFLAKE」:中央に氷山をイメージした丸太、その周りに流氷をイメージした6つの破片。あちこちにクリスタルのきらめきが見える。なかなかいい、正統的インスタレーションという感じだ。
山田良「海抜ゼロメートル/石狩低地帯」:いや、美術作品でこれほど恐ろしい思いをしたのは初めてだ。

端聡「水への返礼。水に対する私のエンターテインメント」:16個の鉄の箱に乳白色の水を流し、そこに文字や映像を映した作品。自然の姿と同時に、心象風景を表現したものであろう。
前澤良彰「(作品タイトルは日付+地名)」:どうにも白黒写真の意義にピンとこない私であったが、これを見ればその意味合いは一目瞭然だ。やはり白黒写真とは何よりも光と影をとらえる試みなのだろう。白い部分は水や氷、また雲であったりするのだが、周りの状態が異なればそれは黒く見える場合だってある。この相対的な見え方の変化を、写真家は自らの表現としてとらえようとするのかと思った。1作挙げるとすると「20090731172026sapporo」では、黒く見える札幌の街に、豊平川がうねうねと白い光のように見えるのが印象的であった。

蒼野甘夏「BATUCADA」水牛に乗った女性形の大威徳明王。これは手ごわそうだ。日本画の伝統と現代の人間が自然に持つイメージをうまく融合した作品だと思える。
徳丸晋「minamoシリーズ」:水の表面がこのような色と形を取るということを、ぜひ見てほしいものである。
吉成翔子「静かなそよそよ」:可愛らしい植物群と生物だが、これらの背景には「水」があるということだろう。鉄製なので、時に忘れてしまいがちなことである。



世の中、すっかりクリスマス気分なのか? そういえば街に出ている人が多いような気がした。



■スカイホール「札幌スタイル・パサージュ2013 おとなのブルークリスマス」。福井さんのキャンドルを購入。お供え餅風ネコである。



■ギャラリーさいとう「'13~'14展」。
水戸麻記子「うん・あ」:正月飾りのまゆ玉を顔にした阿・吽の2名。どこからこんなイメージが…
宮地明人「師走」:柿の実かな? 上手い。
泉修次「福の穴」:毎年恒例のおみくじ作品。今年は小吉だった。そういえば、近美の展示室で引いたおみくじは中吉。もちろん、信じているわけではない。

亀井由利「正月」:太陽の赤を地に、金色の円に緑や紫の色彩を散らした作品。これで初日の出に見えるのだから、面白い。
櫻井マチ子「…だったの」:白地に灰色の円と曲線で、これは今年の干支の巳をイメージしたものか。モノトーンは珍しい印象。
佐々木けいし「嫦(こう)」:輪に球を4つつないだ、パッと見に虫めがねのような形。そこにオレンジ・紫・青色を配置して、非常にきれいな作品。

さあ、ギャラリー巡りも残すところ後1回か。

こうして見ると立派な定食

2013年12月22日 12時02分30秒 | 食べ歩き
本日は久しぶりに北大中央食堂にて昼食を取る。この猛吹雪の中、日曜日も開いているのがありがたかった。



食べたのはアラカルトでご飯(小)、味噌汁、チキン香草焼き、サラダバイキングである。写真で見るとちゃんとした定食っぽいが、これで何と409円。社会人にとっては相当安く思える値段だ。



とはいえ、私が学生時代は280円の定食から味噌汁20円を引いて260円にして食べたり、カレー大250円を食べていたからなあ。しかも今時期はXmasティラミス、クリスマスチキンカツ、ローストチキンなんていうメニューもあったりして、隔世の感である。



しかも1月になると九州沖縄フェアでゴーヤチャンプル、鶏飯、うまいもんまつりで名古屋味噌かつ、サンマー麺が出るというのだ。何だかなあ…、という気もしてくるのであった。


久々にこれで締めてみた

2013年12月21日 20時06分22秒 | 食べ歩き
刺身と焼き魚しか食べていなかったので、最後に締めたい。しかし、アルコールの強力なカクテルを飲んでしまったので、胃に優しいものがいい。そんな時は、大通駅直結、立ち食い蕎麦の「H」だ。

しかも今日は迷わず「かけそば」。これでいいのだ。



しかし、ちくわそばというメニューは気になる。

いよいよ年末

2013年12月21日 19時54分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ということで、まだ時間は早いが最後はバー「N」へ。1杯目はジャックローズ。



色が美しく、酸味も爽やか。しかし今回は強いカクテル方面へと、アクアビットスモーキーマティーニを久々に飲む。ウイスキーはボウモア(の花の模様のボトルだったか…)。これがなかなか良い味だ。

ここでコーヒーを頼んだ人がいて、店内には良い香りが漂う。これはコーヒー入りカクテルにしてみようと、マール+フェルネブランカ+コーヒーのカクテルが登場。マールのしっかりした味に、リキュールの苦みとリキュールとは全く違う苦みがあって、これは独創的なカクテルだと言えよう。

新しいカクテルとして名前を考えたい気もするが、コーヒーを頼む人がいないとできない(このためだけにコーヒー入れてもらうのもなあ…)ので、ま、やめておこうか。

なお「N」は年内28日(土)まで、年明け1月4日から営業とのことであった。

こういう刺し盛りがうれしい

2013年12月21日 18時22分00秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日はちょっとしたイベントに参加した後、大通の居酒屋「M」へ。北海道産日本酒(銘柄忘れた)の燗酒をもらい、通し3点盛りから。左から、ポテトサラダ、大根と鱈子煮、鶏肉とあっという間に食べてしまう。


→真後ろから結構なライトが当たっていて、写真に影が…。

そしてこの店ではいつも頼む、刺身5点盛りを注文。



つぶ、甘エビ、ホタテ、ホッキ、しめ鯖、金目鯛、マグロ(赤身、トロ)、タコといつもの事ながら、全く5点盛りではないのだ。甘エビは頭の中の身まで鮮度良く、トロの口どけは素晴らしかった。

次は生ニシン焼きを行ってみようかな。



おお、ドーンと結構大きい。早速食べてみると、生ニシンなので身は水分の多い感じ。しかしそれはそれでニシンの特徴であり、塩加減も良く、かなり旨い。今回食べたのはメスで、中にはほどよくカズノコが入っていた。

これを食べきると、何となく満腹感が…。隣のおばさま達が食べていた、おにぎり&ゴッコ汁も気になるのだが…


20131221ギャラリー巡り

2013年12月21日 15時17分58秒 | ART
本日は三越→らいらっく→富士フイルム→リンケージ→資料館→三岸→近美→大丸→大同→時計台→道新→越山計画の12か所。

■リンケージプラザ札幌市博物館活動センター「アンモナイト化石の美と魅力」。展示そのものは非常に興味深いのだが、隙あらばマニアックな話をしようと近寄ってくる、アンモナイト友の会(←会の名前は適当なイメージ)のオジサンたちがちょっと…。



3年ぶりにお届けする、笹戸千津子「洋」。



そしてライオン。



■三岸好太郎美術館「好太郎と節子 素描するよろこび」。素描作品だが、高輪画廊からの出品もあり、珍しい作品を見ることができた。

好太郎「木馬」:撮影可能だったので、少し遠目からそーっと。



好太郎「スポーツ選手(跳躍)」:オリンピックポスターの原画の練習作だったかな。かなり普通にスポーツ大会っぽい。
好太郎「女の顔」:高輪画廊から来た、眼が片方水色に塗りつぶされた、ちょっとモディリアーニを思わせる女性像。

節子「室内」:節子作品23点はすべて高輪画廊のもの。これは赤と青のカーペットにピンクの服の女性と、マティス風の大胆な色彩の作品。
節子「裸婦」:なるほど、節子の実力が分かるデッサン。
節子「スペイン風景」:白壁の建物と石造りの街角を描いた作品。
節子「ヴェネチア」:黒いゴンドラがもやもやと煙のようにゆらいで見える作品。

なかなか面白かった。

■北海道立近代美術館「冬のワンダー☆ミュージアム2014 アートにハート」。
後藤良二「空間の格子」:10人の裸体男子がエビぞりながら、組み体操のように格子模様を作っている作品。遭遇すると驚く。
chiharu mk「crystal blue」:ミニマルミュージックぽい音の作品。
高臣大介「あふれでる。」:宙づりにした沢山のガラス部品をゆらすと、複雑な教会の鐘の音のような音がする作品。見た目にも美しい。「音を聴くときはスタッフにお願いしてください」とのことだが、これはぜひ頼むべきだ。

矢柳剛「黒いジャングル」:基本的に黒のイメージの作品。赤い絵の具のドリッピングが複雑にされている。パワーのある作品。
熊澤桂子「光渦草」:暗闇に光るゼンマイのような植物。こりゃ、奇麗だよ。

これくしょん・ぎゃらりい「北のやきもの史」「田園賛歌-仏蘭西に渡った画家たち」は時間の関係上、ものすごく慌ただしく見たので、いつかもう一度行こう。

古典美、完全美

2013年12月21日 11時48分52秒 | 食べ歩き
あなたは、ふわふわオムレツやトロトロ卵が乗っていたり、デミグラスソースやシーフードホワイトソースが乗っていたりしない、古典的なオムライスが今でもある店を即座に挙げられるだろうか?

札幌で古典的なオムライスが食べたい人には、この店はお勧めできる一つだろう。私は大通西15丁目付近の中華料理店「Y」に入り、形だけメニューを眺めてから、オムライスを注文した。

待つことしばし、期待通りのオムライスが到着である。ケチャップの赤も目に鮮やかで、上から撮影しているのでわかりにくいが、中央部は5センチほどの厚みがある、立体的な紡錘形なのである。この完璧なる古典美はいかがなものだろうか(大げさ?)。



そしてこれを食べてみると…、説明の必要がない「絶妙に普通の」旨さだ。オムライスはこれでいいのだよ。隣で昼からビールと中華料理をやっていた夫婦も、私のオムライスを見て「あれは旨そうだ」「絶滅危惧種だね」と思わず声が漏れてしまうのであった。しかもこのオムライスには、嬉しいことに中華スープが付いているのだ。



しばらく卵を絶っていたので、随分久しぶりに食べるオムライスである。これ以外にも丼物など昼食メニューのポテンシャルは高く、ぜひ他のものも食べてみたい店なのである。